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参院選の予想議席数だと日本の国会は機能不全になる(太陽光発電日記by愛知・横田管工)より
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参議院選挙後の政界の動きを予見させるニュースが入ってきました。
小沢鳩山ダブル辞任後の民主党内の動きは、”郵政マネー”放出を狙う金融マフィアの影響下にあるグループの政治工作による”売国クーデター”だったんじゃないかという危惧をもってきました。そのクーデターの主役のひとりである民主党の枝野幹事長が、参院選後のさらなるネオリベ路線の強化を狙っていることをうかがわせる、注目すべきニュースが入ってきました。
以下 NHK ニュース (6月27日21時24分)より引用
民主党の枝野幹事長は、記者団に対し、参議院選挙後の政権運営に関連して、公務員制度改革などの政策で一致できるとして、みんなの党に対し、政策面での連携を呼びかけたいという考えを示しました。
このなかで、枝野幹事長は「参議院選挙が終わったら、民主党の議席数にかかわらず、政策が一致したり、近い部分では、どの党とも協力できるところは協力できるし、その流れになるように努力したい」と述べました。そのうえで、枝野氏は「少なくとも、みんなの党とは行政改革や公務員制度改革のかなりの部分で一致していると思う。政策的な判断としては、いっしょにやっていただけると思う」と述べ、みんなの党に対し、政策面での連携を呼びかけたいという考えを示しました。みんなの党の渡辺代表は、北海道旭川市でNHKの取材に対し、「みんなの党は、アジェンダ=政策課題が明確だ。民主党とどこが一致できるのか。みんなの党の重点アジェンダである公務員制度改革は、まるっきり別だし、郵政民営化も、われわれは完全民営化を主張している。民主党のマニフェストと全然違うので、どこがいっしょにできるのか教えてもらいたい」と述べました。国民新党の下地幹事長は、NHKの取材に対し、「今は与党で過半数を超える議席を得ることを目指すべきで、選挙後の連携のあり方を模索する時期ではない。そのような発言は過半数をとれないと認めるメッセージにもなるだけに、選挙戦を戦っている候補者にも失礼だ」と述べ、枝野氏の発言に不快感を示しました。
引用以上
今朝の新聞で参議院選の獲得議席予想が出てまして、民主52で単独での参院過半数は無理で、国民新党とあわせても過半数に必要な56議席にぎりぎり足りないということでした。
参院選の予想どおりの結果になりますと、衆院での3分の2も確保できていない状況で、参院で過半数を確保できないということは、妥協しないと法律がなにひとつ通らない最悪のねじれ現象が生じることになります。
同じ状況になった小渕政権時代では、金融崩壊という国難を前に、当時の野党民主党が与党に協力して、金融国会をひらいて対処したわけですが、”国益”よりも”政権返り咲き””自派勢力拡大”を優先させそうな野党が、政局重視の権力闘争を仕掛けた場合、予算も通らず行政が完全にストップするという恐ろしいこともあるわけです。
そうなった場合には、オリジナル民主が苦手な大人のネゴシエーションが求められてくるわけで、そこで小沢グループの力が不可欠になると思うのですが、前原グループの民主の年増こどもたちはそうならないシナリオを書いているようですね。
枝野幹事長の言葉どおりに、行政改革・公務員制度改革ということだけで連携するなら、”あり”だと思いますが・・・・
アメリカ・マスコミの後押しを約束される”郵政マネー放出の完全民営化”に変節して、国民新党を裏切って、みんなの党と連立組み換えをして過半数を維持するという悪魔のシナリオを考えていそうでいやな予感がします。
そうなった場合、当然のことながら、郵政マネー防衛派の議員は黙っていないでしょうし、経済が大変なときに、日本の政治で大変などたばたがはじまり国民生活は泥沼に沈むことになるでしょう。
自分のちっぽけなプライドのために、国民を不幸のどん底におとすような”放蕩息子”を育成する、反社会人材の育成機関が”松下政経塾”だったのかどうか・・・皮肉を込めてしっかり見極めてやりたいと思います。
※
国民の側も、来る参院選・・自分の一票が、国会機能不全=行政予算ストップの引き金になるという怖さをふまえて参加しないといけませんね。
”アメリカの金融バブルのツケを払うつもりはない””自主防衛路線の強化=脱日米安保””公益資本主義=脱強欲自由主義”を志向する自分は、民主党のネオリベ連中に警戒感を持ちつつも、民主+国民新党で過半数維持できる政治力学をはたらかせるような投票行動を工夫するつもりです。
長年、自民党にいて、日本国よりも権力のために政治活動をしてきたような連中が消滅していけば、自民党も日本本来の保守政党として再生できると思います。
そのためには、とりあえず自民は最低でも3年の野党ぐらしで毒抜きする必要があると思いますね。
残りの3年間、民主にやりたいようにやらせて問題点を明らかにした上で、民主の問題点を解消する存在として自民がでてくるくらいでちょうどいいと思います。
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