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http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/d/20100627
THE JOURNALの論説で高野孟が
『菅直人政権に参院の単独過半数に届く60かそれに近い議席を与えて、ともかくもここは落ち着いて思う存分仕事に取り組んで貰って、その結果は3年後 の総選挙もしくはダブル選挙で厳しく判定し、気に入らなければ菅のみならず民主党から政権を取り上げればいいと考えるか、それとも、どうせこの内閣ではダメだと分かっているから、民主党には現有54以下の議席しか与えずに衆参ネジレの地獄に追いやって、早ければ9月 の同党代表選、遅くとも来春の予算審議までの間に小沢グループや自民から分裂した小党群を含めてガラガラポンの政界再編が起こって、何かしらヨリマシな政権が生まれることに期待するのか、──という選択である。』
との書き出しで、最終的には菅直人に「仕事をさせてくれ!」と実は叫んでいる。(笑) 万年与党・民主党時代からの政治フィクサーらしい論説に、苦笑いしてしまう筆者だが、コメント欄は「ふざけるな!菅直人のような裏切り者に仕事なんかさせたら日本は破滅する」と云う怒りの投稿で溢れている。
菅直人の政権誕生以来、コメント欄に検閲が敷かれるようになったJOURNALはネットメディアとして終焉を迎えかけているようだ。他の執筆者に魅力ある人々が多いのだが、主宰する高野が「菅・仙谷の刎頚の友」ということでは、まともなメディアとして存在出来るのかどうか、注目に値する。
まぁ高野がこんな偏向論説を書いたきっかけは、菅民主党の脱小沢・鳩山路線が想像以上の不評をかっている実態が肌身で実感できるほど追いつめられている事を暗示する。
昨日の読売CIA新聞の≪民主党の小沢一郎前幹事長は25日、参院選候補の応援のため訪れた青森県平川市での会合で、「参院で過半数をとることによって、今までの仕組みを変えるのが私の願い。そういうレールを敷いたら、私の役割は終わり。後は次の世代の人にバトンタッチしていきたい。最後のご奉公のつもりで、死にものぐるいでがんばる」と述べ、世代交代を進める考えを示した。≫ と云う記事は推測通り、読売だけの捏造伝聞記事だった。高野とナベツネもグルっているようだ。(笑)
参議院選の情勢が民主党執行部を焦らせている。菅も仙谷も枝野も、正直参議院選の具体的選挙戦術をどのように打てばいいのか、まったく見当がついていないようだ。
脱小沢の人事構想に悪知恵・浅知恵は素早く働いた。脱鳩山のマニュフェストへの悪知恵・浅知恵も呆れるほど見事な裏切りをもって、豹変させた。三百代言政治(弁護士政治)の悪知恵政治は汗をかかず、姦計(菅閨)に溺れる。(笑)
枝野は街頭演説において鳩山退陣で「いろいろとご心配をおかけしたが、政治は間違いなく前進している」事業仕分けによる無駄削減の効果を説明し、「こういう作業を続けていくのがいいのか、それともこうしたものにふたをする政治に戻すのがいいのか」と問い掛けたらしいが、こんな調子で票が集まると思っているか?ほとんど馬鹿である。(笑)
枝野は浮動票さえ民主党に靡いてくれれば、54議席以上取れると考えているようだ。繁華街で有象無象に語りかけ、その反応が良かったと自己満足する芸能人としては似ても似つかぬ男の都会型選挙戦術に終始している。
連合やその他小沢がひっくり返した支持団体との関係も粗末な扱いをしているので、推薦を受けても、票に繋がる支持固めが出来ていないので、胡散霧消の支持になる危険が増えている。
こりゃ間違いなく日を追うごとに悪くなる。脱小沢・鳩山をシンボリックに打ち出した、隷米、親官僚、親経団連マニュフェストは日を追うごとに有象無象の有権者に浸透する。
流石の平和ボケ洗脳層も「大企業減税、平民増税内閣なのか」、「子供手当も増えないのか」、「公務員の改革はしないらしい」、「自分の国を自分で守る気はないようだ」自民党以上に庶民の敵かもしれない。日ごと、枝野が言うところの「日ごと菅内閣の意図が浸透する」はたしかに浸透するが、逆作用として浸透する事になる。(笑)
筆者は小沢一郎の複雑な心境は理解するが、菅直人と云う男に3カ月以上政権を持たせることはトンデモナイ発想を浮かばせ危険過ぎると判断している。高野やナベツネの逆である。三百代言政治とは、策謀を巡らすのは得意だが、現実に汗をかき、叩かれ、それでも自説を愚直に国民に訴えることの出来ない人種なのである。「弁護士、坊主は人の不幸で生きている、絶対になっちゃいかん」子供のころ、医者だった爺さんによく言われたものである。(笑)
*親小沢候補者の選定作業、もうしばらくお待ちください。
(南青山コメント)
たしかに「THE JOURNAL」の高野論説はひどかった。
そのひどさについておそらく高野本人はまったく無自覚なんだろうと感じさせるところが、そのひどさにさらに輪をかけている。
最後の「「弁護士、坊主は人の不幸で生きている、絶対になっちゃいかん」子供のころ、医者だった爺さんによく言われたものである。」という言葉は、枝野や仙石、あるいは橋下のことを思うと胸に響く。
予想通り高野論説のコメント欄は否定の意見で満ちあふれていて、面白いことに、本文よりもずっと冷静で高尚かつ透徹した議論が展開されている。
興味のある方はぜひ参照してほしい。
高野論説 菅政権に仕事をさせるかさせないかという選択 ── 参院選に問われていること
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/06/_----_2.html
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