http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/325.html
Tweet |
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-date-20100626.html
2010⁄06⁄26(土) 14:40
読売新聞の≪小沢氏「過半数とったら私の役割終わり」≫は、本社による情報操作記事だ!
先日、本ブログ6/21エントリーで、語った言葉にも解説を入れ歪めている大メディアのことを紹介したが、また、読売が小沢氏が語った主旨を捻じ曲げて報道している。
まったく語っている真意を歪め、自分たちが望む方向に偏向したものになっているのだ。
●小沢氏「過半数とったら私の役割終わり」 (読売新聞 2010年6月25日20時50分 )
(http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news2/20100625-OYT1T00907.htm)
≪民主党の小沢一郎前幹事長は25日、参院選候補の応援のため訪れた青森県平川市での会合で、「参院で過半数をとることによって、今までの仕組みを変えるのが私の願い。そういうレールを敷いたら、私の役割は終わり。後は次の世代の人にバトンタッチしていきたい。最後のご奉公のつもりで、死にものぐるいでがんばる」と述べ、世代交代を進める考えを示した。≫
小沢番記者がつきまとって全国紙や通信社なども青森訪問を報じているが、この「過半数とったら」の文言はない。
たとえば代表して共同通信の配信記事
●首相の消費税発言「非常に心配」 小沢氏が見解 (共同通信2010/06/25 19:59) (http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010062501000898.html)
≪民主党の小沢一郎前幹事長は25日夕、菅直人首相が「消費税率10%」に言及したことについて「首相がしきりと話しているようだが、地方経済は都会以上に深刻だ。そこで消費税10%という話になると、自分としては非常に心配している」との見解を表明した。 参院選では全国に29ある改選「1人区」が勝敗の鍵を握るとされ、首相発言が地方の1人区へ与える影響を強く懸念した発言だ。視察先の青森県弘前市で記者団の質問に答えた。
同時に「昨年の衆院選や鳩山前内閣の時も4年間は上げないという話をしてきた」と指摘した。
小沢氏は25日、同県内のリンゴ貯蔵センターや公民館を視察するなど、意識的に農村や山間部を回った。青森県平川市の街頭演説では「民主党は衆院選で、地方の支持を頂いたから政権を担うことができた。地方の声を生かしていけるようにしたい」とも訴えた。≫
他の新聞も同様である。(詳しくはこちらを参照)(http://ameblo.jp/asuma-ken/entry-10573903767.html)
では東北の地方紙や地元紙にはこの「過半数・・・」というのがあるか調べてみるが、下記のような記事だった。
これらを読んでいただければ、小沢さんお真意は「消費税10%に対する慎重論」であることがわかる。
*****政治ブログ***********(http://politics.blogmura.com/)
●民主・小沢氏が県内で遊説 (東奥日報 2010年6月26日) (http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100626090700.asp)
≪民主党の小沢一郎前幹事長は25日、参院選候補応援のため来県し、菅直人首相が「消費税率10%」に言及したことについて「地方経済は都会以上に深刻であり、消費税10%という話になると、非常に自分としては心配だ」と語った。弘前市で記者団の質問に答えた。≫
●民主・小沢前幹事長が津軽を訪問 (河北新報社 2010年06月26日土曜日)(http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100626t21023.htm)
≪ 民主党の小沢一郎前幹事長は25日、参院選公示後初めて東北地方に入り、青森選挙区(改選数1)の党公認候補応援のため、平川市など青森県津軽地方を訪れた。
小沢前幹事長は候補者とは行動を別にし、津軽地方を地盤にする同党の津島恭一衆院議員(比例東北)と各地を訪問。平川市小国のコミュニティセンターでは、住民約30人を前に「自民党政権で地方と都会の格差が広がった。参議院でも過半数(の議席)をもらい、格差社会で苦労する人を守りたい」と述べた。
小沢前幹事長は、弘前市のリンゴ卸業者や津島衆院議員の事務所、青森市の連合青森なども訪問し、候補者への支持を訴えた。また、報道陣には「1人区が(参院選勝敗の)最大のポイント。東北から勝たないといけない」と強調した。≫
●消費税増税「非常に心配」 来青の小沢氏(デーリー東北新聞社 2010/06/26)(http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/06/26/new1006260802.htm)
≪ 民主党前幹事長の小沢一郎氏が25日、遊説で訪れた弘前市で、今回の参院選の争点に急浮上した消費税議論について、「10%となると非常に心配だ」と述べ、選挙戦への影響に懸念を示した。
青森選挙区に出馬した同党の波多野里奈候補(37)を応援するため、平川市と弘前市の農村部を回った小沢氏は有権者に対し、「今までの政治を根本的に変える」と強調。参院での過半数議席獲得に強い決意をにじませた。
弘前市では取材に対し、菅直人首相が「消費税率10%」に言及したことに関して、「地方経済は都会以上に深刻だ。鳩山内閣も4年間は上げないと話してきた」と慎重論を唱えた。
同日は波多野候補を推薦する連合青森(青森市)にも足を運んだ。小沢氏の来県は今年に入り3度目。≫
当初、勝手に読売が捏造したのか思ったが、唯一、ある地元紙がこの部分を報じていた。
●陸奥新報 2010/6/26 土曜日(http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/06/12050.html)
【小沢一郎民主党前幹事長】
≪山間部を中心に平川市小国や弘前市桜庭など3カ所で地域住民や農家と懇談。当初は予定になかった連合青森へのあいさつも差し挟むなど、県内を精力的に回った。
懇談では「今までの政治を根本的に変えていくには国民のバックアップが必要。衆参ともに過半数をもらい、格差社会で苦労する皆さんを守れる社会をつくりたい」と党の政策の継続を訴え、 「本当の国民本位の政治を実現する。そのレールを敷いたら次の世代の人にバトンタッチしていきたい」 と参院選に懸ける強い思いを示した。
報道陣には「一人区が最大のポイントだ」と話し、本県選挙区について「何としても勝たせてもらいたい」と表情を引き締めた。≫
「本当の国民本位の政治を実現する。」という前置きがある。
読売の
「参院で過半数をとることによって、今までの仕組みを変えるのが私の願い。そういうレールを敷いたら、私の役割は終わり。後は次の世代の人にバトンタッチしていきたい。最後のご奉公のつもりで、死にものぐるいでがんばる」
と比べると、この陸奥新報の記事は
「本当の国民本位の政治を実現する。そのレールを敷いたら次の世代の人にバトンタッチしていきたい」
と、これよりこの部分は短く、読売の記事がこの前にある下記の言葉とくっ付けて、全体を短くしていることがわかる。
≪「今までの政治を根本的に変えていくには国民のバックアップが必要。衆参ともに過半数をもらい、格差社会で苦労する皆さんを守れる社会をつくりたい」と党の政策の継続を訴え、≫から始まる文章だった。
小沢さんは、他の新聞も伝えているように、消費税10%を打ち出した菅政権に対して批判的な演説を行っている。民主党が政権交代をして目指したのは国民のための政治であって、今の菅政権が打ち出している政策は本来目指したそれではない。
国民本位の政治であって、実際の内容や小沢氏の真意から考えると、この二つの記事は全く違った内容になっている。
それを読売は「過半数をとったら」とわざわざ強調させて、その全体の真意を歪めタイトルで煽っているともいえる。
本社に上がってきた原稿を、政治部デスクあたりが味付けをして意図的に書き換えているのだろうと推測できる。
どちらの新聞が正確なのかは、実際に小沢さんが語った言葉を聞いた方でしかわからないだろう。
(その方々も、ビデオ撮影しているか録音されてなければ一言一句までは覚えておられないだろう)
だが、ここで断言できる!
これは読売新聞が意図的に語ったセリフを書き換え租借した上で捏造し、意図的に小沢氏を貶めることを目的としたものであると。
今までの読売の行状をみてくれば、よくわかる。
読売と菅政権とは陰で手を組み小沢氏抹殺を企てている、という昨日の見立てはあたっているかもしれない。
この読売新聞=ナベツネ老害新聞は、今後、厳重に監視していかなければならない。
───────────────────
最後までお読みいただきありがとうございます
少しだけ共感を覚えた方はクリっとお願いします
政治ブログ http://politics.blogmura.com/
参考になったという方、再度クリッとお願いします
http://blog.with2.net/rank1510-0.html
全くその通りと思えた方は拍手をお願いします
http://blogvote.fc2.com/pickup/etc8/450/clap
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK89掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。