http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/204.html
Tweet |
俺も含めたワールドカップ見るバカ
きのうの東京新聞。1面にスポーツ記事を掲載するセンスも酷いが、あの一方的な試合を「惜敗」と見出しにするのはどういうことか?
この国のマスゴミは、大本営発表の時代と何も変わらない。日本のサッカーは世界に通用しないレベルだし、それをTVの視聴率欲しさに「勝つかもしれない」と嘘の情報を垂れ流し、騙されやすい大衆を集団的ファシズムの渦に巻き込むのだ。
俺は、ワールドカップを正座して観るが、絶対にニッポンを応援することはない。あんな子供だましのようなプレーが世界に通用するなどと勘違いされては腹が立つからだ。
去年から面白く見ているBS朝日の佐高と西部の対談番組。これを見るたびに、保守思想の深さに引き込まれていく。
今回も西部がバッサリと斬っていたのが爽快だった。
西部 僕はスポーツに偏見がありましてね。
スポーツというのは僕が調べた限りではね。sportsのsというのが「外れた」という意味でね、disのsが残って、portというのは「振る舞い」。「外れた振る舞い」。
というか、普通の人はスポーツなんてしないだろうが、球もって走ったり蹴ったり。(笑) だから、形容詞 sportive でも「ふざけている」(他に、みだらな、好色なという意)という感じなんですよね。たとえば動詞でもよいのだけど、Make sports of you.と言えば「あなたをからかう」という意味でしょう。スポーツの楽しさもわかるのだけれど、何かスポーツというある種の価値を、かなり高い位置に置いてしまうというのは、何となく国民精神がカラッポなのでは。アメリカがそうですけれどもね。(大笑)
佐高 ということは西部さん。サッカーでニッポン、ニッポンってやるじゃないですか。そいうのには違和感がある。
西部 僕は違和感があるし、もともと正すと左翼的言辞になっちゃうけどね、スポーツを国民の祭典にしたのはヒトラーでしょう。1936年ベルリン・オリンピックですけれどね。僕からすればスポーツというつまらぬかもしれない気晴らしにね、異様な数の群衆が熱狂するというね、あれはやっぱり全体主義の特徴だと思うんですけどね。なんか僕、そういうの嫌なんですよ。子どもはいざ知らずよ、大人がねたかだかボールを蹴ったりさぁ、打ったりすることでね、なんかさぁ目を血ばらせるほど興奮するという…。僕もしてみたい気もたまにはあるけどね。なんか子どもの所業だなぁという気持ちがどうしても残るもんだから。
佐高 あんまりワールドカップとか観ない?
西部 うーん、特にサッカーなんてさぁ、もともとあれでしょう。ヨーロッパなんか昔から戦争ばっかりですからねぇ。でも戦争ばっかりと言ったって、年中戦争ばっかりじゃない。年に数回ぶつかるだけでしょう。そうしたら暇な時間に何年も何十年も前に殺した敵の頭蓋骨を蹴っ飛ばしたような、すごい野蛮な遊びですよね。あういうものに今や一国の首相なんかが観覧にやって来るというのが、なんかこう所謂大衆社会 mass society 、大衆的熱狂でもって何か動かしていくというね。
特にサッカーなんか日本は弱いもの。それをさぁ、勝手に勝つかもしれない、という嘘話を毎回仕立てながらさぁ。(笑) それこそ負けること必定なのにね、無理やり偽装の興奮状態にして、ワールドカップだワールドカップだと言っていく。なんかあざといと言うかね。
http://anarchist.seesaa.net/article/154017693.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK89掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。