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2010-06-23 19:33:02
菅直人さん
以下に示す<沖縄の市民>の声を、どう聞きますか?
▶「なぜ生き延びた」 元ひめゆり学徒、今も自問(産経見出し)
>「なぜ私は生き延びたのか」。沖縄戦にひめゆり学徒として従軍した宮城清子さん(84)。悲惨な地上戦に巻き込まれ、多くの仲間が命を落とす中で生き残ったことに、戦後65年となる今も自問自答する。≫
このように苦しんでいらっしゃる方々の前で、沖縄に基地を存続させる事を、明言出来ますか?
アメリカの<世界戦争戦略>加担し続ける事を、明言出来ますか?
>教員を夢見て師範学校に通っていた宮城さんがひめゆり学徒として配属されたのは、沖縄県南風原町の病院壕(ごう)。ある日、用があり壕を出た直後、「ドォー」と爆発音が鳴り響いた。すぐ引き返したが、壕の入り口は砲弾にやられ、中では負傷兵や看護師らが血まみれで壁に張り付いていた。全員即死だった。≫
このような声を、<愛国>を叫ぶ、一部若い世代はどう聞くのだろう。
理論だけで<改憲>やら<再軍備>やらを語る若い世代の連中は、現実の体験を元に語る人々の前で、色あせてしまうはずだ。
このような声を聞くに就け、単純な<嫌中、嫌韓>で無責任に愛国を喚き散らす一部の層の騒ぎには、我慢出来ない。
恐らく彼らは、人生の実体験の薄さと、表面のみの理論武装のもたらす<右翼的>言辞は、過剰な物質に取り囲まれて、精神の開発をなおざりにして来た<現代日本>の教育方針が生んだ、廃残物とでも言えるだろうか。
>「戦争は人間が人間でなくなる。二度と起こしてはならない」。戦争反対を心に決めた。
この言葉に、皆どう応える?
実際の戦争体験を持つ人達が増々減って行く中で、このような方々と若者達とが直接触れ合う場を、是非持つ必要が有る。
そのような調整をするのが、政治の役割では無いか。
今の<菅直人政権>に、それが可能であるとは、思えない。
>一方、激戦地の糸満市摩文仁を訪れた戦没者遺族らは、過重な基地負担軽減に願いを込め、静かに平和を祈った。≫
沖縄に、日本に、米軍基地を存続させたい一部の利権屋達は、彼らの前に出て、発言すべきでは無いのだろうか。
>警察官だった父親を亡くした名護市汀間の男性(75)は、好物だった泡盛を手向けた。「32歳の若さだった。悔しかったと思う。戦争は罪悪。二度とやってはいけない」
>うるま市で農業を営む男性(73)は「沖縄は65年も(基地の)犠牲になっている。総理が来てもうれしくはない」。父親の遺骨は見つからないまま。3万5千柱余りの無縁仏が眠る糸満市内の「魂魄の塔」で祈った。≫
【産經新聞/6月23日15時26分配信】
いよいよ参院選が始まる。
残念ながら、今までの日本では、以上のような声が直接<反映>するような、そのような国政には無かった。
そして、そのような<国民の声>が反映する政治を期待して、昨年の政権交代がなされた。
菅直人さん。
聞こえていますか?
「平和を渇望する」沖縄の声が。
7月11日、どうしたものだろう。
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