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2010/06/21(月) 20:38:39
[小沢一郎ネタ] <小沢一郎>参院選の結果次第で消費税政局、政界再編の可能性
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菅首相に言われたからでもないだろうが、熊野古道で「自分をもう一度洗い直し…」などと言っていた小沢一郎前幹事長。参院選までは「一兵卒」として、選挙を支えるつもりなのだろうが、その後はどうか。政界では「消費税増税をめぐって、小沢一派が民主党を飛び出し、政界再編を仕掛けるのではないか」なんて物騒な情報も乱れ飛んでいる。「反増税」という大義名分を得た小沢は「消費税政局」を仕掛けるのか。
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“その日”に備えて虎視眈々
すでに政界では、選挙後の「消費税政局」が焦点になりつつある。民主党が単独過半数を逃せば、連立が必要だ。しかし、今の連立パートナーの国民新党の亀井代表は「消費税増税なら、連立離脱も…」と明言。社民党や、みんなの党も増税反対だ。
「菅政権は消費税増税を引っ込めない限り、自民党を切り崩すか、増税に理解のある公明党や、たちあがれ日本、新党改革などと組まざるを得ません。そんな芸当が、菅首相や仙谷官房長官ら“脱小沢派”にできるのか。政権運営はドン詰まり。あらゆる政党とパイプを構築してきた小沢さんに泣きつくハメになる」(小沢派中堅議員)
脱小沢派がそれでも小沢をソデにすれば、小沢も動くのではないか。つまり、小沢一派が「反増税」の錦の御旗を掲げて集団離党し、他党の反増税派と手を握るシナリオだ。「まさか」だが、小沢の悲願が自民党の分裂と政界再編であることを考えると、「ない」とは言い切れない話だろう。いずれにしても、150人といわれるグループを束ねている限り、小沢は動ける。常に「政界再編」のキャスチングボードを握ることができるわけだ。
菅政権は参院選で過半数の議席を取っても、“小沢の影”に怯えることになる。9月の代表選があるからだ。緻密な小沢は、代表選で政治力を見せつけるべく、用意周到に準備を重ねてきている。
「今度の代表選は、2年の任期満了に伴う正規の選挙。複数候補が立てば、8年ぶりに『党員・サポーター投票』が行われます。小沢さんは、これにも自信満々らしい」(鳩山グループの議員)
現職議員の党員・サポーター集めのノルマは1000人。自己申告制で罰則がないため、多くの民主党議員は熱心ではなかったが、小沢一派は違った。
「小沢は一新会など自分に近い議員にハッパをかけて、党員集めを指示していた。中堅議員は、当選まもない議員のノルマを手伝うように言われた。特に、4月末から5月初め頃には、『仙谷・前原が政局を仕掛けてくるかもしれない。しっかり党員集めをするように』と伝えていました。サポーター票は圧倒的に小沢支持で固まっているとみられています」(小沢に近い議員)
8年前は党員・サポーター31万人、国会議員183人で、党員・サポーター票が全体に占める割合は4割だった。この間、国会議員は倍以上に増えたが、それでも党員・サポーター票は全体の2割程度はあるだろう。かなりのインパクトだ。
小沢がその気になれば、原口総務相や海江田万里衆院議員を担いで、菅の対抗馬にすることもできる。検察審査会がシロ判定を下せば、自分が出ることも考えられる。菅がおかしな出方をするようなら、小沢はいつでも牙をむく準備は整えているわけだ。永田町では小沢の政治力低下がささやかれるが、小沢がそう簡単に“死ぬ”とは思えない。
【小沢一郎は何を狙っているのか<7>終】より
(日刊ゲンダイ 2010/06/21 掲載)
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昨年の政権交代から9カ月、菅首相のもとで民主党政権は全く異質のものになりつつあります。
そこで、小沢さんの側近にして軍師の平野貞夫さんが立ち上げた「日本一新の会」の拡散依頼がありましたので、ここに掲載しておきます。ご一考を―。
<引用>
▲「日本一新の会」発足にあたって! 日本一新の会・代表 平野貞夫
6月8日、民主党は菅新政権をスタートさせた。11日には衆参両院で所信表明を行い、菅首相は国家や国民のため、いかなる政治を展開するかを明らかにした。私たちは、これを機会に「日本一新の会」(代表・平野貞夫、顧問・戸田邦治)を発足させることにした。
「日本一新」とは、平成12年6月の総選挙で、当時の自由党、小沢一郎党首が提唱した運動である。平成15年7月には「日本一新十一基本法案」をまとめ国会に提出し、民主党に合流した。
その理念は、平成18年4月、小沢一郎氏が民主党代表に就任し、「共生社会の実現論」に継承された。さらに平成19年の参議院選挙で「国民の生活が第一」という政治目標となり、昨年八月の総選挙で政権交代を成功させた。
菅首相の所信表明などを検証してみると、国民のための政治の実現、民主政治の定着などで問題を感じる。このまま菅政治が推移するなら、政権交代の歴史的意義も消失する。
日本一新の会は、政治の根本について議論する場として「メルマガ・日本一新」を発行し、議論する場としたい。(「メルマガ・日本一新」配信の登録は、nipponissin@gmail.com まで空メールを送信して下さるようお願いします。)
平野論説の詳細は、THE JOURNALサイトをご覧ください。
<ここまで>
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