草の根の民意は強い。今度は本当に撤退させられるのではないのか。

首相は沖縄を独立させたい意向のようだが、本国の首脳が自国の一部を厄介払い
したいなど、気は確かだろうか？

沖縄が日本を頼らずに、沖縄県民の意思だけで基地を追い出したとき、沖縄が
次に目指すのは独立だろう。その時には、どのような経済優遇策も、沖縄は受け
入れまい。沖縄県民の苦労の上にさんざん胡座をかいてきた日本は、沖縄を失い、
世界の笑い者になる。

日本の統一を守るため、今度の選挙では沖縄との連帯を訴える政党に投票しよう
と思っている。

　自民党県連（新垣哲司会長）は１８日、米軍普天間飛行場移設問題について「一日も早い危険性除去と、県外・国外移設を強く求める」と明記した参院選の独自公約を発表した。参院選沖縄選挙区で再選を目指す公認候補の島尻安伊子氏（４５）の政策に盛り込まれる。
　党本部が１７日に発表したマニフェスト（政権公約）は、移設問題に直接触れず「沖縄の米軍基地の整理統合、縮小をはじめ、負担軽減や生活環境整備などを推進する」との表現にとどめている。
　県連は、昨年の衆院選の結果や名護市長選など、県内移設反対の県民世論を踏まえ「参院選の勝利には、県外・国外移設を明確に打ち出す必要がある」（新垣会長）と判断した。県連の公約は「基地は沖縄だけの問題ではない。本土も等しく負担すべきだ。県民が実感できる訓練移転や基地整理縮小を求める」としている。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-06-19_7368/

【参院選　政党に聞く】（沖縄タイムス）
自民党県連・池間淳幹事長
　―普天間移設問題のスタンスを。

　固定化は許されない。一日も早い危険性の除去と県外・国外への移設を強く求める。名護市辺野古への移設で合意した日米共同声明に断固反対する。県民世論は県内移設反対だ。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-06-20_7409/

共産党県委・古堅宗嘉書記長
　―普天間移設問題についてどう対応するか。

　県外国外移設では解決しない。１４年たっても返還できないのは県内移設という条件が付いているからだ。移設条件なしの無条件撤去でこそ解決できる。この立場で県民一丸となって政府を突き動かし、きちんと日米交渉をさせるしかない。

社大党・当山勝利書記長
　―普天間の移設先は県外・国外移設を求める。

　社大党は即時閉鎖、撤去を求めてきた。しかし、それがすぐに実現できないのであれば、県外・国外に持って行くべきだというのが党のスタンス。

　―選挙区、比例の対応は。

　山城博治氏を社民党との統一候補として擁立する。自民党の候補者も県外・国外を求めているが、自公政権で米軍再編を推進し、辺野古移設を決めたこともあり、評価できない。山城氏の基地問題や労働組合で雇用問題に取り組む実績を見て判断した。共産党が推薦する伊集唯行氏は共闘候補者ではないので、支援はしない。

　比例では、民主党の喜納昌吉代表、社民党、共産党を推す。喜納代表は、普天間問題で、一貫して県外・国外を求めており、連携できると判断している。各党と等距離の関係で臨む。

民主党県連・新垣安弘幹事長
県連は県外移設を追求
　―民主党は沖縄選挙区で候補者を擁立しなかった。

　本来であれば、候補者を擁立して、民主党が沖縄問題にどのように取り組むべきか示す必要があった。普天間飛行場の移設問題で県連が県外・国外移設を訴えることに対し、党本部の理解が得られず断念した。連合や自治労県本、市民団体などからも一本化を求める要請もあった。

　―普天間移設問題にどう対応するか。

　県連はあくまでも県外・国外移設を主張する。地元合意のない状況では名護市辺野古への基地建設は不可能だと訴える。比例では喜納昌吉代表が立候補しており、県外・国外移設を訴えていくことになる。

　―選挙区、比例は。

　連合本部が山城博治氏の推薦を決めた場合、県連としても支援を含めて対応する。支援労組の意向を聞きながらしっかり対応する。比例は県内で喜納代表の得票を１５万票に設定している。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-06-22_7447/

沖縄県内は、自民党の転向も含め普天間基地の県外・国外移設（辺野古反対）で一致している。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-06-19_7366/