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失業・生活苦の自殺が急増し富裕層資産が激増する世界第2位の富裕層大国ニッポン(すくらむ)
http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/918.html
投稿者 呆頭息子 日時 2010 年 6 月 21 日 16:04:22: PmmF2AZ8JuIBc
 

「すくらむ」(↓)から。このように数字や実例を上げて説得するのが大の苦手で、つい人さまのブログに頼る「呆頭(ホウトウ)」的転送作業の続きです。

http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-10569111627.html

2010-06-21 07:07:39

失業・生活苦の自殺が急増し富裕層資産が激増する世界第2位の富裕層大国ニッポン
テーマ:ワーキングプア・貧困問題

 共同通信が6月11日に配信した記事「世界の富裕層14%増 - 09年、日本は2位」によると、「米コンサルタント会社ボストンコンサルティンググループは11日までに、世界の2009年の富裕層が前年比約14%増の1,120万世帯に上り、資産総額はリーマン・ショック前年の07年に迫る111兆5千億ドル(約1京200兆円)に回復したとの調査結果を発表した。国別では、米国が470万世帯で首位。これに日本、中国、英国、ドイツが続いた。調査は100万ドル(約9千万円)以上の金融資産を持つ世帯を『富裕層』と位置付けた。富裕層は09年、世界の全世帯の1%に満たなかったが、世界の富の約38%を保有。寡占率は08年より2ポイント高く『富の集中』が一層進んだ」とのこと。日本は、「世界第2位の富裕層大国」なのです。

 そして、同じ日に共同通信が配信した記事「失業、生活苦の自殺急増 - 政府の10年版対策白書」では、「政府は11日午前の閣議で2010年版自殺対策白書を決定した。09年は08年に比べ失業や生活苦による自殺が急増(中略)白書に盛り込んだ警察庁の統計によると、09年の自殺者は3万2,845人。原因別で見ると『失業』は1,071人で前年比65.3%増、『生活苦』は1,731人と34.3%増となった」ことが明らかになっています。日本は主要先進国の中で最悪の自殺大国なのです。

 また、メリルリンチ証券が発表している「第13回ワールド・ウエルス・レポート」によれば、不動産を除く金融資産だけで100万ドル(約9千万円)以上の富裕層は、2008年末時点で世界に860万人存在し、国別では1位がアメリカの246万人、2位が日本の136万人となっています。日本の富裕層が持つ金融資産は合計3.2兆ドル(約290兆円)で、そのうち3千万ドル(27億円)以上の金融資産を持つ超富裕層は日本に5千人存在しています。メリルリンチ証券の調査によれば、近年、日本の富裕層は毎年5%ずつ急速に増加しているとのことです。

 そして、アメリカの経済誌『Forbes』(フォーブス)が今年1月に発表した「日本の大富豪40人」によると、日本の富豪上位40人の資産総額は2009年2月時点の6兆2,500億円から2010年1月の8兆7,000億円へと、この1年間で、金額にして2兆4,500億円もの増加、率にして約4割も資産を増加させています。失業と生活苦による自殺が急増した同じ時期に、日本の富豪上位40人はたった1年の間に約4割も資産を増大させているのです。

 それから、上場企業に対して年1億円以上の報酬を得る役員の名前や報酬額の開示が義務づけられることになり、役員報酬に対する関心が高まっている中で、「東京新聞」(6月18日付夕刊)は、「ソニー会長報酬8億円 株主総会、赤字で批判も」という記事で、「ソニーは18日午前に開いた株主総会で、ハワード・ストリンガー会長兼社長が2010年3月期に受け取った役員報酬が総額約8億1,650万円だったことを明らかにした。これまでに判明した3月期の役員報酬では最高額。ソニーは10年3月期の連結純損失が408億円と2年連続で赤字となっており、株主から高額報酬に対する批判も出そうだ(中略)ほかに、中鉢良治副会長が約2億1,504万円、大根田伸行副社長が約1億6,439万円だったことも公表」と報道しています。

 このような世界第2位の富裕層大国でありながら、先進国中最悪の自殺大国――それも失業と生活苦の自殺が急増している日本。このグロテスクなコントラストの根本には、一方に富が蓄積され、もう一方に貧困が蓄積される社会システム――世界の中でも異常な日本の税制と社会保障制度の歪みがあるのです。そしていま、参議院選挙で重大な争点として浮上している消費税増税は、さらにその歪みを拡大再生産し、「貧困と格差」を一層深刻なものとします。

(※ここまでは導入部に過ぎなくて、これから税制と社会保障の問題――とりわけ参議院選挙の重大な争点になっている消費税増税問題を全面展開するつもりだったのですが、昨日早朝から肉体労働がありヘロヘロになったため、導入部を書いただけで力つきました。今後、続きを書きたいと思ってはいるのですがいつのことになるやら…byノックオン。ツイッターアカウントはanti_poverty)
 

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コメント
 
01. 2010年6月21日 17:16:08: XdoImpXKjU
別にこれは異常なことでもなんでもない。これは起こるべくして起きたことだ

要はどういうことかというと努力するものとそうでないものが極端に増えたからである。

例えば書店に行ってどんな本が売れているか見てみるとその傾向は顕著だ。そこで並んでいるベストセラーと呼ばれるタイトルの中には「寝ていながらお金をためる方法」だとか「アフィリエイトで儲けよう」、「株やFXで一発逆転」だとかそんな本ばかりだ。

つまりどういうことかというとこの国の国民は楽することばかり考え努力もせず、そのくせお金持ちになりたいとか、幸せになりたいとかそんな怠惰な人間が増えたことだ。

こんな本が売れて皆がなるべく努力しない方向に向かえば格差が出てきて当然であると思う。

つまり富裕層はさらに上を目指して頑張り、貧困層は楽をして儲ける方法ばかり考えより差が広がっていく。それだけのことである。

この投稿の趣旨によると金持ちばかりが優遇されてズルイ!といった内容だと思うが。富裕層は人より数倍の努力はしているし、それこそ寝る間も惜しんで働く人が多い。

特に彼らは責任感が強く、難しい困難な状況に直面しても決して泣き言や他人に責任を押し付けたりはしない。

こんなことでいちいち目の敵されては、努力している人にはたまったものではない。嫉妬そのものである。

一方でワーキングプアと呼ばれる人たちはそのような状況にあって大変だと思うが、その人たちには共通するのはどこか投げやりで、最初から諦めるような言動をする人が多いように思う。

そして、彼らから聞こえてくる言葉といえば政府は俺たちに何もしてくれないとか、努力してもどうにもならないとか、報道では景気が回復しているようだが自分には関係ないとか、そんな言葉ばかりだ。他人のせい、社会のせいにし自分を改善していこうとする素振りも見せない。

今の日本には、昔と比べ、チャンスが多くやり直す機会が豊富にあるというのに彼らはなぜかそのチャンスを行使しようとはしない。非常にもったいないと思う。

流行なのか、世相なのかどうか知らないが、これは日本における現代社会の病理であり、早めに治療しなければ将来の日本にとって大きな禍根を残すことは間違いない。

いずれにせよ人間はできるだけ楽をしたいと思う動物である。それを乗り越え欲を断ち切り努力した人が最後には報われるのだと思う。


02. 2010年6月21日 17:38:25: uC8DKpjnU6
そんな難しいことじゃなくて単純労働の需要が減少してしまったのが原因。

03. 2010年6月21日 17:53:04: eJpJR4SFmM
>>日本の富豪上位40人の資産総額は2009年2月時点の6兆2,500億円から2010年1月の8兆7,000億円へと、この1年間で、金額にして2兆4,500億円もの増加、率にして約4割も資産を増加させています。


この資産は金融資産ということである。

そりゃ、配当にかかる税金が分離課税で10パーセントだけなら、どんどん増えるよな。
この所得には、社会保険料の負担もないし。

これだけあったら使いきれないから、使わないから消費税もかからない。
金融資産に再投資するだけである。


会社は株主のもの、文句あるか。


国債を発行し政府の使ったお金はどこにもなくならない。

ここに集まっていたのだ。



04. 2010年6月21日 17:53:27: WdUZRlOZh6
選挙の役にはたたんのお。

05. 呆頭息子 2010年6月21日 18:05:15: PmmF2AZ8JuIBc: YoGqnaIUzY
01〉さんは典型的な「自己責任論」を展開して下さったように思います。しかし制度とか政策というものは、「持つものは益々持つようにし、持たざるものは益々失うようにする」ことに目的があるのでしょうか。失業・生活苦で自殺することは当然の結果なのでしょうか。世の中にご指摘のようなイージーな生き方をする人も事実です。しかし努力する人が皆報われているでしょうか。成功する人は皆まっとうな努力の成果を手にする人たちなのでしょうか。親の資産の有無で、進級する学校に差が出て来るのは、子どもにとって正当で受け入れるべき現実なのでしょうか。この世の中はそんなに甘くはないよ、というのも冷厳な事実ですが、助け合って少しでも暮しを良くしようとするのも人間の一面です。「ジコチュー」にならなければやっていけない厳しい現実はありますが、政治はそれを少しでも緩和することを目的にすべきではないでしょうか。菅首相の「最小不幸社会」というのは、そういう意味だと思います。我々は資本主義社会に生きていますから、たとえば「ヘッジファンド」で大儲けした人もいます。投資のやりくりで儲けることが、人間の望ましい努力であり、売れない小説を書き続ける者は、売れっ子作家になることを夢見る「怠惰な願望」に取り付かれているに過ぎない人なのでしょうか。世の中の現実を、もう少しよく見れば、01〉さんのようなストレートな意見は出て来ないように思うのですが…。しかし私は、才能に恵まれ、かつ人一倍努力する人の存在を否定するものではありません。そういう人たちが世の中の進歩を支えてきたことは事実です。でも誰もがアインシュタインになれるわけではありません。

06. まるす 2010年6月21日 18:52:49: 3bEVsqHgPljbg: VhOvvU1bWw
>01さん

>要はどういうことかというと努力するものとそうでないものが極端に増えたからである。

よくヌケヌケとおっしゃいますコト!

それでは、今の富裕層に比べ30年前の富裕層が頑張ってなかったってコト?
冗談はよしなされ!
約30年の間に富裕層ばかりが優遇されるように税制が変わったからでしょう!

別にあなたの努力の賜物ではナイよ!


累進課税制度の最高税率は
1983年まで8000万円超は75%だったのが、
1984年〜1986年8000万円超は70%
1987年〜1988年5000万円超は60%
1989年〜1994年2000万円超は50%
1995年〜1998年3000万円超は50%
1999年〜2006年1800万円超は37%
参考:現在1800万円超は40%

ご覧のとおり、
凄まじい勢いで高額所得者の税額が軽減され、

同様に法人税についても
1984年 43.3%
1988年 42.0%
1989年 40.0%
1990年 37.5%
1998年 34.5%
1999年以降 30.0%

と税額が軽減、

その穴埋めに充てられているのが、逆進性の高い消費税。

1989年3%でスタート
1997年5%に増税

財政難を理由に20%まで必要と執拗に増税の必要性を訴える財務省。

多くの国民が貧しく苦しいのは、日本が貧しくなったからというより、
従来自分のところへ回ってきていたお金が、
ゴッソリ大企業や高所得者層へ移転したことが大きいのだ。

庶民の苦しみをよそに、この30年間に移転した富を
まんまと自分の懐にしまい込みながら
知らんフリを決め込んでいる高所得者層と大企業。。。


07. 2010年6月21日 19:39:39: jV6LzQpGic
金持ちのクソはさっさと国外へ脱出しろや!
すくらむの投稿ストーキング魔さん達よ!
何が経営努力で業績アップじゃ!テメーらが
やってきた事は只のクビ切り、人切り、つまり
経済的殺人の犯罪者集団でしかねーんだよ!
テメーらの正体は只の強盗なんだよ!
給料上げろや!!!ボーナスよこせ!!!
でなければゼネスト決行じゃ!!!

08. 2010年6月21日 20:34:45: iUqPWksjJ6

>06さんに 1票

09. 2010年6月21日 21:25:23: EaDWBngZks
>私も06さんに一票。

10. 2010年6月21日 21:36:35: kILFra73kQ
>>06に完全同意。 金持ちは、企業であり、その企業の支配者たちなのです。


安月給で、朝から晩まで、こき使われ、

怪我、病気したら、クビで、はい、さようなら、


 使い捨ての100円ライターですね。


11. 2010年6月21日 21:38:38: fzfFlJa0uQ
若い人の雇用情勢も悪化しているが60代のシニア世代の雇用状況もひどいもの。
微々たる退職金で放りだされ、年金までは数年あるし、国民年金では暮らせない。
ハローワークから年齢不問の求人の面接の応募しても体よく断られ、介護施設にはまだまだ早すぎるし、これからの人生どうすりゃいい?産業構造を見直してもらわないと・・・。若い世代にだってこれから避けて通れない問題だよ!

12. 2010年6月22日 05:20:43: KVupSxtwQc
>>11

セーフティ・ネットの生活保護がありますよ。


13. 2010年6月22日 08:27:28: jHyUwPWv3w
ボストンの調査の仕方を知りたい。金持ちは医者、大企業の役員、労組の代表と推測します。

14. 2010年6月22日 10:27:03: KVupSxtwQc
日本の世帯数は約5200万世帯。その内の生活保護以外の年収300万円未満の世帯が約1400万世帯。

日本の大富豪40人が1年間に増加した資産が2兆4500億円。

たった40人程度の日本の大富豪の1年間に増えた資産が、生活保護以外の年収300万円未満の約1400万世帯に所得再配分されていれば、年収にして約17万5千円も増えていた。月収にして約1万4500円の所得が増えていた。

たった40人程度でだ。


15. 2010年6月23日 04:31:53: LESP62m9is
すくらむ自体はいいのだがコメント欄に一部変人が居着いているのがネック

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