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2010-06-19(Sat)
アメリカが辺野古に執着する理由
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辺野古は各基地だ、と副島隆彦さんが書かれており、やっぱりそうなのか・・・ とググってみたら、何のことはない私が知らなかっただけ。毎日新聞にも書いてあった。
木語:辺野古の核貯蔵施設=金子秀敏
2010年5月27日 毎日新聞 東京朝刊
それにつけても、米国はなぜ辺野古にこだわるのか。今年の春、佐藤栄作元首相の机の引き出しの中から発見された「沖縄核密約」にはこのようなやりとりがあった。
「(米国政府は)沖縄に現存する核貯蔵施設の所在地である嘉手納、那覇、辺野古及びナイキ・ハーキュリーズ基地を、いつでも使用可能な状態で維持し、重大な緊急事態の際には実際に使用できるよう求める」
「(日本国政府は)そのような事前協議が行われた場合には、これらの要件を遅滞なく満たすであろう」
末尾に最高機密の指定とニクソン大統領、佐藤首相の署名がある。
辺野古には核貯蔵施設があり、有事には核兵器をまた運びこむ密約である。貯蔵施設が今でもあるなら、沖縄の「抑止力」の正体はこれではないか。それなら米国が辺野古に固執する理由も見える。
(引用以上)
鳩山前首相の言った「抑止力」とは、これのことだろう。
それを、問わず語りに国民に伝えようとしたのかもしれない。
ところが、官菅直人はちがう。
同じシリーズの記事から
木語:密と約とは別問題=金子秀敏
2010年6月10日 毎日新聞 東京朝刊
核の「密約」には、「密」と「約」の二つのアプローチがある。「密」のアプローチとは、機密文書や記録があったのか、ないのか。あるとすればいまどこにあるか、という文書管理の問題である。岡田外相はこれを調べた。佐藤栄作元首相とニクソン元大統領がサインした「沖縄核密約」は、実物が見つかった。赤ファイルは行方不明だった。
「約」のアプローチとは、密約の中身についてである。米国の核の傘のもとで日本の核政策はどう運用されているのか。最近の用語では「拡大抑止」の問題である。
核兵器を搭載した米軍の艦船や航空機が日本に事前協議なしに立ち寄ることができるという約束はいまも有効なのか。極東有事のさい、沖縄の嘉手納や辺野古に米軍が核兵器を持ち込むことに、事前協議で反対しないという約束は無効であると日米で合意したのか。
岡田外相は、「約」の内容には触れないまま、密約問題に幕を引いた。その一方、鳩山氏は首相在任当時、非核三原則を守ると述べた。
密約を踏まえた「非核三原則」なら、歴代自民党政権と変わらない。いっそ菅直人新政権で「非核二原則」と改名すればいい。
それとも菅首相は、過去の核密約を破棄して、本当に本当の非核三原則を貫くつもりか。だとすると、米国の核の傘の戦略、とくにオバマ大統領の拡大抑止論と矛盾してくるのではないか。
菅首相は学生時代に永井陽之助氏に学んだと言った。永井氏の「平和の代償」は当時の社会党の非武装中立論を批判している。菅首相が永井氏をもちだしたのは非核二原則へ転じる布石だろうか。
(引用以上)
そうだ。密約は今も有効なのかどうか 岡田はひとことも言っていない。
辺野古の問題は、日本に核配備するのか 核武装するのか というところと直結している。
やはり、現下の焦点は、消費税と辺野古 だ。
この二つにどのような態度をとるかで、政治家の質が決まる。
その他のことをグダグダ言って誤魔化すことは許されない。
目の前に積み上がっている課題を明確に判断できないものは、アッチ側かコッチ側かはともかく、政治家とは言えない。
消費税を上げることに反対できるのか、辺野古に反対する気概があるのか ここに、全ての問題が凝縮される。
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