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2010.6.16(その2) 森田実の言わねばならぬ【535】
平和・自立・調和の日本をつくるために[535]
《新・森田実の政治日誌》[菅政治徹底批判(2)]菅首相の支持率の高さに便乗して、一日も早く参院選を行い、参議院議員の地位を得ようとしている民主党参議院議員と候補者の卑しさ/民主党の究極の「自分さえよければ主義」で日本の政治は崩壊する
「利して利する勿れ」(周公)
政治と行政に携わる者は、国民の利益のためにのみ働くべきであり、自分の利益をはかるようなことはしてはいけない、という意味である。政治家の生き方の根本を示した言葉である。
鳩山首相と小沢幹事長のダブル辞任と菅首相の登場により、世論は一変したといわれている。それほど小沢・鳩山政治がひどかったということである。
新聞社の世論調査において10%台まで下落していた鳩山内閣支持率(不支持率60%)は、菅内閣に変わったら60%台にまで上昇し、不支持率は約20%まで下落した。逆転が起きたのだ。民主党の支持率も急上昇した。この世論調査のV字回復を見て、民主党員は参院選を早くやれば、勝利は固いと考えるようになった。
この世論調査の数字の変化を見た民主党参議院議員は、7月11日を投票日とするため、国会会期延長反対に走り始めた。それまで検討されていた約2週間の会期延長論は否定された。投票日が2週間のびれば、菅政権への支持率が下落するおそれがある、という声が民主党内に広がったといわれている。本当だろうか? 投票日が2週間遅れたら負けるおそれが大であるが、7月11日投票なら勝てるという判断は、軽すぎる。このような軽い考えで国会のスケジュールを決めるのは、あまりにも不見識である。
民主党は、民主党候補者の当選を確保するために、一番早い投票日を選んだのだ。すべては民主党の勝利のためである。ここには「国民のため」「国家のため」という意識はない。あるのは「自分さえよければよい」という考え方である。この考え方に固まったため、国民新党との約束は反故にされた。これは政治の私物化である。
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