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昨今の政界には支持率と云う神が降臨されたらしい。
マスコミは三日を上げず世論調査と云う祈祷をささげ支持率と云うご信託を告げる、支持率教は政界にも蔓延し、各党は支持率の上げ下げに一喜一憂する。
菅新政権もご神託に盲従し、政権交代と云う民意の源泉である「衆院選マニフェスト」を廃案にしてまで、ご神託の効果の褪めぬうちに参院選を行いたいと会期延長を拒否し1日も早く選挙に雪崩れ込もうとしている。
支持率という神は移り気で神官(マスコミ)の祈祷次第でどの政党に笑顔を向けるか分からない、支持率教に入信するということは神官にひれ伏すことと同じだ。
選挙のため、放送法・電波法の改正の改正も記者会見のオープン化もすべて封印し、神官の望む政策を打出してその心を繋ぎ止めるしかなくなる、何しろ代表選をやっただけで閣僚の顔ぶれも見ずに1日で40%も上がった支持率は、神官しだいで3日もあれば元へ戻ってしまうのだから。
しかも神官はスポンサーの代弁者で、支持率教信者の政党は新自由主義的政策を打出さざるを得ないだろう、また日本は外国資本の草刈場、弱者切捨ての社会が続くことになるだろう。
さっそく新内閣は税制改革(事業税減税、消費税の増税)を持ち出した、支持率があれば何でも許されると云う支持率教信者の独善である。
反民主党を旗印に民主党・小沢バッシングを繰り広げた神官達への貢物には、従来の民主党の政策を後退させ「国民の生活が第一」を「企業利益が第一」へ変え、ひたすらマスコミ迎合の政策を繰り広げる。
マスコミに迎合する政策を展開すれば支持率の維持は容易である、なにしろ政党の支持不支持の判断材料はマスコミが国民に提供しているのだからマスコミの論調ひとつで支持率が自由に上げ下げされる。
邪教の蔓延は国を滅ぼすだろうか、今の状況では国民は益々疲弊することは間違いない、税金は上がり社会保障は後退する、国民は自己防衛のため消費を減らし本格的なデフレスパイラルに突入、国内産業は衰退し笑うのは輸出関連企業と金融ゲームの勝者だけだろう。
邪教を滅ぼし、この葦原の瑞穂の国を救う救世主は現れないのだろうか、幸い日本には八百万の神々が居られる、民意をないがしろにする暴挙をいつまでも野放しにすることは無いと信じたい、小沢氏はいつ立ち上がるのだろうか。
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- Re: 神が寿ぎたまいた政権の独善 Ryuii 2010/6/17 07:25:31
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