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2010-06-16 03:23:58
菅直人を「生暖かく見守る」とおっしゃる『おのま@カナダ』様の包容力は、私には有りません。
何故、昨年の8月30日に<政権交代>がなされたのか。
菅総理 お解りですか?
はっきり申しますが、貴方の政治力に期待したからでは有りません。
ましてや、仙石さんや、枝野さん、はたまた玄葉さんの魅力に負う所などでは、全く有りません。
あなた方の、以下の<約束>を信じたからこそ、貴重な一票を行使したのです。
覚えていますか。
曰く。
「緊密で対等な日米関係を築く。」
「日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む。」
「取り調べの可視化で冤罪を防止する。」
【鳩山政権の政権構想 】
5原則
原則1 官僚丸投げの政治から、政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ。
原則2 政府と与党を使い分ける二元体制から、内閣の下の政策決定に一元化へ。
原則3 各省の縦割りの省益から、官邸主導の国益へ。
原則4 タテ型の利権社会から、ヨコ型の絆(きずな)の社会へ。
原則5 中央集権から、地域主権へ。
その他諸々の、「民主党の目指す物」への<期待>が、政権交代を可能ならしめたのです。
そして、旧政権に連なるあらゆる利権構造が、実質的権力のトップたる『検察』を筆頭に、あらゆるマスコミを手先に使っての、(どこかの国からの)潤沢なる資金の裏付けの基に、一大ネガキャンを巻き起こしての<改革潰し>を、我々国民は歯がゆい思いを必死で<見守って>きたのです。
そして、壮大なるネガキャンにまんまと乗せられた<大多数B層国民>の、無責任な<支持率低下>に怯えたあなた方は、政権交代を可能ならしめた大本を切り落として、菅直人政権を造り上げたのです。
繰り返すが、決して<貴方の>資質で政権が出来た訳では無い。
その挙げ句に、なんですと?
▶民主党の参院選公約「米軍基地見直し」削除(読売見出し)
>衆院選公約の外交・安保部分との鮮明な違いは日米関係の位置づけ。
冒頭にあった「緊密で対等な日米関係を築く」は、参院選公約では「総合安全保障、経済、文化などの分野で関係を強化することで日米同盟を深化させる」とし、米側の警戒や、日米安保の在り方を巡る論争を呼んだ「対等」の位置づけを弱めた。
>日米関係を深化させる。普天間基地移設問題は日米合意に基づき、沖縄の負担軽減に全力を尽くす。
何だって!?
そしてさらに。
▶社会保障関係費を賄うには所得税改正だけでは不十分=首相(東京ロイター)
>消費税引き上げの前に、所得税の最高税率引き上げが先ではないかとの質問に対して、菅首相は「再配分機能を回復させればある程度の増収効果があるが、社会保障にかかる費用を賄うには、所得税の改正だけでは十分ではない」と説明し、税制抜本改革では「消費税、法人税、所得税などを含めた具体的な全体像を示すことができるよう詰めていきたい」と述べた。
消費税引き上げ人 意欲満々!
>また消費税増税論に関連して菅首相は「社民党がひとつのモデルとしている北欧諸国では、(社会保障関係費は)相当程度、付加価値税によって賄われている」とし、福島議員が消費税増税先にありきに異論を唱えたのに対して「福祉を充実した場合、財源としてどういうものがその規模に合わせて存在するのか合わせて提案いただければ、有意義な議論が行える」と述べ、けん制した。
北欧諸国は、所得税が<高収入>な程高いのだ。
北欧諸国には、官僚による<勝手な>なネコババも無いのだ。
北欧諸国では、年金が<消える>などと言う事は起こらないのだ。
それより何より、社会階層に置いて<公平感>が行き渡っているのだ。
日本と一緒にするで無い!
さらには。
▶民主政調復活、役員会で組織の大枠決定(TBS項目)
>「政府で決定はするが、政調がしっかりと提言をする、そういう機関で、きちっとありたいと思いますので、ぜひ皆さんのお知恵を頂きながら良い仕組みを作りたい」(民主党・玄葉光一郎政調会長)
【TBSニュース/6月16日1時22分配信】
▶<菅首相>「大ばか」から協調へ 事務次官に訓示(毎日見出し)
>菅直人首相は10日、政権発足後初めて各省事務次官を首相官邸に集め、「官僚の立場で(国を)支える立場と、政治家の立場で(国を)支える立場がうまくコンビネーションでき、役割分担が果たせた時に日本の政治や行政がより強いものになる。一層の協力、努力をお願いする」と呼びかけた。
かつて「霞が関は大ばか」などと官僚を批判してきた首相だが、就任後は官僚批判をひかえ、協調姿勢が目立っている。
【毎日新聞/6月11日7時20分配信】
▶菅首相 次官前に低姿勢、「協力お願いする」(毎日見出し)
>「官僚の立場で(国を)支える立場と、政治家の立場で(国を)支える立場がうまくコンビネーションでき、役割分担が果たせた時に日本の政治や行政がより強いものになる。一層の協力、努力をお願いする」と呼びかけた。
>民主党が掲げてきた「政治主導」について「決して官僚の皆さんが必要ないとか、能力がないということではない」と官僚排除の意図はないと説明。
>8日の就任記者会見では「政治家だけでものを決めればいいということではまったくない。官僚こそが政策や課題に長年取り組んできたプロフェッショナルだ」と逆に評価する姿勢を強調。官僚観を記者団に聞かれた9日夜には「『大ばかだ』と言った時は言い過ぎだったかもしれない」と発言を修正した。
霞ヶ関は<祝杯>を揚げている。
彼らの<高笑い>が聞こえて来る様だ。
>鳩山政権が行き詰まった一因に挙げられる政官関係のまずさを改善し、スムーズな政権運営にあたる意思の表れとみられる。
【毎日新聞/倉田陶子/6月10日19時9分配信】
そして、毎日の『倉田陶子』記者には、このように鼻先で嗤われている始末。
なんと情けない。
さても。
ゾロゾロ出て来る<約束違反>。
「取り調べの可視化」は一体どうなった?
これこそが、小沢秘書のムリ筋逮捕劇の取り調べの中身を。白日に曝せる筈なのに。
公式な選挙公約が、正にその意義を発揮出来るチャンスである筈なのに。
『検察審議会』の中身を曝す、良い機会なのに。
まるで、小沢完全潔白が困るかの如き、不対応ぶりは、奇妙にすら見える。
党内不一致は何処の党も一緒では有ろうが、それにしても酷い事では有る。
返す返すも腹立たしい。
昨年の一票を返して欲しい。
・・・とは言えど、ではどうする?
そこなのだよねえ。
自民党時代の政治には、何が有っても引き返してはいけない。
その防波堤であった筈の民主党が、どんどん亜自民党化して行く。
党名が代わっただけで、結局中身はおんなじ。
我々国民は、手をこまねいてみているだけ。
参院選に勝てば勝ったで、『菅政権』の基盤を固める事にもなりかねないし。
負ければ、時計の針が逆戻りする事になりかねないし。
『み党』に<漁父の利>を攫われかねない。
ああ、切ない。
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