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2010.6.14(その2) 森田実の言わねばならぬ【527】
平和・自立・調和の日本をつくるために[527]
《新・森田実の政治日誌》[一時的選挙管理内閣としての菅政権論序説(5=完)]マスコミの力を借りて本格内閣への脱皮をめざす菅内閣/6月11日の菅首相の所信表明演説をほめ上げる大マスコミは不見識である/この背景にあるのは政権とマスコミの癒着だ
「天網恢恢疎にして漏らさず」(『老子』)
6月11日の菅首相の所信表明演説に対して、大マスコミは総じて好意的である。同日夜10時過ぎにテレビ朝日のニュース番組を見たが、テレビ朝日のコメンテーターは、菅首相の所信表明演説に対する谷垣自民党総裁と山口公明党代表の批判を取り上げて、菅首相を擁護し、菅首相側に立って自民党総裁と公明党代表を批判していた。大テレビ局の有名コメンテーターが、現政権を擁護するのはめずらしいことである。私の友人は、「朝日新聞とテレビ朝日は菅政権の広報部であり政権の用心棒的存在になっているような気がする。朝日新聞には気をつけた方がよい。最近、菅政権擁護が露骨になっている」と言う。調べてみなければならぬ。朝日は戦前も軍部の手先になった。
大新聞、大テレビ局は菅政権に好意的である。菅政権の欠点には目をつぶり、どうでもよいことをほめ上げている。菅政権は大マスコミと結びついている。この点では小泉純一郎内閣と似ている。政治権力と大マスコミの結合は危険である。とくに選挙の前は危険である。「最近、大マスコミ各社の経営は苦しい。大マスコミに菅政権は協力することを条件に何かが動いているという噂がある。森田さん、何かわかったら教えてください」という電話が情報通からあった。
菅首相は所信表明演説で、いま最も重要なテーマを避けたように思われる。いま政府が取り組むべき最大のテーマは「失業問題」である。菅首相はこの最大の緊急問題である雇用問題への言及を避けた。この問題をどの大新聞もほとんど問題にしなかった。菅首相は雇用問題に比べれば、どうでもよい問題を羅列しただけの芯のない演説をしただけである。菅政権には問題が多い。これから菅政権の欠点が浮き彫りになるであろう。(完)
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