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やはり民主党を支えなければ。深読みついでにさらに深く思い込んで「毒は皿まで」喰らってみようか (晴れのち曇り、時々パリ)
http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/516.html
投稿者 純一 日時 2010 年 6 月 14 日 11:56:30: MazZZFZM0AbbM
 

http://blog.goo.ne.jp/veritas21/e/79b19b201f3cfcc6c20699954275417d

2010-06-14 06:39:29

政権交代からの9ヶ月強、表面の乱高下の裏をどう読むかで、疲れきってしまった。


あの鳩山さんの(何の根拠も無さそうな)ふらふらブリを見せられていると、祖国を遠くはなれて、情報入手にもハンデの多い立場としては、ヤキモキせずにはいられなかった。

そして、彼のあまりの<迷走>ぶりに、「絶対に裏が有る筈だ」と思わなければ、やって行けなかった。


巷の見方はまっぷたつ。


当然、敵対するマスコミの、悪意有る曲解に基ずいた世論誘導の対極には、、ネット社会の<違う>解釈が飛び交っており、当然の流れとして、自分なりの<解釈>をしつつ、小鳩連携の政治工作を<期待>してしまっていた。


そして、あの<ダブル辞任>と来た。

一挙に疲れが溢れ出て、しばし呆然と成ってしまったのは、<私だけでは無かった>と思いたい。


その直後の『菅直人政権』成立に際して、選挙管理内閣の制約上の必然も有っての、<大半の>閣僚の居抜きという体制に反して、<自らの根底>を否定するかの如き政策路線の発表に依る豹変ぶりとで、しばし<我を忘れて>しまった。

「普天間の日米合意の尊重」
「税制の見直し」
「官僚との連携強化」
「・・・」


長旅の疲れと、その間の<情報不足>と<時間不足>もあり、昨日はつい規制マスコミの記事のコピペで済ませて、ズルをしてしまった。


新政権成立以後、ずっと頭の中で引っかかっていた事は、本当にそんな単純な<表面的解釈>で済んでしまうような、そんなレベルの出来事だったのか、と言う事でした。


深読みするのは、正直疲れたのです。

もしまた期待を裏切られたら、その時こそダメージが多大すぎて、回復不能な結果と成りそうだから。


しかし。

今回の『菅政権』と、党内のごく一部の実力者とが今現在取っている動きが、撹乱作戦でないとは言い切れない、と言う思いが抜け去らない。


だって、考えてもごろうじろ。

あれだけ、霞ヶ関改革を訴えて、財政改革を訴えて、国民の大多数の支持を受けて政権奪取した<民主党>の、少なくとも当初からの指導部を形作って来た筈のトロイカ体制の内部で、全くの意思の疎通を欠き、自民党レベルの<政争>に明け暮れているような、その程度の関係であった訳が無い、と思いたくも成るでしょう?


そう成ると、また<深読み>を続けない訳には行かなくなりそうな。。。


そんな<悶々とした>思考の混乱状態の中に有って、例の田中良紹氏のブログで、やや自らに納得したような気がする。

氏の【国会探訪】である。

[政治を知らないプロたち]
http://http//www.the-journal.jp/contents/kokkai/2010/06/post_222.html


氏曰く。

(以下抜粋)
>日本政治の特性の第一は参議院にある。日本国憲法では衆議院から総理大臣が選ばれ、衆議院が参議院より優位にあると思われるが、実は参議院の方が力は強い。参議院で法案が否決されると再議決には衆議院の三分の二の賛成を要する。与党が三分の二の議席を持つ事は滅多にない。従って法案の帰趨を握るのは参議院である。参議院の協力なしに法案は成立しない。参議院には総理、官房長官、幹事長のクビを飛ばす力がある。

>つまり参議院選挙は衆議院選挙よりも重要なのだ。民主党は去年衆議院で政権交代を果たしたが参議院で単独過半数を得ていない。実は本当の意味での政権交代はまだ終わっていないのである。だから小沢氏は何よりも参議院選挙に力を入れてきた。

>今回の政変で総理、官房長官、幹事長は代わったが、参議院執行部は誰一人として代わっていない。つまり民主党の権力構造は底流で変わっていない。
人事権は総理にあるから菅総理は参議院執行部を自分に都合良く代える事は出来た。しかし参議院選挙直前に参議院の人事をいじるのは常識的でない。このシナリオはそこを読んでいる。小沢氏が敷いた参議院選挙のレールも取り外して敷き直す余裕はない。

>もう一つ総理、官房長官、幹事長の「寝首」をかく事が出来る重要ポストがある。国対委員長と議院運営委員長で、国会運営の全てを取り仕切る。菅総理は総裁選挙で対立候補となった樽床伸二氏を国対委員長に就けた。

>国対委員長と議院運営委員長には腹心を配するのが当然で、議院運営委員長はそのまま、国対委員長に小沢グループの支援を受けた樽床氏が就任した事は、これも民主党が変わっていない事を示している。

>そこで民主党は参議院選挙で勝つための条件整備をした。

>野党自民党が今度の選挙で民主党を攻撃する材料は三点あった。「政治とカネ」と普天間と民主党の経済政策である。「政治とカネ」では小沢・鳩山両氏が、普天間では鳩山氏がターゲットになり、経済政策では「バラマキで財政が破綻する」と批判される筈だった。自民党はそのために消費税増税を選挙マニフェストに掲げる予定でいた。

>それが今回の政変で鳩山・小沢の両氏が辞任し、「政治とカネ」と普天間が攻撃材料になりにくくなった。次に菅政権は「財政健全化」に政策の力点を置いた。さらに将来の消費税増税に積極的な玄葉氏が政調会長に就いた。これで三点への防御態勢を固めた。自民党の谷垣総裁は民主党の路線転換を「抱きつき作戦」と批判したが、その通りである。しかしそう言って批判しても始まらない。これから選挙までの短い間に違う攻撃ポイントを見つけなければならない。困っているのは自民党である。

(引用終了)


長い引用に成ってしまったが、私がモヤモヤと思い悩んでいた<真相>の裏側の構図は、こういう事であった筈だ、と言う事だった。


実は「そうでは無いのか」と思いながら、そのように分析する事が<怖かった>自分がいた。


「増税を言い出したが、消費税を上げるとは一言も言っていないでは無いか。法人税のアップや、富裕税の新設を考えているだけかもし得ないし。。。

などと言う<自分に都合のいい>深読みが、所詮は希望的観測による<曲解>に過ぎないのでは、と言うような気がして怖くなってしまっていた。


ずいぶん弱気になってしまっていた物だ。


今までさんざん「支えなければ!」と煽って来た自分が、自らの内面で躊躇してしまっていた事に、深く反省する次第である。


そうなのだ。
きっと。
そうとしか、考えようが無いでは無いか。

そう考えれば、総てが有るべき所にスッキリ収まると言う物だ。


但し、菅直人さんが我々応援団が信じるような器である、という事が前提条件と成る。

そこは残念ながら、我々素人には伺い知る事の出来ない所だ。


今一度、裏を読んだつもりに成って、支えよう。

目前の急務は、<参院選>に勝利する事である。
単独過半数を与えなければ成らない。


ひとたび事が成った暁に。

菅直人さんの出方次第と成る。
小沢一郎さんの出方次第でもある。


総ては、その時に明らかになるであろう。


菅直人という<草の根運動>上がりの<庶民宰相>が、本当に日本の将来を考えて行動する大政治家であるのか。

はたまた、一部でささやかれ出した通りの、通俗的出世願望に長けた、単なる俗人であるのか。


とにかく、弱者切り捨ての<ネオコン>国家にだけは、逆戻りさせては成らない。

わずか1000万人かそこらの<官僚>達だけが、好き勝手な事をする為に国家在世に無頓着に政策を決めたり、<増税>を示唆したり、我々の税金をアメリカの政経軍を潤す事に繋がる使い方をされるような、自民党時代の政治に戻しては成らない。


皆さん。

肝に命じようでは有りませんか。


 

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コメント
 
01. 2010年6月14日 12:06:21: Qos5b6UPKo
政党を支持するとはどういうものなのだろうか? よい政治、国民が幸せになれる政治を実行してくれる組織に投票するということだと思う。すると現在の菅政権はどうなのだろうか? 少なくとも先の衆議院で支持した「国民生活第一」を政策の中心に掲げた政党と言えるのだろうか? 財政再建を中心課題とし沖縄米軍基地については県民の意思よりアメリカの意思を尊重し一般庶民に対する増税を考え企業に対する法人税を減税する・・これが私たちが支持し一票を投じた現在の民主党の姿なのである。 忌み嫌う自公政権と何処が違うというのでしょうか? 自公政権に戻したくないから名前だけ民主党という党に投票できますでしょうか? 少なくとも私は嫌です。 今回はウソをつかず筋を通す正直な他の政党に投票したいと思います。

02. 2010年6月14日 13:03:01: E6oW7ondLg
>> 「毒は皿まで」喰らってみようか

お断りします! ここで単独過半数を与えたら最後、このあと民意を示す機会は当面なくなります。
変質しつつある民主党にお灸をすえるためにも、絶対に民主党内隠れ自民を当選させてはなりません。
比例区は国民新党・社民党・新党大地に。選挙区は民主党内小沢グループと国民新党・社民党・新党大地公認及び推薦候補に投票しましょう。


03. 2010年6月14日 13:27:54: u3umg2Fq9w
01様に賛成です。
いろいろな記事が投稿されていますが、この記事といい競馬の予想まがいのものが実に多い。
希望願望で裏読みなどとした記事が多いが、証券会社の専門家の株予想が当たらないのと変わりがないように思う。
今の事実は菅総理が小沢批判に転じて、マニフェストの破棄を公約しているようなものというのが現実でしょう。
裏読みがたりないというのなら裏が表になることは極わずかなことですよ。
国民生活が第一という政策を支持するが、どう見ても今は自民党政権と変わりない政策に転換しようとしていると思われる。

04. 2010年6月14日 13:59:35: aGURPUDjFA
樽床は元々七奉行の一人ですから不思議でも何でもなく当たり前の人事です。対米従属、大幅増税路線、官僚支配容認等に舵を切った菅政権は小泉、竹中構造改悪路線を受け継ぐ裏切り内閣です。この様な裏切りを平気で行う民主党に過半数を与えることは出来ません。以上の理由で今回候補者は小沢グループ政党は国民新党か社民党に投票します。 

05. 2010年6月14日 14:31:51: mhq7bi2INk
 今朝の朝日の読者欄に「今から30年前、武蔵境の駅頭でノーネクタイにズボンのラフな姿で、街頭演説をする青年を見かけ、当時は物珍しかったが、直線的な名前ぐらいの印象しかなかったが、毎朝見かける姿に「がんばっているなあ」と感嘆の思いを抱くようになった」。
 それが若き日の菅直人の姿であり、志は昔日のまま現実的な政治家に成長したことを感じ取ることが出来ます。
 
 [菅さんの事が話題になるたびに、あの街頭演説の姿を思い出す。このような地道な姿に、国民は政治家の誠実さを感じ取るのではないだろうか」と投稿者は結んでいる。
 
 菅さんの政治姿勢をさきがけ時代から関心をもって見、そのぶれない市民目線の
姿勢に首相にとひそかに思ってきました。毛並みによって判断される政界で、菅さんの機を見るに聡い果敢なチャレンジで、首相の座を市民に取り戻すことが出来たこと、判断と実行力に政治家の資質を見ることが出来ます。

 少子高齢化、財源不足、米国からの真の独立と内外ともに誰が首相になっても
至難と思います。とりあえず社会不安の元凶となっている、自民党政治の負の
遺産「格差社会」を「最小不幸社会」の信念で除去することを期待しています。


 


06. 2010年6月14日 14:54:59: 00ZH9kOaZ6
01.02.03.04.すべてに同感! 菅政権は5月28日(日米共同声明で「辺野古」移設を明記=工法、8月末までに決定)に示された沖縄の怒りを知れ.民主への沖縄県民の怒りは消えてないぞ.小沢氏がこれを放置するなら同罪である.国民との約束をいろいろ理由を付けて次から次へと反故にする政治は支持できないし,選挙民としては次の選挙で替えるしかない.へんな駆け引きも選挙民には関係ない! 訳の分からぬ「裏読み」を強制されるのはまっぴら迷惑である.目下の政策課題を国民に分かりやすくするのも政治の責任,役割ではないか.

07. 2010年6月14日 18:32:22: SkxN1jwDSQ
純一さんの、
>目前の急務は、<参院選>に勝利する事である。
>単独過半数を与えなければ成らない。

その通りです。
管首相で後3年ぐらいはやってもらいたい。
コロコロ首相が変わるのはもう御免である。

政局ではなく、国民に向いた政治をやってもらいたい。
ひとつ管首相に望むことは、官房機密費を1年後ぐらいで公開してもらいたい。
公開されても貰う人は居るだろう。
困る人は貰わない。
それでよいのではないか。



08. 2010年6月14日 23:11:35: E6oW7ondLg
>>07 官房機密費を1年後ぐらいで公開してもらいたい。

とんでもない。本来の用途は、諜報活動費である。1年で公開しても構わない「機密」に金を払う必要などない。

>>コロコロ首相が変わるのはもう御免である。

おろかな考え方である。すでに民主党は政策を「コロコロ変えている」のである。
形だけを見るな、実質を見よ。


09. 2010年6月15日 04:14:34: JjZ68MaxEA
単に論理的体裁がきれいに整った文章と、内容そのものが論理的な文章の区別がつかない、思考力の著しく劣る日本型インテリがまた一人、田中良紹のよこしまな誘導に乗せられて、わかったようなわからないような感想を投稿している。おそらく投稿者は、事実の検証、論理的な内容、この二つが何を指すのか具体的なイメージのまったく無い、つまり自分で考え判断し物事を改善した成功体験のない人なのだろう。

しかしコメントを見ると意外にも、田中良紹とこれにただ乗りした投稿者に、根拠をもって手厳しく批判をしている者が多いのに驚いた。考えがよくこなれているだけに発言もシンプルだ。ネット空間の情報とディスカッションは、日本人の頭をゆっくりとではがあるが覚醒させているのだろうか。

05のような旧共産圏の人民の声かと見まがう「模範文」を書く、朝日新聞に洗脳されたB層もまだいるにはいる。しかしナベツネらの思惑を大きく外れ、国民の情報感度が少しずつ底上げされてきた今、有権者を郵政選挙のような幼稚なペテンにかけるのはもう不可能ではないか。

菅が参院選勝敗ラインでひどく弱気だと報道されている。世論調査の数字の割に現実の国民の反応がひどく鈍いのは、新宿駅前で演説してみた菅が一番感じているのかもしれない。


10. 2010年6月15日 05:57:20: EfscEI3NIV
菅・鳩山たちは小沢を抜きにした本来の民主党に戻したいのだろう。
それはそれで思想的には構わんがやり方が汚すぎる。
小沢をいいように利用して、いいとこだけ取って
突然ゴミくずのように使い捨てた。
自分たちが弱い選挙のところだけ頼って、政権を簒奪したらいきなり
豹変して去年の選挙での公約を平然と破り始めた。

小沢のことを捨てただけではなくて、再生しないように
周りにくっついているシンパたちをいま必死に切り崩している。
二度と再生不能になるまで徹底的にやるだろう。
そりゃそうだ、いったん裏切った以上、
再生されたらどんな復讐がされるかわからない。
とにかく徹底的につぶすしかない。
九月の代表戦の時には小沢派がボロボロになるように
今から必死に工作を進めているだろう。
菅は獣道にわけいった。もう戻れない。
菅たちネオコン路線と小沢派国民生活路線とは
いずれどこかで大激突するだろうが
今のままでは小沢派は太刀打ちできないまでに
弱体化させられるんじゃないかと思う。


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