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れんだいこのカンテラ時評747 れんだいこ 2010/06/13 20:38
【二宮尊徳、田中角栄の流れを汲む政治こそ我々が待望している政治ではなかろうか】
2010年、新聞広告にちょくちょく三戸岡道夫著「二宮金次郎の一生」 を見かけるようになった。中曽根元首相が推薦人となってコメントしていたので、どうせ碌でもなかろうと思い無視していた。そのうち気がついた。著者の三戸岡道夫氏と中曽根の間には何の縁故関係がある訳ではなく、例によって中曽根がしゃしゃり出ているだけではなかろうかと。あるいは三戸岡氏を最大限に評価すれば、中曽根の評で売れ行きを伸ばそうとしたのではなく、中曽根に「二宮金次郎伝」 を読ませることで、更には評者にならせることでネオシオニズムエージェントとしての中曽根を逆オルグしているのではないかと。
実際のところは分からない。いずれにせよ、二宮金次郎その人を知っておくに越したことはないと思い直し、取り寄せ読了した。読んでみての感想は「読んで良かった」。三戸岡氏に謝しておく。同氏は、東京大学法学部卒業、協和銀行入行、副頭取を最後に退職の履歴を持つ著述家であり、二宮金次郎履歴を丹念に検証している。
読みながら考えた。二宮金次郎考サイトを起こし、その履歴を中山みき伝の中に加えたらどうだろうかと。1787(天明7)年生まれの二宮金次郎の方が1798(寛政10)年生まれの中山みきより12年早く生まれているが、ほぼ同時代を生きており、二宮金次郎の方が実務的な社会改革に乗り出し、中山みきの方が霊能的な社会改革派であったと云う系統の違いはあるが、思想はどちらも共生的で、比較して耳を傾ければ共に味わい深い。この二人が交わることは終生なかったようであるが、仮にもし相会していたら、どんな交わりを結んだだろうかと考えると興味深い。
そういう思いから、中山みき研究サイトに二宮金次郎考を加え、中山みきの履歴に二宮金次郎の動きをも書き込んで行くことにする。二宮金次郎単独の履歴を辿るより面白いと思うからである。そのうち二宮金次郎思想をも書き加えたいと思う。且つ同時代の農政家・大原幽学履歴をも記すことにする。実にユニークにして有益な試みであろうと自画自賛しておく。
二宮尊徳の思想は「二宮翁夜話」で知ることができる。弟子の福住正兄(ふくずみまさえ)氏が記したもので、かなり膨大なものとなっている。れんだいこがこれを確認するのに、「尊徳式世直し世の立て替え思想」と位置づけることができるように思われる。同時代の中山みきのそれ、大原幽学のそれと対比させてみれば面白いように思われる。
思えば、戦後政治家の偉才・田中角栄はこの系譜の者ではなかろうか。小沢一郎も又然り。どういう訳かマスコミは、こういう在地土着的な叡智を持つ有能な政治家を悪罵する。低能の故か、売文売弁しているのかは人次第であろうが、日本政治は基礎から見直ししないいけないのではなかろうか。菅政治の危なさを思うにつき、急がねばならない。菅は聞き分けができると信じている。
二宮尊徳考
(http://www.marino.ne.jp/~rendaico/nakayamamiyuki/ninomiyaco/top.html)
まだサイトアップするには早いのだけれども。日々更新してそのうちサマになるようにする。
2010.6.13日 れんだいこ拝
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