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2010/06/12(土) 21:31:45
[西松・小沢事件] やっぱりオカシイゾ 検察審査会
資料も読まず「不起訴相当」議決
やっぱりこの制度はおかしい。
小沢事件で注目を集めた検察審査会(検審)のことだ。小沢事件の検審議決に対しては、法曹界などから「感情的」「結論ありきの審議」との批判が続出し、制度見直しが叫ばれているが、他の事件でも同じような事態が起きている。8日に青森地検で結審した環境保護団体「グリーンピース・ジャパン(GP)」をめぐる「鯨肉窃盗事件」である。
この事件は、GPのメンバー2人が08年4月、調査捕鯨船での鯨肉横領を告発するため。船員が自宅に送った宅配途中の鯨肉10本を青森で確保したところ、窃盗罪などに当たるとして起訴された。裁判では、一連の行為が「窃盗」と主張する検察に対し、GPのメンバーの弁護側は「横領行為を告発するための調査活動」と反論。9月6日に判決が下される予定だ。
「公判で焦点になったのは、船員の証言の信憑性です。鯨肉を自宅に送った船員は法廷で、『5本の肉を2分割(10本)した』と証言したが、DNA鑑定の結果、肉は7本が同一のクジラ、残り3本は別のクジラだったことが判明。ツジツマが合わなくなったのです」(青森地裁担当記者)
事件でもう一つ注目を集めたのが、検審の議決だった。
「GPは窃盗事件になる前に船員を業務上横領で東京地検に告発。しかし、不起訴処分になったため、今年2月に東京第一検審に審議を申し立てた。ところが、船員の法廷証言やDNA鑑定の結果が青森地裁で出る前に早々と検察の判断を追認する『不起訴相当』の議決を出したのです。重要証拠を見ず、何を根拠に判断したのかがサッパリ分からないのです」(司法ジャーナリスト)
GPの担当者はこう言う。
「裁判では、船員同士の証言が食い違ったり、内容が二転三転したりした。検審には、こうした証言や、肉のDNA鑑定の結果を追証拠で送ると連絡していたにもかかわらず、それを待たずに議決しました。“市民目線”というが、資料も読まずに判断したとすれば、恣意的な結論だったと受け取られても仕方がない。私たちに批判的な報道の影響もあったのではないか」
小沢事件も、一方的な報道をうのみにした審査員の感情が議決判断を大きく左右したとされている。アチコチで“恣意的”な議決が出るようなら、これはもう、法治国家の危機だ。
(日刊ゲンダイ 2010/06/11 掲載)
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◆鯨肉窃盗のグリーンピースメンバーに懲役1年6月求刑
(⇒2010/06/08 AFP)(http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2734430/5855102 )
★グリーンピース「横領」鯨肉「窃取」事件は最高裁基準によれば無罪 ...
※グリーンピースとシーシェパードは違う団体であり、シーシェパードの行為についてグリーンピースは批判的な立場
>窃盗罪をはじめとする財産犯の成立には、不法領得の意思が必要です。
たとえば、駅前に置いてある自転車を盗むために移動する行為と、自転車が邪魔だから移動する行為は客観的には同じですが、内心は全然違います。
今回は、クジラの肉を食べることや売ることが目的ではなく、違法な捕鯨の証拠とするために盗んだ、というのがGP側の主張です。
調査捕鯨(水産庁?)と船員のあり方の問題が置き去りにされています。
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★検事総長に「小沢起訴」潰した大林氏⇒
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暴走検察 今度は「親民主」シフト
幹部一変!〜検事総長に「小沢起訴」潰した大林氏
政府がきのう(11日)の閣議で検察トップ人事を決定した。すでに報じられていた通り、定年を迎えて退官する樋渡利秋検事総長(64)の後任には、大林宏東京高検検事長(62)が充てられる。その後釜には、笠間治雄広島高検検事長(62)の就任が決まった。
近ごろの検察の暴走は目に余るが、民主党政権にとってこの人事はどうなのか。
「典型的な“赤レンガ組”の大林氏は、小沢起訴に反対し、潰した人物として有名です。また、笠間氏は『捜査の神様』といわれるスゴ腕の検事で、最高検次長検事だったとき、現場から上がってきた西松事件に反対したといわれている。証拠第一主義だから『立件は難しい』と判断したのでしょう。だが、笠間氏が昨年1月に広島高検検事長に就任して東京を離れると、『鬼の居ぬ間に』とばかりに強硬派が突っ走り、昨年3月の西松事件に至った。これを機に検察の暴走がエスカレートしたのは周知の通りです。今回、検察組織のナンバー1と2が“現実派”に変わります」(司法関係者)
西松事件にゴーサインを出した東京地検のトップも異動する。地検検事正の後任とみられているのが、鈴木和弘最高検刑事部長である。
「鈴木氏は穏やかな人物として知られています。地検ナンバー2の次席検事に小沢捜査で検察リークの中心的役割を担った強硬派の大鶴基成氏が就いたから、どうなるかと思ったが、この布陣では彼もムチャはできませんよ」(前出の関係者)
そして、最も気になるのは、暴走捜査を主導した東京地検の佐久間達哉特捜部長の処遇だ。
「来月までには異動するでしょう。左遷?とんでもない、東京を離れどこかの地検で検事正になるだろうから栄転です。一連の小沢捜査の責任を取らされて左遷されたのは、西松事件以来、現場で指揮した直告一斑の元副部長・吉田正喜氏だけ。分かりやすいトカゲのシッポ切り人事です」(司法ジャーナリスト)
かくして、強硬派は影を潜め、民主党政権との対立は徐々に解消されていくことになりそうだ。
(日刊ゲンダイ 2010/06/12 掲載)
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散々戦ってきたのに、これで幕引き…?
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