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れんだいこのカンテラ時評745 れんだいこ 2010/06/12 13:54
【早くも危うし管政権考】
管政権は滑り出し上々で出航したが、れんだいこには早くも次第に不快指数が上がりつつある。管政権は発足と同時に郵政再改革法案の先送りで亀井郵政相辞任を余儀なくさせた。社民党は政権離脱し国民新党は引き続き連立維持模様という差はあるが、「鳩山政権に続き信の置けない管政権」ぶりが点滅した。許せないことは管政権が目下急速に政策転換を明らかにしつつあることである。次第に自公政権政策に疑似化しつつある。こうなると昨年の政権交代が何の為の政権交代であったのか、単に自公に代わる民主のポスト争いでしかなかったのではなかろうかという次第になりつつある。政権交代が政治闘争ではなく所詮はポスト狙いの権力闘争でしかなかったと云うことか。ならば政治が遊びにされているということになる。
問題は、管政権が何故に参院選前にこういう政策転換を表明しつつあるのかと云う疑念にある。思えば鳩山政権も、如何にして公約実現に向かうのかで苦労したのではなく、如何にして公約実現させないか、引き延ばすのかで時日を浪費した形跡が認められる。その結果、普天間問題、マルチ舌その他で自爆したのだが、辞任に当たって小沢幹事長を巻き込んだ。それは鳩山前首相の政治の私物化性を示していないだろうか。手前が自爆しただけのことであるから手前が責任をとって辞任し、後を仮に今の管政権に譲った方が更に支持率が上がっていたのではなかろうか。それを小沢幹事長辞任に持って行った鳩山の処理が臭いと云うべきであろう。
管政権は、何故に鳩山政権のハトタカ釣り合いの政権人事にすることなく一方的なタカ派に布陣したのか、これも臭い。但し深謀遠慮があるのなら許される。実際、これにより支持率がV字回復したことを思えばまま許される。許されないのは、何故に早々と消費税増税アドバルーンを上げ、高速道路無料化公約に沿う線での新料金政策を先延ばし続け、子供手当等々公約実現に幻滅を誘うよう仕掛けているのであろうか。財源問題を云うのであれば、大ナタとしての軍事防衛費の削減、公務員給与の上級職高給与削減、天下り給与、退職金の谷渡りにメスを入れる事を宣明しないのであろうか。れんだいこならずとも不審の念を抱くのではなかろうか。
要するに、鳩山−管政権は、「上から政権交代効果幻滅」を画策しつつあると云うことではなかろうか。決して政権交代公約の実現に汗をかいているのではない。ここを確認することが肝要であろう。この現象を誰かネオシオニズム論を媒介せずに解くことができるだろうか。ネオシオニズム論を媒介すれば、日本の国家的解体溶解、政財官学報司六者機関の「上から御用聞きシオニスタン政治」ぶりが容易く解ける。社民連出自の管首相が、その右派系市民運動のなれの果てにネオシオニズム陣営に加わった転落の様を見て取ることができる。管政権が今後、参院選が近づけば近づくほど意図的故意に政権交代政権に冷や水を浴びせ始め、自ら毀損する行為に出るだろうことも予見できる。それはなぜか。日本政界を裏でコントロールする国際金融資本帝国主義ネオシオニズムの要請であるからである。この指令により、脛に傷持つ凶状持ちにされた与野党問わずの政財官学報司六者機関シオニスタンがうごめく醜態を見て取ることができるだろう。
「小沢悪玉論」は、この勢力により仕立てられた虚報である。にも拘わらず、シオニスタンマジシャンが手を変え品を変え「小沢悪玉論」を振りまき続けるであろう。これとどう対決するのか、これが問われている。れんだいこは、まずは分かり易く解かねばならないと考える。「小沢悪玉論」をリトマス試験紙にして、これを唱える者をシオニスタン組、これに異議を唱える者を在地土着派組と仕分けして、人民大衆がシオニスタン組の宣伝に騙されている事態に対し早急に対抗打開策を講じなければならないと考える。その主要な武器としては言論戦しかない状況であるが。
本来は、シオニスタン勢力の資金量に対抗する資金を生みだしていなければ闘えない。なぜなら政治には表でも裏でもカネがかかるとしたもんだから。しかしながら長年の金権政治批判運動で、シオニスタン勢力の資金問題には向かわず他方で、在地土着派組の資金調達には「天の声」まで詮索し、お陰でめっきり細った資金で闘わねばならない破目に陥らせられている。つまり軍資金が足りない。これが「政治とカネ批判運動」の実践的帰結である。どうしてもこれを主張してクリーン政治を願うなら、シオニスタン勢力の資金問題をも俎上に上げ、同時に批判して行くのが筋であろう。シオニスタンは両足両手、在地土着派は片足片手でケンカせねばならないとすれば勝てる戦も勝てない。これは自明の話である。
もとへ。「小沢悪玉論」は当然「角栄悪玉論」と連動している。我々は今こそ、この虚報を覆すべきではなかろうか。れんだいこは、角栄についてはサイトで公開している。早く戦後日本が輩出したこの異能偉才の大衆政治家を復権するよう、角栄が指針した青写真に基づく政治に向かうよう求める。日本列島改造論は必読の書であり、日本再生のキーである。地方分権、都市と地方の合理的関係のさせ方、日本の今後の生きる道筋等々を何と1970年初頭で予見的に示している。今に通用するバイブルである。このことを喧伝し認識を転換させるのが我々の運動の勝利の方程式であろう。
知るべきは、誰が憲法改正、これに基づくシオニスタンの傭兵としての自衛隊の常時武装海外派兵を画策しているのか。消費税増税、その他公租公課の増税による人民大衆生活の破綻、棄民化を誰が画策しているのか。中小零細企業の斬り捨て、大企業の優遇化、これに伴う外資の導入、企業乗っ取りを誰が画策後援しているのかということである。こういうことを掻きだせばキリがない。恐るべき売国、日本国溶解のワナが仕掛けられており着々と行動計画が敷設されていることを知るべきであろう。
この認識に照らす時、この道に自ら乗り出そうとしている管政権の危うさが見て取れる。政権交代政権は良し、されど左バネの支えなくしては意味がない。心してウォッチし続け、いきなりの暴動は無理でも再度の投票一揆を起す必要があろう。我々の票はどこに向かうべきだろうか、これを議論せねばなるまい。
2010.6.12日 れんだいこ拝
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