http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/348.html
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http://udonenogure.iza.ne.jp/blog/entry/1646536/
最近の既存の大手マスコミの記事内容を読んでいて、異様に思えてならない。今朝は、どの新聞・テレビも菅内閣の支持率一辺倒である。
8日に菅新内閣が成立しその内閣に対しての期待度ということなのであるがこの内閣支持率の異様な高さ・期待度に危惧と危険な臭いを感じてしまう。
たとえば、普天間の問題にしても、産経などは自民党案に近い辺野古沿岸と明記をされた事から喜んでいるのではあるが、辺野古沿岸に本当に移設が可能だとどれくらいの方が思っているのだろうか。
まぁ〜、それはさておき、各紙の内閣支持率なる与太記事を読んでみた。、
◆菅内閣を支持しますか。
毎日(8〜9日)
支持する :66%(前回20%)男性66% 女性66%
支持しない:18%(前回67%)男性19% 女性17%
関心がない:15%(前回12%)男性13% 女性16%
日経(8〜9日)
支持する :68%(前回22%)
支持しない:22%(前回69%)
関心がない:10%(前回 8%)
朝日(8〜9日)
支持する :60%(前回00%)
支持しない:20%(前回00%)
関心がない:20%(前回00%)
読売(8〜9日)
支持する :64%(前回19%)
支持しない:00%(前回00%)
関心がない:00%(前回00%)
共同(8〜9日)
支持する :61・5%(前回00%)
支持しない:25・2%(前回00%)
関心がない:00・0%(前回00%)
◆参院選が今行われるとして、あなたは比例代表でどの政党、あるいはどの政党の候補者に投票しますか。
民主党41%:自民党14%:みんなの党8%(毎日)
民主党41%:自民党17%:みんなの党7%(日経)
民主党39%:自民党14%:みんなの党*%(朝日)
民主党36%:自民党13%:みんなの党*%(読売)
民主党43・8%:自民党21・6%:みんなの党*%(共同)
◆小沢氏は政府や党の役職につきませんでした。これを評価しますか。
評価しない(毎日):全体15% 男性19% 女性13%
評価しない(日経):全体13%
評価しない(朝日):全体16%
評価しない(読売):全体15%
評価しない(共同):全体15・7%
ほとんど各紙の数字が横並びに近い。しかしよくみると面白いことに気がつく。鳩山政権時に低い数字をつけていた新聞社ほど高い数字を掲げている。
これを考えると「ほんとうかな」と思えてくる。新聞社の言い分は恐らく、振り子やら反動だのというのであろうが、鳩山は駄目だが菅なら期待ができるということになる。鳩山内閣で総理であった鳩山は、駄目だが副総理であった菅直人は期待が持てるし、ほとんど居抜きで引き継がれた各大臣の資質・能力には問題がないと言うことになる。
ところが、鳩山氏から菅内閣に替わった事で、ひとつひとつの政策が変更をされていくのを見ているとある疑問を感じてしまう。
頭を変えて大臣が居抜きで支持率が上がるのであれば、本当は、鳩山は駄目だが、政策は駄目ではないということになる。鳩山の総理としての資質・能力に疑問をもたれる事から支持率を落としたということになる。であれば、4年間マニフェスト書かれた政策を変更をする必要はない事になる。さてさて、ずいぶん不思議な話である。
谷垣氏「参院選に政治生命かける」
2010.6.10 10:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100610/stt1006101030007-n1.htm
自民党の谷垣禎一総裁は10日午前の両院議員懇談会であいさつし、「私も明日があると思っていない。参院選に政治生命をかけ、チャレンジャーとして戦い抜きたい」と述べ、参院選に敗北した場合、総裁を辞任する考えを示した。
谷垣氏は、菅内閣の支持率が高いことについて「われわれは表紙を変えた効果に右往左往している暇はない」と述べ、反転攻勢に出るよう指示。
菅直人首相については「鳩山前政権の中核におり、極端な主張で行き詰まったマニフェスト(政権公約)を小手先の手段で変えられるはずはない」と批判した上で、「国民の選択肢を何か国会で示さなければならない」と述べ、衆院予算委員会を開くよう重ねて要求していく考えを示した。
出席者からは「与党が予算委をやらないのは、論理的に話せない首相を隠すための『菅隠し』だ」(田村憲久衆院議員)、「1日国会が延びれば確実に首相の馬脚があらわれる」(下村博文衆院議員)など、国会論戦を求める声が続出。「総裁のリーダーシップで今日限り旧来の派閥を解消してほしい」(山本一太参院議員)など、一層の党改革を求める意見も出た。
ここからが、本題である。
民主党・鳩山内閣が支持率を下げ20%まで下げていたのが、ここ一週間で3倍以上にアップをしたことばかりに話題になっている。その中で、非常に面白い数字が書かれているのである。
◆小沢氏は政府や党の役職につきませんでした。これを評価しますか。
評価しない(毎日):全体15% 男性19% 女性13%
評価しない(日経):全体13%
評価しない(朝日):全体16%
評価しない(読売):全体15%
評価しない(共同):全体15・7%
この数字は、一見すると見逃しがちな数字なのだが、小沢氏の影響を求めている人間の割合である。鳩山内閣がボコボコにたたかれて中で、支持をしていた人間が恐らく20%前後であろう。
この小沢氏の影響を求めている人間は、民主党の基礎票の7割以上を占めていたとも取れるのである。この数字がどれくらいのものかを考えたらよくわかるはずである。自民党の基礎票(支持率)と同じ程度の方が小沢氏を支持をしているのである。
結局は、この数字がマスコミも自民党もそして民主党の一部の勢力は怖くてしかたがないのであろう。
民主党が、この基礎票(支持者)を捨て風頼みの空中戦を行った時点で、大手既存マスコミの餌食になることは見えている。そればかりか、民主党の中の基礎票の約7割が民主党に見切りをつける可能性も有るだろう。
さて、政界再編が現実味を帯びて来たような気がしてならない。まことに、楽しみであるが、小沢氏の最終目的が「政権可能な二大政党」であるならば、合点がいく。
(南青山コメント)
長い本文の終わりのほう、「ここからが、本題である。」からが本記事の読みどころである。
「◆小沢氏は政府や党の役職につきませんでした。これを評価しますか。」という質問に対して平均して15%前後の人が「評価しない」(すなわち役職に就く(ける)べきだった)と考えているという結果が出ている。
民主党の最低時の支持率が20%前後だったから、15/20で、コアな民主党支持者のうちの75%が小沢びいきと想定できる、というのが雑感氏の分析である。
これはなかなか鋭い指摘で、参院選後を考える際に大きなヒントを与えてくれるのではないか。
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