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6月9日の読売新聞朝刊で報じられた事務所経費問題は、民主党による領収書の公開でほとんど問題化しないことが明らかになった。自分は最初、結構大きな問題に発展するかもと危惧していたのだけれど、杞憂で終わってよかった。 しかし、領収書が公開されたことを報じるマスコミがあまりないことに多少懸念している。NHKの夕方7時と9時のニュースはニュース番組としては最も見られているもので、それだけ信頼性もあるはずだが、どちらでも取り上げていなかった様子だ。ただ、オンラインのNHKサイトにはきちんと領収書公開の記事が載っている。国会会期延長と口蹄疫の問題があったので時間がなかったと言う要素もあるのだろう。 マスコミの力は大きい。多分、今後5年ほどの政治がどうなるかで、日本の将来は大きく変わるはずだ。財政赤字や大地震と原発の問題、その他その他、数えきれないほど大きな要素があるが、そのうちの幾つかでもどのような解決策があるか、それを考えると、特定の利害にこだわった報道姿勢がどれほど解決を困難にするか分かるはずだ。目先の利益にこだわっていると、却って生存自体さえ危うくなると言うのが今の日本の状態だ。ぜひ、このことをわかっていただきたい。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100610-OYT1T01194.htm?from=top *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。 <<9>>
結局針小棒大だった荒井国家戦略相の事務所経費問題
荒井国家戦略相、事務所経費に少女漫画やCD
事務所経費問題について質問に答える荒井国家戦略相 荒井聰国家戦略相(64)の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」(解散)が、2002年からの約7年間、東京都内の知人宅を「主たる事務所」として総務省に届け出ていた問題で、民主党は10日、同後援会の事務所経費を含む支出について、過去3年分の領収書を公開した。
この中には、少女漫画などのコミックや衣類などを購入した際のレシートなどが含まれていた。記者会見した細野豪志幹事長代理は「架空、違法な支出はない」と改めて強調したが、荒井氏は同日夕に報道陣の取材に応じ、「少し反省しなければ」などと述べた。
細野氏は会見で、同後援会が「主たる事務所」とした知人宅について、「連絡事務所」と重ねて主張した。
だが、政治団体の「主たる事務所」は本来、政治資金規正法で「政治活動の中心となる場所」とされる。公開された領収書の中には、荒井氏が07年3月に北海道知事選に出馬するため衆院議員を辞職後、09年8月の衆院選に当選するまでの間、現在の政策秘書が東京・中野区の自宅で仕事をした人件費として、月額25万〜35万円を支払ったとするものが含まれていた。この間の「主たる事務所」は事実上、知人宅ではなく、政策秘書宅だった可能性がある。
細野氏はまた、私的な支出を否定したが、数百枚あった領収書の中には、少女漫画を中心とするコミック17冊、15万円のスーツ1着、パチンコで流れる音楽を集めたCDのほか、治療費、下着を買ったものもあった。
このほか、荒井氏は辞職して議員会館の事務所を引き払った後も、江田五月参院議長の議員会館事務所内に、「東京事務所」の電話を置いていたことが領収書から判明。しかし、衆参の取り決めでは、「議員会館の事務所は議員1人に1室」と規定されている。
こうした点について、荒井氏は、コミックなどの支出は「適切かどうかとなると、少し反省しなければならない」などと述べ、「私的な流用と認めるのか」と質問されると、「皆さんのご判断ですね」とした。江田氏の事務所に電話を引いていたことについては、「現時点で詳しいことは話せない」と話した。
荒井氏はさらに、知人宅を「主たる事務所」としていたことを改めて問われると、「自宅は札幌だが、実際に住んでいるのはほとんどが東京。(政治団体に関する)制度が複雑で誤解を与える」と弁明した。
民主党は今回、荒井氏のほか、過去に事務所費問題が指摘された川端達夫文科相(65)、蓮舫行政刷新相(42)の政治団体と政党支部の事務所経費についても領収書を公開した。
(2010年6月10日23時46分 読売新聞)
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