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松下政経塾その勢力と批判
GENKIのブログ
http://ameblo.jp/hirokane604/
菅内閣には、松下政経塾出身議員が4人入閣している。
留任の前原国交相・原口総務相に加え、野田佳彦財務相、福山哲郎官房副長官、玄葉光一郎政調会長、樽床伸二国対委員長、など、政権中枢の要職を政経塾出身者が占めている。
松下政経塾は、現パナソニックの創業者である故・松下幸之助が1979年に設立した財団法人で、神奈川県茅ヶ崎市に約2万平方メートルの敷地を構えている。
松下が「新しい国家経営を推進していく指導者育成が、何としても必要である」との思いから私財70億円を投じた。
卒塾生は242人(うち女性31人)で、10年4月現在の塾生は 16人。
民主党の野田財務相と、自民党の逢沢衆院議員らが1期生だ。
塾生は3年課程。
前半は全寮制の生活を送りながら座禅や「人間観」、「国家観」などの講習を受け、生活費として月15万〜20万円が塾側から支給される。
課程後半は、各地に散って自分のテーマに沿った実践活動を行い、最後は卒塾論集を作り、外部有識者に審査される。
最近の入塾希望者は1期5〜8人が多く、やはり政治家志望が多いそうだ。
松下政経塾に関してはこのような批判意見も見受けられまる。
森田実氏は「過大評価されている」政治家養成機関として、ほかにライバルがいないから目立っているだけ」「エリート意識が高くて一般人を理解しないタイプも多い」と切り捨てる。
佐高信氏は「極めてタカ派で保守的な人物を輩出する有害な組織。社民党や共産党に所属する政治化がいないことを見ても分かる」と批判する。
前原誠司氏が民主党代表の時に起きた「永田メール事件」。
民主党を大ピンチに陥れ、BSE問題・耐震偽装問題などの諸問題を吹き飛ばした彼の責任は大きい。
そして、その後に民主党存亡の危機を救ったのが小沢一郎である。
前原氏は、その恩を忘れ、小沢批判など出来る立場ではない筈だ。
その前原と野田両氏が菅内閣において巨大利権の閣僚ポストに就任している。
同塾出身の地方議員、首長らも多く、彼らの間では国会議員を含めたネットワーク構築を望む声も多いという。
ネットワーク構築もよいが、人としての道を誤まっては、利益の相反行為はあっても、真の同士が集まることはないだろう。
以下、松下政経塾国会議員
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≪衆議院議員≫
民 主 党
○野田佳彦 - 1期生(千葉県第4区選出)
○打越明司 - 2期生(比例九州ブロック選出)
○松原仁 - 2期生(東京都第3区選出)
○笹木竜三 - 3期生(比例北陸信越ブロック選出)
○樽床伸二 - 3期生(大阪府第12区選出)
○原口一博 - 4期生(佐賀県第1区選出)
○三谷光男 - 4期生(広島県第5区選出)
○武正公一 - 5期生(埼玉県第1区選出)
○吉田治 - 6期生(大阪府第4区選出)
○神風英男 - 7期生(埼玉県第4区選出)
○谷田川元 - 7期生(千葉県第10区選出)
○山井和則 - 7期生(京都府第6区選出)
○勝又恒一郎 - 8期生(比例南関東ブロック選出)
○玄葉光一郎 - 8期生(福島県第3区選出)
○前原誠司 - 8期生(京都府第2区選出)
○市村浩一郎 - 9期生(兵庫県第6区選出)
○井戸正枝 - 9期生(兵庫県第1区選出)
○本多平直 - 9期生(埼玉県第12区選出)
○稲富修二 - 17期生(福岡県第2区選出)
○城井崇 - 19期生(福岡県第10区選出)
○森岡洋一郎 - 20期生(埼玉県第13区選出)
○松本大輔 - 22期生(広島県第2区選出)
○橘秀徳 - 23期生(神奈川県第13区選出)
○三日月大造 - 23期生(滋賀県第3区選出)
○神山洋介 - 23期生(神奈川県第17区選出)
自 民 党
○逢沢一郎 - 1期生(岡山県第1区選出)
○高市早苗 - 5期生(比例近畿ブロック選出)
○河井克行 - 6期生(比例中国ブロック選出)
○秋葉賢也 - 9期生(比例東北ブロック選出)
○松野博一 - 9期生(比例南関東ブロック選出)
○小野寺五典 - 11期生(宮城県第6区選出)
≪参議院議員≫
民 主 党
○長浜博行 - 2期生(千葉県選挙区選出)
○徳永久志 - 8期生(滋賀県選挙区選出)
○福山哲郎 - 11期生(京都府選挙区選出)
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