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今回も、アメリカのジャパンハンドラーズと対米従属主義者たちの作戦勝ちであったことをまず認めなければならない。
我々は、負けたのだ。この版を見ている者、書き込む者も含めて、我々が負けたのだ。
鳩山がアメリカに「屈辱的な譲歩」をしたときに、
ネットの言論も含めて、鳩山政権を守らなければ
(これまでも半分近く獅子中の虫だらけだった)民主党が
完全にハイジャックされるということについて考慮が足りなかった。
普天間での敗北決定と同時に起こった雪崩のような情報戦に流され、敗退したのである。
あのときもう少し何かできたのではないか。いや、その前にもっと何かできたのではないか。
思えば小鳩政権を応援して革命がなんとかそれなりに順調に進んでいることを喜んでいる間に、
敵は周到な準備をくりひろげて、
小鳩がこけるタイミングを見極めそこに仕掛けをし、
見事成功したのであろう。
これでカードは一気にひっくり返されてしまった。
民主党革命政権----> 民主党対米従属偽装チェンジ政権
もはやみんなの党の存在意義まで消えつつあり、彼らは焦っている。
つまり、ここにきて、民主党は、対米従属度競争(誰が一番ポチか)で急疾走して
ついに自民党別動隊を追い抜いたのである。
郵政民営化までストップできれば、きっと長期政権(および引退後の保証)のご褒美がまっている。
マスゴミを敵に回した革命政権---->民主党偽装チェンジ政権=マスゴミ連合
官房機密費マスゴミ賄賂疑惑はうやむやに。
鳩山小沢を攻撃したその手で、民主党偽装チェンジ政権をはやしたてて、管劇場がはじまるのか?
脱官僚支配の革命政権----> 官僚主導民主党偽装チェンジ政権
官僚との協調という官僚支配。
そして、「チェンジ」のための増税。「チェンジ」のための「庶民」派首相による管理社会化推進(どこかの歴史でみたような)。この政権長期化すれば何をするか分かったものではない。
小鳩政権が支えのひとつとしたイギリス・ヨーロッパが
アメリカの仕掛けた通貨危機におちいって日本のことなど顧みる暇もなくなったタイミングも、
よく考えれば、アメリカからみてば、両睨みを利かせた起死回生の一打のひとつだった。
こうして7月参院選での民主党勝利が、対米自立派の敗北につながることになる。
国民新党に期待したいが、国会で主導権をにぎるところまではさすがに無理。
社民党は、その主張が本当なら、本来普天間の結論が出る直前に連立を離脱して、対米従属派をけん制すべきだったのに、(普天間が進展したら、戻れば良かった)
ちょっと支持率を上げるがために、小鳩を倒す口実を与えた。
共産党は、いつのまにかアメリカに招待してもらえる身分になったのだからその対米従属性は知れたところ。
自民党がだめなのはいうまでもない。(一部に期待できる議員もいることはいるが、それ以上にひどいのが多すぎる。)
みんなの党は今必死でどうしたらもっとポチになれるか、もっと偽装チェンジ度をアピールできるかを考えているところか。
しかし、万一民主党が負けても、「新生偽装チェンジ民主党」はみんなの党、あるいは自民党と連合するのに問題なし。
計算式は簡単。全部足して、真の小沢派を引いて、どれだけ残るか。
しかしそれにしても、いまここでマスゴミと連合した民主党に参院選の大幅な負けはありえない。
7月末までに、多くの国民の頭の中が整理できるとは思えない。
今後の希望はいうまでもない。
小沢とその弟子たちを粛清から守らなければならない。
(福田事務所襲撃は何かのはじまりだったのか。。。。)
参院選は、党派を超えて、対米自立派を応援しなければならない。
いずれにせよ選挙後(あるいは選挙前?)は政局であろうから。
そして、カードをまたひとつひとつひっくり返して行かなければならない。
とりあえずは郵政民営化阻止を予定通りできれば、アメリカの経済破綻の時計の針を進められる。
逆に阻止できなければ、彼らにとっては350兆円お小遣いが増えて、その分、完全破綻までの時間稼ぎになろう。
今国会期間は、ネットの旗手たちは、亀井を応援して郵政民営化阻止法案の成立に全力をあげるべきではないか。
管政権が少しでもサボタージュをしないか(するであろうが)を監視すべきではないか。
個人的には、鳩山元首相には、普天間でハンドラーズと激突するまえに、
日露関係を進めて北方領土という日露間にはめた軛を解決してほしかった。
そして、米国以外との関係を強化したうえで、
あるいはマスゴミをもっと痛めつけてから、
カードと自由度を増やしてから奴らと激突してほしかった。
残念でならないが、仕方がない。
最後に鳩山の鳩山辞任演説の一部を引用する。
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「ただ、残念なことにそのような私たち政権与党のしっかりとした仕事が必ずしも国民の心に映っていない。国民が徐々に徐々に聞く耳を持たなくなってきてしまった。そのことは残念でなりませんし、まさにそれは私の不徳の致すところと、そのように思っている。
その原因、二つだけ申し上げる。やはりその一つは、普天間の問題でありましょう。沖縄の皆さんにも(鹿児島県の)徳之島の皆さんにもご迷惑をおかけしています。ただ、私は本当に沖縄の外に米軍の基地をできる限り移すために努力をしなきゃいけない、今までのように沖縄の中に基地を求めることが当たり前じゃないだろう、その思いで努力をして参りましたが、結果として県外にはなかなか届きませんでした。これからも県外にできる限り、彼ら(米軍)の仕事を外に移すよう努力をして参ることは言うまでもありませんが、一方で北朝鮮が韓国の哨戒艇を魚雷で沈没させるという事案も起きている。北東アジアは決して安全安心が確保されている状況ではない。その中で日米の信頼関係を保つと言うことが、日本だけではなく、東アジアの平和と安定のために不可欠なんだという、その思いのもとで残念ながら、沖縄にご負担をお願いせざるを得なくなった。そのことで、沖縄の皆様方にもご迷惑をおかけしています。
そして、特に社民党さんに政権離脱という厳しい思いをお与えしてしまったことを、残念でなりません。ただ、皆さん。私も、これからも社民党さんとは、さまざま、国民新党さんと共にではありますが、一緒にいままで仕事をさせてきていただいた、これからもできる限りの協力をお願いして参りたい。さらに、沖縄の皆さん方にも、これからもできる限り、県外に米軍の基地というものを少しずつでも移すことができるように、新しい政権として努力を続けていくのがなにより大切だと思っている。
社民党より日米を重視した、けしからん。その気持ちも分からないでもありません。ただ、どうぞ、社民党さんとも協力関係を模索していきながら、いまここはやはり日米の信頼関係をなんとしても維持させていかなければならないという、その悲痛の思い、ぜひみなさんにもご理解を願いたいと思っている。私は、つまるところ、日本の平和、日本人自身で作り上げていくときをいつかは求めなければならないと思っている。アメリカに依存し続ける安全保障、これから50年、100年続けて良いとは思いません。そこのところも是非、みなさん、ご理解いただいて、だから鳩山がなんとしても少しでも県外にと思ってきた、その思い。ご理解を願えればと思っています。その中に私は、今回の普天間の本質が宿っている、そのように思っています。」
#########ここまで####################
参考までに2010年5月21日の日米外相共同記者会見のクリントンの言葉より(何度もこのおばちゃん同じようなこといっているようだが)
「岡田外相のあたたかい理解とリーダーシップに感謝します。合衆国は、この次の50年間が、これまでの50年間と同じくらい実りがあるものにするために、我々が仕事を一緒に続けて行けることをどれほど楽しみにしているかということについて述べさせてください。」
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