http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/158.html
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≪日本経団連が政党支持(その偏った献金は年間数十億円に及んだ)ではなく、一新人議員を全面支援するという異様さ。そこから読み取れる悪しきシナリオとは?≫
(まえがき)
Roentgenium:官僚側にしてみれば、民主党が新たな自民党になれば、願ったり叶ったりだろう。仕分けチームの功績は、単なるパフォーマンスや骨抜きで終わる可能性が高まった気もしてする。
仙石の事務所には、以前電話をしたことがあるが、それはそれは民主党らしからぬ酷い対応だった。それがいまや官房長官の座にある。
「小沢で勝てると思ってんの?はは、だとしたら、おめでたいねえ〜。もう構ってられないから切りますよ〜」
一部には、今回の小沢降しが実は選挙対策の為の“小沢隠し”なんだと暢気に諭して回っている者もいるが、そんなに悠長に構えていられる話でもないだろう?
自分たちがどのような勢力を向こうに回しているか未だに理解していないのではないか?失礼かもしれないが、一般人ごときが何を高みの見物を決め込んでいるのか?と言っておきたい。
反して自分たちはどのような権力を有しているというのか?報道という権力、司法の権力、或いは官僚という利権構造の中枢、超大国の思惑。一体何を勘違いをして楽観視しているのかなと思う。
もし、仮にそういう人たちの言うとおりになったとしよう。それでも、それはこれまでに多くの人たちが願いをかけて労を惜しまぬ働きかけをしてきたことが財産となっているからだ。
その人たちを「何にもわかってねーな、君たち」と偉そうに見下すなどもっての他だ!!
そもそも、今度の選挙は是が非でも勝たなければいけないからやむを得ないのだろうが、こういうやり方は間違っていると思う。
こういうやり方を続けていくのなら、本当の意味で、この国の庶民の民意を高めたり、政治への問題意識を自覚させることは難しいと言わざるを得ない。
真に危機感を持っている者を、或いは前原が一度壊した民主党をそれでも辛抱強く支えてきた本当の支持者に対する背任行為だ。
それよりもB層向けの政治、無党派層に媚を売るような対応と布陣には呆れてしまう他ない。
庶民に訴える努力を怠り、欺くことを選んだのなら、「この腰抜け野郎!」と悪態をつきたい衝動を抑えるのがやっとの思いだ。
そう言いたくなるほど、余程信念を持った庶民の方たちのほうが立派に闘っていたじゃないか!そこに小沢さんの本当の価値があったはずだ。
確かに、犠牲数を確保し、権力を奪い取らなければ思った政治は出来ない。それはそうだが、小沢現象がこのような形で終わるのなら残念でならない。
(まあ、最後までその判断を迷ったかもしれないし、敵を引き付けて実は罠に嵌めた高度な計算によるのかも知れない。その真相は知る由もないが・・・・)
“小沢隠し”?それを言うんなら、小泉時代は随分と長い“小沢隠し”だったことだな。
(この二人が伴に表舞台にいたことはない。一つには米国年次改革要望書を軸に考えると分かりやすいが、例えばブッシュ家とクリントン家の交代と比べて共通性を見ることもまんざら不可能ではなく、
実際、要望書の中に書かれている要求には、民主党政権下で実現しようとしているものもある。例えば、外国法弁護士の活動容易にする為の「弁護士法人法案」(仮称)などがそれだ)
[参考資料]
【年次改革要望書に一言も触れないマスメディアの欺瞞】外国法弁護士の活動容易に法務省(日経) 会員番号4153番 2010年4月14日
http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/543.html
尤も、前原誠司などが実は、“インファナル・アフェア”のような役割を果たしているというのなら、それはそれは凄い話だが・・・・
米国年次改革要望書というものが出来た経緯に関する“小沢さんへの疑い”も含めて、後日、僕自身の考えを纏めて表明したいと思うが、ここではまだ差し控えていく。
それにしても、“脱官僚”を掲げたはずがブーメランでいつの間にか“脱小沢”とはな。滑稽な奴らとしか言いようがない。おそらく両方の意味(“小沢隠し”と“新たな自民党化”)で確信犯なんだろうが・・・・官僚支配に逆戻りか?
みんなで売国“談合”マスゴミや官僚を欺いているのなら、そりゃ凄い話だよ。でも果たしてそうか?或いは、すべて稀代の策士である小沢さんの策略であるならば、それも凄い話だ。
しかし、権力の座に着いた奴らをただ侮っていればいいという話でもない。自公政権時代と同じく、奴らには狡猾な官僚が背後についている。そう見るほうが余程自然だろう。
それだけでなく、売国“談合”マスゴミも彼らを歓迎している様子だ。
米国だってバラク・オバマ(広告塔)が国を動かしているわけではない。米国民主党政権で力を見せ付けているのは、ヒラリー・クリントンのほうだ。
そのヒラリー・クリントンの背後にどのような勢力があるかを見れば、日本のバカな政治家がほざくような“クリーンな政治”など、滑稽な酔狂以外の何物でもなく幻想に過ぎないことが分かるだろう。
それともみんなでガンジーを目指すのかね?
政治家の力を削いで、ほくそ笑むのは誰だろう?
[参考資料]
「クリーン」で「国民主権」は守れない - 田中良紹の「国会探検」 2010年6月6日
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2010/06/post_221.html#more
アメリカは、「属国・日本」の総理大臣に一つずつアジェンダを割り当てる - ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 2010年6月6日
http://amesei.exblog.jp/11259237/
民主党の看板が乗っている「永田町合同庁舎」&民主党本部がある「三宅坂ビル」を写した写真が面白かった。
http://tafu.iza.ne.jp/blog/entry/892708/
普天間問題で沈黙を守る「小沢一郎」の呪縛から脱すべき時 - きまぐれな日 2010年5月10日
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1072.html
←Roentgenium:批判する人も多いだろうが、こうした見立てにも一理あると思う。
但し、小沢さんは第一線を退く前に、その主役であるからこそ戦後政治の功罪ともに含めた“総括=大掃除”をやり遂げるという大仕事(けじめ)をやった上で、
これまで自ら手塩にかけて育ててきた次世代の政治家たちに後を託すべきなのである。そうした手順を省いてしまっては、この国は本当の意味で先には進まない。
小沢さんだからこそ出来、やらなければいけないことがある。
戦前にも失敗していた「二大政党制」 - きまぐれな日々 2009年6月4日
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-category-89.html
世界を見回してごらん。みな良かれ悪しかれ権力が政治を動かし、世界の貴族たち(真の支配者たち)が決めたトレンドに従って、それぞれ牌の奪い合いをしている。
確かに、官僚支配や対米隷属政治といった“傀儡政治であれば、クリーンな政治を標榜し、そのように庶民を欺くことは不可能ではないかもしれない。
今回の菅新総理の発言を聞いていて気になったのは、「生活第一」という言葉を敢えて引き継がなかったのか、それを強調しなかったことが一つ気がかりだ。
一般家庭から輩出された閣僚ばかり?穿った味方をすれば、だからこそ権力に靡き易いとも見て取れる。目の前に権力がぶら下がっていて、あえて茨の道に踏み込んでいけるのだろうか?
そのような強い信念と覚悟を持った人物は、ほとんどいないようだが?というか枝野も仙石も前原も「政治とカネ」にクリーンな政治家じゃないだろう?
(自民党や自民党の派生小政党にも、松下政経塾党などにも「政治とカネ」の当事者が大勢要るけどね。挙げればきりがないくらい)
仕分けが単なるパフォーマンスで終わるかもしれないという時に、消費税増税だって?はっ笑わせるな。その前に「富裕層の所得税増税」が先だろう??
消費税増税分を迂回させ、米国債を買わせることを目論んでいるであろう米国側、
或いは消費税増税となれば「輸入戻し税」によって莫大な利益を手中に収める輸出企業(日本経団連=国際公共政策研究センター=小泉進次郎の支援母体)など、
決して意識操作で擦り込んでいるような奇麗事ばかりではなく、福祉税とは程遠い使われ方をして「結局、あの時の増税は何だったのか?」で終わってしまうだろう。
前回の引き上げ時と同じく、自営業者など自殺者の数も著しく増加するかもしれない・・・・
最近、売国“談合”マスゴミが開放的にはしゃいでいる一つの理由は、「マスゴミとカネ」を有耶無耶にしたいからだろう。
現に新政権発足の影に隠れて、追求する声が薄れてしまっている気がする。
沖縄少女暴行事件の時も、米国側から仕掛けてきた三浦和義逮捕にいっせいに飛びついて、先の問題を有耶無耶にしてしまったのも確信犯なのだろうし、
最近も、テニアン島のことや、或いは前原誠司がCSISなどを通して米国大使のような振る舞いで、名護市前市長や辺野古利権に直に絡む地元建設業者の大物数名と密会したことなどを、
情報操作して報じなかったり日常茶飯事に行っている。何が絶対権力者だ?!お前ら自身がまさにそうだろう。
更に、以前から感じていて警鐘を何度も鳴らしてきたように、今日読んだ日刊ゲンダイの記事によって、売国“談合”マスゴミの思い描いているシナリオが、“小泉劇場第二幕”であることを確信した。
実際、テレビ放送でキャスティングされているのも、ほとんど小泉純一郎のブレーンや竹中平蔵のブレーンや、自公政権時代に官房機密費を受け取っていた疑惑に名前が挙がっている人物ばかりだ。そうでない多くの言論人は徹底してシャットアウトされている。
おそらく、小沢さんが表舞台から去れば、小泉進次郎(CSIS)を段階的に要職につけ、権力の座に据える、そのような時代がやって来るだろう。前原誠司もそれを望んでいることだろう。
さながら、パパブッシュと子ブッシュのように、同じことが繰り返されるのだろう。そしてまた、洗脳教育によって呆けてしまっている愚かなB層が狂喜乱舞して黄色い歓声をあげるかも知れない。
少なくとも、小泉純一郎を手先にしてきた米国側の勢力は、デヴィッド・ロックフェラーなどは、或いは甘い汁を吸い続けてきた売国“談合”マスゴミも、日本経団連もそのような展開を綿密に実行しようとして考えているだろう。
勿論、ここに書いた警鐘がすべて杞憂(取り越し苦労)で終わればそれが良いだろうが・・・・郵政民営化問題(農林中金もだが)を決して侮ってはならない!!
◆ ◆ ◆
■復権狙う西川善文(前郵政社長)の「老醜」 - 日刊ゲンダイ 2010年6月9日(9面)より転載
以下転載
かんぽの宿の不透明な譲渡問題で退任に追い込まれた西川善文前日本郵政社長。
原口一博総務相が主導した「日本郵政ガバナンス検証委員会」の聴取にも一切応じず、硬骨漢ぶりを見せつけているが、「水面下でちゃっかり復権を目論んでいるようだ」と永田町で話題を呼んでいる。
西川氏は現在、古巣である三井住友銀行の顧問に就いているが、日本経済新聞の経営者ブログで意見発信を行うなど、「枯れる様子は微塵もない」と関係者が言う。
原口総務相の呼びかけにはなしの礫(つぶて)にもかかわらず、先に小泉元首相と竹中平蔵氏が築地で会合した際は、ホイホイ出向いていったといわれる。
その西川氏が復権に向けて押し立てているのが、小泉進次郎衆議院議員だ。
舞台装置は、親身な関係にある奥田 硯トヨタ自動車相談役が設立した「国際公共政策研究センター」(田中直毅理事長)である。
国際公共政策研究センターは07年3月に設立されたシンクタンクで、奥田氏が会長、小泉純一郎元首相が顧問を務めている。
小泉氏には年間7000万円の顧問料が支払われているとされていて、
理事にはトヨタ自動車、キヤノン、新日本製鉄、NTT、日立製作所など日本を代表する錚々(そうそう)たる企業の会長・社長が名前を連ねている。
この国際公共政策研究センターの会員企業100社余りが小泉進次郎氏の支援母体で、「会費2万円の朝食会を開くなどして、政治資金集めに協力している」(永田町関係者)という。
自民党の若きエースとして頭角を現している進次郎氏のバックには、自民党に近い日本経団連の有力企業が控えている。
その音頭を取っているのが西川氏に他ならない。
国際公共政策研究センターが東京・日本橋の三井住友本館5階に居を構えているのも西川氏の配慮であろう。まさに進次郎氏のタニマチだ。
夏の参院選挙の結果いかんでは、政界再編の可能性もある。「その間隙(かんげき)を縫って復権を狙っている」(金融業者)ともっぱらだだ、笑止千万。
すべては、国民の財産である「かんぽの宿」や郵政土地の不当な安売りの責任を取ってからの話だ。
[参考資料]
国際公共政策研究センター(CIPPS)公式ウェブサイト
http://cipps.org/
遂に始動「小泉シンクタンク」、トヨタの奥田 碩がカネ集めに奔走。「中東和平」で名を成し、ノーベル平和賞めざす? - FACTA online 2007年5月号
http://facta.co.jp/article/200705038.html
組織・スタッフ - 国際公共政策研究センター(CIPPS)
http://www.cipps.org/group/index.html
{{国際公共政策研究センター(CIPPS) 組織・スタッフ 一覧}}
●会長 奥田 碩(おくだ ひろし)
●理事長 田中直毅(たなか なおき)
●顧問 小泉純一郎(こいずみ じゅんいちろう)
●監事 古川一夫 :(株)日立製作所 特別顧問
●理事
朝田照男 :丸紅(株) 代表取締役社長
井手明彦 :三菱マテリアル(株) 取締役社長
岩沙弘道 :三井不動産(株) 代表取締役社長
内田恒二 :キヤノン(株) 代表取締役社長
大坪文雄 :パナソニック(株) 取締役社長
奥田 碩 :トヨタ自動車(株) 相談役
勝俣恒久 :東京電力(株) 取締役会長
亀井 淳 :(株)イトーヨーカ堂 代表取締役社長
畔柳信雄 :(株)三菱東京UFJ銀行 取締役会長(代表取締役)
斎藤勝利 :第一生命保険(株) 代表取締役副会長
高橋 温 :住友信託銀行(株) 取締役会長
佃 和夫 :三菱重工業(株) 取締役会長
長谷川閑史 :武田薬品工業(株) 代表取締役社長
間塚道義 :富士通(株) 代表取締役会長
三村明夫 :新日本製鐵(株) 代表取締役会長
和田紀夫 :日本電信電話(株) 取締役会長
●研究スタッフ
上橋義弘 :理事長代理
足立祥代 :主任研究員
大竹喜久 :主任研究員
黒木浩司 :主任研究員
神野雅人 :主任研究員
堤 哲寿 :主任研究員
花島恭子 :主任研究員
藤田昌宏 :主任研究員
吉田 隆 :主任研究員
熊谷総司 :研究員
高山乾一 :研究員
福冨寿昭 :研究員
濱崎 博 :客員研究員
●事務局
塚田謙三 :事務局次長
佐俣 真理子 :総括マネージャー
田村直之 :スタッフ
葛田典子 :スタッフ
春山直子 :スタッフ
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
(全一頁完)
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