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実をいうと資本主義とか共産主義についてあまり知らない。それでも、最近の自民党や共産党の支持率低落を見ていると残念だなと思う。 自民党、または、資本主義または自由主義の本来の魅力とは、個人が自分自身の意志に基づいて自分の生活を作り出していけると言うものだろう。自分自身と自分がいる環境の両方を自分の意志によって変えることができると言う信念、又は信仰。何が正しくて何が正しくないのか、その決定を自らすることができると言う信念と、それを支える正当性。その背後にあるのは、やはり一人一人の平等性のような感覚だ。誰でもが同じ人間であり、同じように生きていく権利があるという信念であるだろう。幸福追求の権利は誰にでも同じように保証されるということでもある。そして、幸福感を感じるのは他者と感情の統一ができた時なのだと思う。 共産主義も、やはり平等性に基礎をおいているのだ。ただ、多分、もっと他者の意識化が進んでいるのだと思う。最初から自分と他者が意識されていて、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」と言われるように、そこには、自分と他者という関係よりも、自分と他者みんなという関係がある。多分、この点が、共産主義の素晴らしさであり、多くの場合、あまりに美しすぎて生身の人間には付き合いきれない部分なのだと思う。 どちらにしても、今の自民党や共産党は、本来の結党精神を忘れ去ってしまったかのような印象を受ける。特に、民主党の代表と幹事長の辞任を受けて、単に政局の話しか出てこないのは残念だし、せっかくのアッピールの機会を無駄にしているように思う。もっと政策の話をしてもいいのではないだろうか?
自民党と共産党、その本来の魅力とは。
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