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2010/06/07
菅直人新政権の支持率がわりと高い一方で、私の購読している少なからぬブログでは、この政権はすでに官僚に取り込まれているのではないかという指摘が出ている。
今、明らかなことは菅直人が表面上、「小沢離れ」なるものを実行していることだ。これをマスメディアは大喜びで報じているようである。
では、本当に菅直人は小沢から離れ霞が関に取り込まれたのか?
私はそうではないと思う、、、というかそうではないと思いたい。
民主党にとって直近の最重要課題は来るべき参議院選挙での勝利である。ここで参議院を安定して運営できるだけの勝利を得ないと、衆議院でいくら300議席以上を持っていても意味がないことは、自民党末期の安倍、麻生の二つの政権を見れば明らかである。
ところが、この参議院選挙での勝利が鳩山−小沢コンビでは危うくなってきた。そこで勝利のために選んだ最善手が菅直人を総理大臣にすること、そしてマスメディアの総攻撃をかわすことだったのではないだろうか。
実際、私も有田芳生さんの選挙を少しだが手伝っているが、この間の逆風というのはなかなか厳しかったが、これで風向きが変わることは事実だろう(ただし、街の声は意外に冷静で、マスメディアがしきりに出してくる世論調査の結果とは違った反応が多い)。であれば、この「小沢離れ」は正しいことになる。
では参議院選挙後の最大の政治課題は何か?
ちょっと前にテレビをチラッと見たとき、「菅政権の課題」なる話を田崎史郎という官房機密費授受疑惑のある御用記者が得々と述べたてていて反吐が出たものだが、その内容はくだらない政局話に終始していた。
が、私に言わせれば民主党政権の最大の課題は、前政権に引き続いて霞が関という独裁権力からその力を奪い取ること、そしてその広報機関であるメディアを叩き潰すことである。そのためには小沢一郎という政治家がどうしても必要だし、菅直人もそれはわかっているはずだ。
だから鳩山、小沢、菅の3人は、これからもその政治目標に向かって、裏では手を組んで行くのではないかと思うし、そうであって欲しい、そうでなければならないと思う。
小沢一郎という人は、自分が表舞台に立たなくても、自らの政治目標が達成されればそれでいいという考えの持ち主である。そして、むしろ裏側にいる方を好むようだ。
だったら小沢一郎は水面下に潜って、霞が関とメディアの足を思い切り引っ張り込んで窒息死させてくれればいい。
私はそう思うし、そう信じていないとやっていられない。
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