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菅新内閣は、米国主導の 「官僚・マスコミ・クーデター政権」 ではないのか? (文藝評論家・山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』)
http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/870.html
投稿者 亀ちゃんファン 日時 2010 年 6 月 07 日 10:37:16: GqNtjW4//076U
 

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100607/1275868180
2010-06-07 08:49

菅新内閣は、米国主導の「官僚・マスコミ・クーデター政権」ではないのか? 


いまだに今回の、鳩山首相・小沢幹事長辞任から菅新政権誕生にいたるめまぐるしい政変劇を、小沢一郎の筋書き通りの政治ドラマと解釈して、暢気に高見の見物を決め込んでいる向きもないではないが、事態はそういう段階を超えて、民主党内の従米属国派(マスコミ・官僚連合軍)と反米独立派(小沢派)との党内権力闘争という、反米独立派(小沢派)にとっては、はるかに危機的な政治状況が現出し、進行しつつあるように見える。菅新政権は、「小沢一郎外し」「小沢グループ外し」で動き始めているが、これは参議院選挙対策用の偽装・演技だという見方も少なくないようだが、僕はそうではないと考える。菅直人や枝野幸男等の「小沢一郎攻撃」は本気である。菅等の背後には、これまで様々な方法を駆使して「小沢一郎潰し」を画策してきた「マスコミ」「官僚」「米国」という従米属国派連合軍がいる。要するに、菅新内閣は、沖縄県民を中心とする日本国民の願いを踏み潰し、沖縄米軍基地存続を容認する防衛省、外務省、そして財務省の官僚等と結託した「官僚『反革命』クーデター内閣」である。小沢一郎が一貫して菅との面会を断った理由は、菅等が、「マスコミ」「官僚」「米国」という従米属国派に取り込まれ、しかも彼等に土下座しているということを察知したからではないのか。鳩山は、昨日か一昨日、東工大に出かけていき、学生達ににこやかに笑顔を振り撒いていたが、普天間米軍基地を辺野古に移すと約束し、結果的に沖縄県民の願いを踏み躙り、しかも辺野古移設に反対する社民党の福島党首を罷免、鳩山内閣崩壊の本当の原因になった「日米合意文書」に内閣署名という置き土産を残したにもかかわらず、そのことに心を痛めるどころか、「日米合意文書」騒動などすっかり忘れているかのように、実に意気揚々と駄洒落など振り撒いていたが、実は、これが、「鳩・菅」的な本来の民主党の姿だったのである。彼等の脳裏には国民の顔も沖縄県民の顔も浮かんでいない。彼等が主導した民主党が万年野党から脱し得なかった理由はそこにある。ところで、菅新内閣も、平凡な小市民出身を装うが、実は東京偏重の都市型政治エリートの国民無視の内閣である。つまり、菅新内閣は、沖縄県民の願いなど黙殺し、アメリカやマスコミ、官僚の方だけを向いた、いわゆる「官僚クーデター内閣」である。かつて日本国民は、反米独立派の国民政治家・田中角栄を、マスコミや官僚、あるいは米国の情報工作に乗せられて、政治的リンチにかけ、社会的に抹殺したという苦い過去を持つが、今、ふたたび、田中角栄型の国民政治家・小沢一郎を、マスコミと検察総動員の下、政治的リンチにかけて、社会的にも抹殺しようとしているわけだが、おそらく田中角栄と小沢一郎は同じではない。小沢一郎は、田中角栄のように簡単に抹殺されることはないだろう。たとえば田中角栄の時代には、「マスコミ万能」であったが、今やマスコミは、ネットやブログの台頭によって、万能どころか、その存続さえ危ぶまれるような危機的状況にある。ネットやブログという新らしい情報空間は、マスコミと検察官僚が演出した「小沢=悪者」説の嘘を見抜いた上で、小沢一郎を擁護し、「マスコミ・官僚・米国」を批判する情報空間になっている。どのような形を取るにせよ、日本国民が産み出した国民政治家・小沢一郎の「再登板」を期待するしかない。


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コメント
 
01. taked4700 2010年6月07日 11:19:51: 9XFNe/BiX575U: tC8f2oPwcc
だから、政局談義よりも、現実の課題にどう取り組むかが大事。事実、鳩山政権は現実の課題に取り組めなかった。子ども手当は実現したが、肝心の財源は作り出すことができず、財政赤字は積み増すばかり。

1.財政再建をどうするか。具体的には、税制の改革と産業構造の大転換。加工貿易を続けるにしても、日本の技術的優位性は加速度的に失われつつあり、中国・インドなどの新興国との競争で生き残れるとは思えない。やはり、地熱発電を大規模にやって安価なエネルギー確保からやって行くのが、原発のリスクを避けるという意味からも、最も確実な道では?

2.少子高齢化に絡んで、多分今のままだと、高齢者に対する介護がどんどんとできなくなる。介護放棄が家庭単位で行われるようになり、あまり表面化しないが、今の児童虐待と同じで、老人虐待がある意味、仕方のない選択として行われるようになる。これに対しては、多分、いろいろな対処方法があるのだろうし、一定の予算措置をして行政の仕組みを作ることで済む問題でもないはず。また、予算措置ができるほど、行政の余裕もないはず。高齢化は確実に、そして、静かに、そして、生活に深い影響を与える形で進んでいる。仮に今すぐに出生率が2を超えるようになっても、彼らが大人になるには20年が必要。今の65歳が85歳になってしまう。この問題についても、社会をあげて、全体で取り組むという姿勢を作っていかないと、すでに手遅れになりつつある。


02. 2010年6月07日 11:29:08: LrOERLip2k
私も 生意気ですが、貴見に賛同いたします。

菅さんは 総理になること自体が目的のような人ですから、財務大臣をやるうちに 官僚においしい「餌」を嗅がされ、敵の手中に落ちたと考えます。
田中 秀征氏も あるいは細川元総理も 菅さんはじめ 昔さきがけ、その後さっさと民主党へ行った人間らについては (人間性について!!)厳しい見方をされているやに仄聞します。

でなければ 昔から菅氏を応援して来たグループにあったという「慎重論」を蹴飛ばし、ここまで前原一派に傾斜した人事はしなかったでありましょう。
彼ら 前原一派は エリート然としていて 口先男であることは これまでの行動が証明しています。
前原を小泉が「総理になれる男」と言ったことや 彼が安倍とワシントンへ嬉々として言ったこと などなどです。

しかし彼らも党内民主主義まで踏みにじることはできますまい。
よって9月代表選がすべてです。(小生サポーターです。1票の権利はあります)
ここで米国隷属派に勝ちましょう!!


03. 2010年6月07日 11:55:09: HsrHGDBBWg
みなさん、分かっていない!

世界の支配層は、自民党であれ、民主党であれ、

両方に、ツバをつけている。どっちに転んでも、自分たちの支配下に置く。

マスコミ、官僚、検察、警察、自衛隊、金融機関、すべてにおいて、

支配出来るように、人員を配置している。

こんな事も、知らないで、政局、外交、経済、戦争を知ることは出来ない。

 彼らは、オツムの賢い、黒幕は、表にでない組織なのです。

某国の大統領でさえ、将棋の歩程度。


04. taked4700 2010年6月07日 13:01:38: 9XFNe/BiX575U: tC8f2oPwcc
だから、現実に存在しているのは各市民一人一人なのだから、もっと、政治にたいして口を出さなければいけない。現代の課題は、そんなに難しいものではない。

1.税制改革:所得税の累進性をもっと高めること。50億円以上は92%、25億円以上は90%、15億円以上は87%、10億円以上は85%、5億円以上は83%、3億円以上は80%、2億円以上は78%、1億円以上は75%のように、5000万円以上の年収のある人に対して、もっと課税強化するべきだ。同時に、証券税制を分離課税から総合課税にして、年に50万円以上の儲けのある人に対して普通の所得との総合課税にするべき。この時、株で損した分を年に50万円以内で損益合算できるようにすれば市民層で株をやる人が増えるはず。

2.原発の廃止と地熱発電の大幅開発。九州や東北、北海道の各市町村にそれぞれ一つぐらいの割合で地熱開発をするぐらいの規模でやるべきだ。すでに地熱発電の有望地は調査済みであり、まずはそういった地点、確か10か所以上あったはずだが、そこから始めていけばいい。

 基本的には、上の二つのことについて、市民レベルで情報交換して、これらが必要でかつ有効な施策であるという理解をしていくことだ。あとは、これをやれと、市民レベルが市会議員から県会、国会議員へ言っていけばすむ話だ。

 政治は、本来、政治家のみがやるものではない。政治家は市民からの負託を受けてやっているにすぎない。


05. 2010年6月07日 15:33:30: Zuo9mHMINl
山崎氏の言うとおり。寸分の違いもない。

もちろん表層的な政治現象は鳩山総理と同じく「良い方向かな?」「いやまてよ悪い方向かな?」と様々な的様態を見せながら移り行く(まぁ、これも国民に悪党と見抜かれないための阿吽の呼吸による狡猾な演出が多い。支持を持たすため悪党ほどこの演技を100%やる)が、本質に関して山崎氏の見立ては100%正しい。菅氏は、民主党スローガンである「国民中心政治」の反故、破綻しかけた売国&国民奴隷化システム再構築の二つの任務を背負って登場した極悪党と見て間違いない。それは1,2ヶ月以内に目の前に出るから説明は要しない。

正体を現す順序は、肝心の問題は法案の再議論、サボタージュ、放置から始まり、やがてそれと平行しながら、どさくさに紛れ委員会や政策会議など国民の目の届き難い場所や政令改正などで統制社会的法律や売国奴保護法律(悪がバレて国民が暴れ出さないようにするための法律や悪党を自由に働かせる法律)を速攻成立するなどの外堀を粛々と埋める動きだ。

そのとき山崎氏の見立ての正しさが判るハズだから、菅氏が期待できる人間だと思っていたりお願いが通じる相手だと思っている人は、そのとき改めて山崎氏ほか菅氏危険人物説の警鐘を鳴らしていた人たちを読み直し、頭だけでなく五感をフルに動員して人を徹底的に厳しく見抜く目を肥やしたらいい。

今は事が起こってしまってからでは後の祭りだ。


06. 2010年6月07日 18:34:14: 3ElCzR7knQ
此のお方の発する言葉はもう信じないことにしました。
どらえもん氏のも。

07. 2010年6月08日 01:31:48: tZWTkuzTHo
>06さん信じなくても活用すればよいと思います。
マスコミが今度の政権をどのように報じて行くかを見てゆけば、
おおよそのことが解るのではないでしょうか。

08. 2010年6月08日 20:00:39: s4ISyC46y6
今回の政変の裏話が平野貞夫氏から出ました。山崎さんの見立ての正しさを裏付けるものです。すでに阿修羅でもコピーが投稿されましたがリンクしておきます。

<菅民主党新政権に感じること>
http://www.the-journal.jp/contents/hirano/2010/06/post_15.html


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