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れんだいこのカンテラ時評743 れんだいこ 2010/06/06 21:09
【鳩山から管への転換に際しての雑感−管内閣はシオニスタンオンパレードの予兆あり】
2010.6月初頭、先の衆院選での民主党の圧勝により誕生した鳩山政権が普天間問題で座礁し、管政権に後継された。注目すべきは、鳩山前首相は自爆したにも拘わらず、小沢幹事長を抱き込みツートップ辞任を強いたことであろう。このことは何を意味するのか。来る参院選に於ける小沢采配のテコ入れを恐懼するネオシオニズム奥の院の采配によるとみるべきだろう。ということは逆に参院選はやはり相当に重要な政治戦になっているということになる。今後あらゆる汚い手を使って政権交代派に対するダメージが仕掛けられよう。れんだいこは、政権交代政権内部で「上からの反動策動」必至と見立てている。まず郵政再改革がどうなるかが見ものであろう。
6.6日現在、管新首相は組閣構想中である。政府および党の重役は、「小沢パージ秤」による「反小沢善玉、親小沢悪玉」ゲージで査定されているようである。6.8日に政権交代二番手としての管政権が組閣されるが、シオニスタン各派オンパレードになりそうである。これについては組閣を見て評することにする。
それにしても鳩山政権はあっけなく崩壊した。これを確認しておくことにする。れんだいこには許せないことがある。結局、やろうと思えばすぐにでもできた高速道路無料化公約を実施しなかった。よしんば無料でなくても、自公政権時の料金体系より低額化はできたはずである。景気浮揚に絶大な効果があることははっきりしている。これをしなかった鳩山政権とは何者だったのだろうか。それに引き替え、消費税増税の呼び水になりそうな子供手当は実施された。れんだいこは、財源不足の折柄、奨学資金制のように申請制にするのが良いとしている。借りてまでは要らないと云う層が居るからして相当に予算が浮く筈である。
天下り不正なども禁止論ではなく給与、退職金制限なら直ぐにでもできるはずである。軍事防衛費は更に垂れ流された。事業見直しなぞはものが小さい。そういうところのパフォーマンスだけが記憶に残った。結局、鳩山政権って何者だったのだろう。確かに政権交代前までは攻めの技を見せていた。しかし政権交代後の民主党は明らかに上からブレーキを掛けた形跡が認められる。郵政再改革だけが粛々と進められたが、これは小沢系の動きである。つまり、小沢系の仕事を除けば何ら実入りがなかったことになる。
鳩山政権崩壊前、普天間基地問題は自公政権時の辺野古案に差し戻された。続いて社民党斬りに向かった。れんだいこは、そのことの愚昧さもさることながら、その間の鳩山首相の朝令暮改ならぬマルチ舌に食傷した。一国の首相がああも口軽に発言し、すみません式訂正を繰り返すものではなかろう。れんだいこは、それを本質的に政治遊び人故と規定した。結局、この坊ちゃんは政治における信の重みを理解することはなかった。恐らく今後もそうだろう。
かくして、れんだいこのみならず人民大衆の不満は頂点に達した。これが引き金になり、参院選への影響もあり小沢幹事長が首を取りに行った。しかし、鳩山首相はタダでは転ばなかった。「小沢連れション退陣」を強いた。小沢幹事長はあっさりと「差し違い」を受け入れた。この間、ロッキード事件の再来かと思わせる与野党、マスコミ一致の「小沢悪玉論十字砲火網」が形成された。連中は、小沢が退任した今してやったりの美酒に酔っているであろうが酔い醒めの悪いことになろう。なぜなら政権交代効果機運は既に歴史的に不可逆的であるからである。シオニスタン派の政治遊びの余地は次第に狭まる。今から覚悟しておけ。マスコミ界のお調子乗り者どもが食傷される日も近い。
もう一つ確認しておこう。昨秋の政権交代以降、自公共が口先は違えど歩調を合わせて今日に至っている。テレビ討論などで与野党分けの席に自、公、共が並ぶと旧知の間柄の如く似合っているから面白い。それはそうだろう、「表の自公、裏の日共同盟」の鉄のブロックにより細川政権以来の政権交代が阻止され続けてきた。その仕掛けがはしなくも晒されているからである。共産党の党中央疑惑に向かう日も近い。れんだいこに云わせれば、共産党は1955年の六全協以来、極悪の野坂−宮顕コンビに党中央を壟断され、ネオシオニズム奥の院の指揮下に入っている。共産党と云う名を被せてはいるが実態はかっての民社党より右の親シオニズム党でしかない。
今や日本政治はシオニズム党化を競っている。自公共は完了している。民主党をこれに呼応させようとしているのが党内右派の諸グループである。管政権はこれにスクラムされて擁立されてようとしている。前途多難と云うべきだろう。最近生まれた諸新党も然り。政策を見れば良かろう。ついでに資金源を窺えば良かろう。彼らが「政治とカネ」問題を口にする資格があるのかどうか判明しよう。官房機密費問題で醜態を晒したマスコミ各社は「言論とカネ」問題で自浄化せぬまま、ほとぼりが冷めたと勝手に思ってか、最近になって疑惑のコメンテータがまたぞろ復活しつつある。政権交代永続革命により、こういう手合いを引きずりおろすに限る。日本にとって為になる政治、政党よ出でよの思いを強くする。
2010.6.6日 れんだいこ拝
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