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感じ入った二つのブログエントリー。
http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/834.html
投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 6 月 06 日 15:39:40: qr553ZDJ.dzsc
 

■菅総理大臣に期待を持たないほうがいい。(植草事件の真相掲示板)

http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs/5958 
投稿者:中小 投稿日:2010年 6月 4日(金)16時46分29秒


菅総理大臣に期待を持たないほうがいい。


本日の先生のブログで次のようにおっしゃった。

樽床氏が訴えたように、「好きだ嫌いだで危機を乗り越えることはできない」のである。好きだ嫌いだと騒いでいる人々は、頭を冷やし、深く反省するべきである。

はい、わかりました。頭少し冷やします。
組閣、役員人事をじっくり見させてもらいます。原口大臣の処遇がどうなるかも、今後の菅政権のスタンスを見る上で注目点だと思います。それは、郵政改革の行くえに大きくかかわってくるでしょうから。
彼らのシナリオは、原口大臣を交代させ、対米隷属大臣をすえる。その後、参議院選挙で民主が勝ち、単独過半数確保の後、亀井大臣を罷免、郵政改革法案の廃案という事でしょう。

小沢さんは、参議院選挙、その後の代表選挙を見据えているのだと思います。
頭を冷やした上で冷静に考えた場合、先生がおっしゃった「菅直人氏が対米隷属勢力と手を結ぶことは許されない。」事は、鳩山政権で実証されました。政権交代を無意味にしてしまう事です。

今後、菅総理が実行するであろう政策で重要法案は、
「郵政改革法案」
「高速道路無料化」
これを前原らの言うような方向に持っていくとしたら、菅総理は小沢さんの信頼を失い、政権維持が不安定になり、政界再編の動きが出てくるかも知れません。

しかし、今のところの動きを頭を冷やして見てみると、小沢さんたちが要求していた、4日中の組閣、役員人事は、早くも前原グループらの動きで頓挫しましたね。
私は、植草さんに反対するわけではありませんが、月曜日の組閣、役員人事は、間違いなく小沢封じ込めの体制になると思います。
「好きだ、嫌いだで割れてる場合ではない」というのは、前原グループの詭弁でしかないと思います。

民主党の中は、対米隷属勢力対独立勢力、言い換えれば、小沢対反小沢です。
この権力闘争の末に勝ったほうが政策を実行するんです。
自民党など野党はほっておいても勝手にもうつぶれていきます。
民主党内の権力闘争が今後の日本を決めるのだと言っても過言ではないと思います。

小沢さんは、挙党一致で政策が実行されるのであれば、その選択肢もあるでしょうが、それは、鳩山政権で実証されたように不可能でしょう。
日本の独立のためには、小沢派が反小沢派にあらゆる手段を使って勝利する事しか道はありません。挙党一致など奇麗事を言っている場合ではないのです。

菅さんは、小沢派のガス抜きのため、閣僚人事で少し小沢派から大臣を出すかも知れませんが、基本は、対米隷属派の言いなりでしょう。それはすでに見えています。

小沢さんという人の頭の中は、政策実行が第一で民主党になどこれっぽっちも愛着はないでしょう。「政党というのは、道具だ。」と言い切ってますからね。
その道具が役に立たないのなら、どこで見切りをつけるかわかりませんが、政策実行のため
新たな道を作り出すと思います。

民主党の中で小沢封じ込めが進めば進むほど、政界再編成の可能性が高まると思います。

私たちの今できる事は、参議院選挙で民主党内悪徳ペンタゴンを落選させる事でしょう。


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■追いつめられた鳩山政権?4/23 (リチャード・コシミズ・ブログ)

http://richardkoshimizu.at.webry.info/201004/article_51.html
2010/04/23

追いつめられた鳩山政権?


普天間移転問題で先が見えず、5月末までの解決のめどは立たない。

野党は、普天間問題で鳩山を追い詰め、引責辞任、そして、あわよくば、衆参同時選挙をもくろんでいます。そして、にわかに「反民主」色を打ち出した週刊誌が、「衆参同時で、民主惜敗」をがなりたてる。

一方で、生活者としての我々にとって、「普天間」は遠い遠い問題。沖縄の人や屋久島の人には悪いけれど、普天間よりもはるかに重大な問題が目前に山積みになっている。

とにかく、景気を回復させないと。雇用を確保しないと。景気がよくなれば、もろもろの問題は自然に解決する。財政出動で、これから効果が出てくる。幸い、貿易も久しぶりに黒字に転じた。景況も少しづつ好転している。我々生活者には、目先の経済こそが最大の問題であって、正直なところ、「普天間はあまり大きな問題ではない」。

(叱られることを承知の上で、こう言います。米軍基地など、もとより不要なもの。ユダ金が、極東の緊張をあおるために設置している不要物。不要なものをどこに移転するかの議論は不毛。北朝鮮に持っていけばいい。もしくは、結論を出さずに、米国経済が破綻して世界中の米軍基地が撤去されるのを待てばいい。そう遠くない時期にそうなるはず。)

そして、鳩山さんがお母さんからのお小遣いの件や、普天間問題で辞任しても、小沢さんが東京地検から起訴されて失権しても、別に、民主党が無くなるわけではない。民主党は政権与党として存続するし、我々は今まで同様に民主党に世直しを期待する。

小沢や鳩山がいなくなったところで、それが、「国民が旧勢力を信任した」ことを意味するわけでもない。この国を壊滅させた自公勢力など、100年は永田町に帰ってきてもらいたくない。

ということで、普天間などどうでもいいです。そして、民主党のトップが替わろうと、特に意見はありません。 

淡々と参院選に向けて準備し、残った国賊を根絶やしにする。それが我々の仕事です。


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「脳力開発入門」城野 宏 「脳力開発センター」より以下転載


戦略と戦術を区別すること。

 前号で、戦略をもたないと脳は作動しないということを書いた。そして製品が受ける売れないの「討論」をしたりするから、十分ですむことを三時間もかけ、十八倍の時間と人件費の浪費をやっている、ごくありふれた役員会風景を紹介した。これは、戦略と戦術を区別することができないために起こる。

 戦略とは「打撃の方向」であり、戦術は戦略目標を達成するための手段、やり方のことである。

 戦略は脳の作用をどの方向に向けるかを決定する。東京から札幌に行くか、大阪に行くかを決めるのを戦略決定とすれば、あとは戦術である。飛行機、電車、自動車、船舶に乗ってゆくか、歩くか、自転車かなどどれかにきめればよい。どれを使っても目的地に行きつける。何時までにとか、いくらかかるといったことは計算上の事実問題であって、討論してみたところで、一時間に四キロしか歩けぬ人間の足が、時速二〇〇キロになるわけもないし、飛行機の運賃が安くなるわけでもない。事実ははっきりしているのだから、目的上の都合を計算して、どれかにきめればよい。討論はムダで無用である。

 戦略は二つのうちの一つしかとれない。札幌と大阪に、同一人が同時に行くことはできない。どちらか一つを択ばねばならぬ。だから組織的統一行動をとろう上すれば、どうしても討論が要る。それは意志の統一のためであって、手段を選ぶためではない。十人で行動するには、一人一人がみんな大阪なり、札幌に行くことについてはっきり知っており、自分の決心をきめておかねはならぬ。とにかく行こうやといって部屋を出たら、一人は大阪に、一人は札幌に、一人は長野にというふうに、思い思いのバラバラ行動になる。

 企業という組織体では、戦略統一のための討論、意志の明確な把握は絶対的に必要なのである。社長が一人戦略をもっているつもりでも、社員の各人は勝手にそれぞれの戦略で目前の仕事を処理してゆくから、こっちのプラスをあっちのマイナスで消し、全体としてはトンチンカンな活動になる。こういう企業は決して発展しない。企業の総戦略は結局は、拡大発展か、現状維持(客観的には先細り)の二つに一つな、のである。社長が前者の戦略のつもりでいても、社員の多くが後者のつもりで戦術をきめておれば、企業は現状維持、つまり何年たっても同じくらいの規模でいることになるのは、至極当たり前の道理である。

 戦術は戦略に従属する。
 戦略に反した戦術を実行すれば、切りはなして見ればいかにも目の前の利益に合致しているようでも、結局は失敗する。つまりその戦略目標を達成することにはならない。札幌に行くことになって飛行機の切符を貰いに行ったが、札幌までより、大阪までの方が安かったからと、大阪行きの切符を買ってくるのでは、出費が少ないという観点には合致するが、札幌には行けない。で、この例だと、そんなバカげたことはしないと思う人が多かろうが、会社の中には、まったくこれと同じようなバカげた戦術決定が無数になされており、社長だけがそれを知らず、どうもオレの言う通りに皆が動かぬと首をかしげていることは、どこにでも見られる。


 ムダな討論

「戦略だなどとそんな現実ばなれしたことで時間をつぶすことはない。問題はどうやるかという実行の方法だよ。どうやったら儲かるか、その具体的な名案を出してくれ」といったことを亭っ経営者が多い。やり方、つまり戦術は、実行にあたる人の頭の中の戦略によって効果のあるようにも使えるし、効果のないようにも使える。何に対して「効果がある」というのかを考えてみたらよい。
 それは戦略に対していうのであり、それを達成できるのを「効果」というのである。実行に当たる社員が現状維持の戦略をもっていたら、社長は拡大発展のための戦術として指示したことを、現状維持のために役立ててしまう。札幌行きの旅費をもらって大阪行きの切符を買い、出費が節約できましたと鼻高々の報告をする類いである。人間の脳は戦略をもたないと作動しないのだから、どうしても二つのうちの一つの、どちらかの戦略で作動させてしまうのである。社長がいくら首をかしげ、言ったとおりにせぬと怒鳴ってみても役に立たぬ。いつも同じ誤りがくりかえされることになる。
 
 戦術はやり方であり、きまった事実の組み合わせにすぎぬから、組織体で討論するなどとは無駄な話であり、まったくの時間つぶしに外ならぬ。売れる売れぬの討論も成り立たぬことは前号で書いた。売れる側面、売れぬ側面の二面によって一つの商品は成り立っており、討論しようとしまいとこの二つの側面に変わりはないのだから、討論はムダなのである。それはまた戦術としてすら成立しない。拡大発展の戦略によって「売る」という方向を出したら、その戦術はどう売るかであり、容易に売れる部面に、容易に売るやり方をきめればよいことである。
売れない局面と難しいやり方を後まわしにするのが原則であり、易しい方が解決すると、次第に難しい方も解決するのが事物の発展過程なのである。

 だから、売れる売れないの二つの対立した意見は成り立たないのであり、当然討論も必要でない。どう売るかば、実際にもっている人間と組織とで、どう活動するかの問題だから、そこには一つも対立した意見の相違は存在するわけがない。ただ無数のやり方、段取りが存在するというだけであり、それを実際の自分の力に合ったものに決めればよいわけである。こうしてゆけば、前号に書いたように、百八十分かけてやることが十分ですむ。つまり、十八倍の脳力発揮となるわけである。

 戦略のない戦術は無意味であり、戦術のない戦略は空論である。
戦略と戦術は軍事用語から来たが、近頃は企業活動に大分普及してきた。しかし両者の区別ができていない。区別ができるようになったら、まず脳力は十数倍になったと自覚してよかろう。


───────────────────


中小氏が指摘された、
〈〈 小沢さんという人の頭の中は、政策実行が第一で民主党になどこれっぽっちも愛着はないでしょう。「政党というのは、道具だ。」と言い切ってますからね。

リチャード・コシミズ氏が喝破された、
〈〈 ということで、普天間などどうでもいいです。そして、民主党のトップが替わろうと、特に意見はありません。 

小沢一郎氏とリチャード・コシミズ氏と中小氏は、戦略がしかと肚に収まっているのです。だからぶれない。

では、その戦略──打撃の方向 とは何か?

───

以下は、植草一秀の『知られざる真実』からの転載です。
日本のことを日本人が決定できない悲しい現実
2010年5月29日 (土)  http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-9630.html


刷新すべき日本政治の基本構造とは、
@対米隷属
A官僚主権
B政治と大資本の癒着だ。
この三大課題を実現してゆかねばならない。

これを目標と定めるとき、現在の政治状況のなかで主権者が選択できる方法は、鳩山−小沢体制の民主党を支援し、民主党中心の政権を強化することである。

大きな目標実現に向けて、戦略的・戦術的な対応が求められている。

───

つまり、戦略は、『日本のことを主権者である国民──日本人が決定できる真の独立であります。』

戦術は戦略に従属する、のであります。
上記のお二人とも結論は、一つです。

〈〈 私たちの今できる事は、参議院選挙で民主党内悪徳ペンタゴンを落選させる事でしょう。中小氏

〈〈 淡々と参院選に向けて準備し、残った国賊を根絶やしにする。それが我々の仕事です。リチャード・コシミズ氏

私たちは、できることをやるだけでいいのです。
なにも、むずかしいことはないのです。
周りの知人・友人に「民主党は日本の真の独立戦争を闘っている」という事実を告げ、この参院選で民主政権が勝利するべく働きかけることで十分なのです。
 

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コメント
 
01. 2010年6月06日 16:36:42: vNpzREmO16
ちょっと表題にかこつけて。
リベラル派と見られ、お互い同調したり引用したりしていたブログの書き手が、今、バラバラの見解にいる。
興味深いのでまとめる。


まず、いち早く民主攻撃に転じたのは天木直人氏。
数ヶ月前から「自民以下」と攻撃対象としている。
また社民に対しても「こうなるのはわかり切っているのに離脱を遅らせ、政局を混乱させた」と断罪。
ただ、民主が「国外・県外を模索」と言っている内から「離脱しないのは悪」は社民にとって酷かも。

で、民主に「見切りをつけた」という状態はきっこ嬢。
民主は自民よりはマシ、という論調は変わらないものの、普天間問題をきっかけに「自民と変わらん」と注文をつける。
鳩山も「ロクなことをやっていない」と非難。
こちらは社民全面支持。
福島瑞穂にはかなり心酔している模様。

つづいて「反戦の家づくり」の明月氏は、しきりに「鳩山には深い考えがある」という立場を貫いてきた。
「いずれは鳩山が国外に移転させるための策だ」と。
しかしながら最近は「鳩山は(善戦はしたが)負けた」という立場。
ただ小沢をはじめとする民主党には、まだ期待している様子。
社民には同情的だが、離脱はまだ早いとか言ってたな。

植草一秀氏はまだまだ、民主べったり。といういか小沢べったり。
それを民主の本流、悪徳ペンタゴンに侵された民主の亜流との闘争と捉えている。
ちょっと劇画ちっくだなあ。
社民党に関しては、あんまり同情的だかなんだかわからない。
なんか単に、民主との協力の相手として有意かどうか、としか見ていないような雰囲気。


民主について、社民について、鳩山、小沢、福島について。
結構一時期方向が近かった「リベラル」と言われている人が、これだけ割れるんだから、確かに状況が難しいんだろうなあ。


02. 2010年6月06日 18:17:43: XSB24rzAQg
戦略目標のもとに、戦術・方法論は状況に応じて無限にあるわけだ。
なるほど。

03. 2010年6月06日 18:18:14: DLlLzQBs2w
きっこ嬢。彼女は、福島さんのお友達、元々社民党のバリバリです。
 小沢さんの賛同者ではありません。いわば、コウモリレディ(バットマンではない)バットレディ=悪女・間違い女・過ちを犯す女・・いろいろ訳があります。
 時々ホント・・小沢さんの意見に賛同するとき。

04. 2010年6月06日 21:03:49: HbPDUassgc
論破版だったら間単にやられますね
言ってる事は面白いから
十分に遊びました

05. 2010年6月07日 03:49:30: MwBBaLdcSM
戦略と戦術の区別はいい勉強になりました、早速仕事に使わせてもらいます。

植草氏の戦略の旗の元、なみいる幾多の国士が各々の戦術を行使すれば、米国だろうが、官僚だろうが敵ではない。

いゃー、いい時代に生まれ合わせたものです。
そして、日本から世界に広がります。
ラフカディオ・ハーンではないが、やはり神国日本です。


06. 2010年6月07日 10:33:14: 5Y5Jutx8Eo
7月の選挙、「小沢派」に投票しましょう。「民主党」ではなく「谷亮子」で行き

ましょう。二人区の皆さんは「新人」に投票を!!

のんびり9月を待っておられません。7月が勝負です。


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