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2010-06-06 6:32
小沢グループは入閣要請を拒絶せよ。「アメリカ」と「マスコミ」と「官僚」に土下座した「植民地内閣」は自爆する?
「薬害エイズ事件」の謝罪=土下座で売り出し、その時に身に着けた「土下座スタイル」がすっかり板についた菅直人だが、その「土下座する人・菅直人」にふさわしく、さっそく普天間移設問題に関して、日本人、特に沖縄県民にとっては屈辱的とも言うべき「鳩山・日米合意文書」の遵守発言で、早々と米政府に土下座し、かえす刀で、テレビ画面を通じて、小沢一郎に向かって「静かにしていろ」「お前の命令は受けない」と派手に喧嘩を売り、ということは、つまりマスコミと官僚を中心に形成されている「反小沢体制」に土下座し、マスコミが持て囃す中で見事なスタートを切りそうな菅直人新内閣だが、さて、現実的にはどうなるものやら、これからがお楽しみ、というところだろう。政権交代後、難問山積で悪戦苦闘する鳩山政権時代は、ただひたすら居眠りを続け、「我関せず」の「居眠りスタイル」を貫いた菅直人が、今、眼を覚まし、吼え始めたわけだが、彼が誰に迎合し、誰に向かって土下座しようとしているかは一目瞭然である。「もう『鳩菅』の時代じゃないだろう・・・」と小沢は言っているらしいが、まことにごもっともな発言であって、『鳩菅』的な民主党の役割は終わり、要するに民主党の時代は、菅直人がどんなに悪足掻きしようが、鳩山内閣の崩壊で終わったということだろう。では、次はどうなるか。おそらく民主党は二つに、つまり従米植民地派と反米独立派に分裂し、小沢一郎を中心とした反米独立派が「新保守派」勢力を結集して、いよいよ「第二次革命」を試みていくことになると思われる。言い換えれば、いつまでも、「アメリカが日本の総理総裁を決める」という敗戦以来続いてきた「植民地的政治」に終止符を打つべき時が来たと言うべきだろう。従って、小沢グループは、菅新内閣から「干される」のではなく、菅新内閣からの入閣要請を拒絶するべきだろう。菅新内閣は、マスコミや官僚には大歓迎されることだろうが、あるいはアメリカ政府には歓迎されるだろうが、日本国民、あるいは沖縄県民を切り捨てた、危なっかしい片肺飛行での出発になることは言うまでもないだろう。さて、ここへ来て、新聞等マスコミ発表の支持率調査によると、鳩山内閣時代の「20パーセント」の支持率から「50パーセント」へ急上昇したということだが、菅新内閣がどういう内閣かを象徴していると言うべきだろう。さらに話は変わる。ブログを中心に、今回の政変は「小沢一郎の仕掛けで計画通り・・・」という妄想的分析が蔓延し、小生のブログのコメント欄にまでその余波が押しかけてきたが、なんとその「全ては小沢一郎の仕掛け、小沢一郎の勝利・・・」(http://critic6.blog63.fc2.com/blog-entry-311.html)という情報の発信源ブログ氏(「世に倦む日々」)が、一日もたたないうちに、つまり結果を見てから、百八十度、解釈を変え、転向した上で、今度は「小沢一郎は裏切られた」「小沢一郎は敗北した」(http://critic6.blog63.fc2.com/blog-entry-312.html)と、すべてを見通していたかのように、自信たっぷりに、得々と書いている。見事な千里眼と透視能力である(笑)。だから、僕は、左翼小市民主義的な、つまりチャンバラ小説しか読んだことのないような「底の浅い読解力」と、誰にでも分かりやすい「メロドラマ的思考」が嫌いなのである。こういう生きるか死ぬかのスリリングな現場に直面した時、大衆通俗小説読みの「底の浅い読解力」と「メロドラマ的思考」の実態は露呈するのである。
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■江藤淳の「小沢一郎論」から。
新進党は、いや日本の政界は、構想力雲のごときこの優れた政治家を、寄ってたかって潰してしまおうとしているのだろうか。それは嫉妬からか、反感なのか、はたまた゛豪腕゛を謳われた小沢一郎自身の、不徳のいたす所というほかはないのか。
過去五年間の日本の政治は、小沢対反小沢の呪縛のなかを、行きつ戻りつして来たといっても過言ではない。小沢一郎が永田町を去れば、この不毛な構図はたちどころに解消するのである。野中広務・亀井静香両氏のごとき、反小沢の急先鋒は、振り上げた拳の行きどろを失うのである。
その茫然自失のなかで、人々は悟るに違いない。過去五年間日本の政界を閉ざしていた暗雲の只中に、ポカリと一点の青空が現れたことを。党首の地位にも議席にも恋々とせず、信念を枉げず、理想を固く守って故山へ戻る政治家の心情の潔さを。小沢君、君は何もいう必要がない。ただ君の行動によって、その清々しさを示せばよい。
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