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巷の政局論がかまびすしいが小沢さんは人物が違う。
彼が理不尽な西松事変で苦しんでいるときの「国民のためにこの身を捧げる。」の国民へのメッセージには彼の政治への志が溢れていた。
しかし、ネガテブキャンペーンで印象付けられた悪のイメージでの彼の新政権へのかかわりは、民主党政権の大きなダメージになることは十分承知している。
そして、巷の卑しい評論家諸氏の「闇将軍」「権力の二重構造」「院政だ。」との彼らの非難は好むと好まざるとに関わらず無役の彼が動くことで真実と成ってしまう。
そんなことを彼が望む訳が無い。
菅新首相が一見小沢外しの体制作りに見えるが、これは新首相にしてみれば首相になるためには必然の結果である。
そして、反・非小沢人物の重要ポストへの重用は菅直人が首相になるための必須条件であった。
菅新首相が小沢一郎に会えず、電話も取り次いでもらえなかったのは、小沢一郎の配慮である。
そのくらいのことはする人物である。
鳩山首相と共に辞任したのは党再生のためでありこれが彼の基本にある。
また、140人の大勢力だが数を以って今後、新政権に揺さぶりをかけることはしないと断言できるのは同じ理由である。
ただ、彼の犯した過ちは、役職にあった時に世論に配慮して鳩山首相の進めた普天間に関わらなかったこと。
その結果の内閣の著しい支持率低下であり、その結果における選挙体制の破綻である。
これからの菅政権は、革命過渡期であった鳩山・小沢体制を見直し自分達の力で斬新さを発揮していただきたい。
七奉行にはこれまでの罪滅ぼしをお願いしたい。
仙石官房長官・枝野幹事長には、民主党政権の良さをもっとアピールして支持率を上げていただきたい。
これが最良の選挙対策である。
小沢一郎が大きく動くときは、民主党政権が破綻するときである。
それまで彼は動かない。
自分が動けば民主党、如いては国民のためにならぬことを知っているからである。
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