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そもそも政治的混乱がいつまでも続くのは、国民が政策を選挙できない
政治風土にあるように思う。
本来政党たるものその思想とそれに基づく政策を同じくする者同士が、
その政策のもと統合されるべきものであると思う。
これまでの自民党にしろ今の民主党にしろ、正反対の思想・政策をもつ
者が同衾しており、党として一体何を目指すのか国民には皆目判断でき
ない。
無論、党の所帯が大きくなるにつれ、派閥が生まれその思想・政策に幅
が生じてくることは現実問題として避られないのかもしれない。
そこで、マニフェストの存在が重要となるのであろうが。。。
本来であれば、選挙にのぞみ国民に対して党としての同一性を保障する
もの、換言すれば最小限共有している思想・政策は何なのかをマニフェ
ストとして憲章するべきものであると考える。
流行のごとく用いられるマニフェストがかかるものではなく、その政党
の政策の幅をめいいっぱい広げ、あれもこれもとマニフェストとして掲
げるところに最大の問題があるように思う。
大風呂敷と呼ばずなんと呼ぼうか?
そして、いくらコト細かで具体的なマニフェストを網羅的に数多く並べ
たてたところで、同床異夢で派閥の思惑がはたらき、構成員の我田引水
の解釈が幅をきかせれば、マニフェストなど選挙民をだます方便として
しか用いられない。
国民はそのようなことを見通しており、ゆえに政治に対する失望を新た
にしてしまうのだろう。。。
結局のところ、この点が民主党(かつての自民党においても)が抱える
最大のウィークポイントであり、”みんな”ら売国政党の欺瞞的政策に
妙な説得力を持たせるゆえんでもあるのだろう。(共産党も。。。)
彼らはその内容はさておきブレがない。。。
(当然か?どこぞからの指令に忠実に従っているだけだとしたら。。。)
この点においては、マスメディアの偏向報道やネトウヨの工作員ばかり
を責めるだけではどうしようもない。
この点では、小沢氏には党を割り、国民新党や場合によっては、自民党
の中にもまだひょっとして残っているかもしれない(残っていないかも
しれないが。。。)思想・政策を同じくする者と新たな枠組みを構築し
てもらいたいとも思う。
阿修羅の中で小沢氏を支持する方々の発言の中には、政治を知り尽くし
た小沢氏なりの思惑があり。。。との向きもあるようだが、(そのよう
なものがあるのであれば、それはそれで良いのかもしれないが。。。)
やはり、究極的にはそのように(国民が政策を選挙出来るように)決着
して欲しいと思う。
無論、選ぶ国民の側にも惑わされないメディアリテラシーが欲しいのだ
が。。。
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- Re: 政策を選挙させてもらえない国民の不幸〜民主党へのエール〜 まるす 2010/6/06 01:10:50
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