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参院選優先、慎重論押し切る=党・内閣の要、「非小沢」で−菅氏【時事ドットコム】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010060500386
菅直人新首相は5日、官房長官への仙谷由人国家戦略担当相の起用に続き、民主党幹事長に小沢一郎前幹事長批判の急先鋒(せんぽう)である枝野幸男行政刷新担当相を充てる意向を固めた。
枝野氏の起用については、菅氏を支持するグループ内にも、党内最大勢力の小沢グループのさらなる反発を警戒し、慎重な意見もあった。
菅氏は参院選に向け「脱小沢」を鮮明にすることを優先し、慎重論を押し切った。
「好きなようにやってほしい」。
菅氏に近い加藤公一法務副大臣ら中堅・若手議員は5日午前、党本部に駆けつけ、菅氏に幹事長人事で妥協しないよう求めた。
同じころ、今度は側近の荒井聡首相補佐官や平岡秀夫衆院議員が代表室に入り、「枝野幹事長」への懸念を伝えた。
加藤氏らには、参院選を乗り切ることを最優先に、枝野氏を起用して「党の再生」を有権者にアピールすべきだとの菅氏の意向を後押ししたい考えがある。
一方、荒井氏らは、党の要のポストに「非小沢」代表格の枝野氏が就任すれば、小沢グループが猛反発。
9月の代表選で全面対決になりかねず、得策ではないとの判断があるとみられる。
実際、小沢氏は4日夜、グループのメンバーによる慰労会で、代表選で敗北した樽床伸二氏の得票に触れ「あと90人で(相手からひっくり返せば)首相ポストを取れていた。
90人は難しい数字じゃない」と豪語。
周辺は「自ら9月の代表選に打って出ることもあるとの決意表明だ」と解説する。
小沢グループの有力議員は5日、「枝野幹事長」が固まったことを知り、「ふざけている」と怒りをあらわにした。
「枝野幹事長」説は4日の段階で党内に広まっており、菅氏は「見送れば、リーダーシップが問われかねない」(若手議員)ことも考慮。
起用を決断したが、周辺からは「幹事長以外のポストで、小沢グループに配慮した方がいい」(側近)との声も漏れる。
菅氏が他の閣僚や党の要職に小沢グループから登用するかどうかが、今後の人事の焦点となる。
(2010/06/05-21:55)
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