http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/737.html
Tweet |
外務省は、核兵器の持ち込みをめぐる日米の密約について、平成13年の情報公開法の施行前に重要文書が廃棄された可能性も排除できないとする調査結果を公表しました。
核兵器の持ち込みなどをめぐる日米の密約については、有識者が行った調査で、文書そのものは見つからなかったものの、広い意味での密約が存在したことが明らかになりました。しかし、その後、国会に参考人として出席した外務省の東郷和彦元条約局長は、ファイルにまとめて後任に引き継いだ資料の一部が無くなっているとして、破棄された可能性を指摘しました。このため、外務省は、岡田外務大臣をトップとする委員会を設けて調査を行い、4日、その結果を公表しました。調査報告書では、東郷氏がファイルを引き継いだとする後任の谷内前事務次官が、岡田大臣らの聞き取りに対し、「引き継ぎは受けたが、ファイルの記憶はまったくない」と話すなど、事実関係は確認できなかったとしています。その一方で、平成13年の情報公開法の施行前に、外務省で大量のコピーやメモを廃棄するよう指示があり、意図的ではないにせよ、重要文書が廃棄された可能性も排除できないと指摘しています。これについて、岡田大臣は記者会見で、「外交文書を失うことは歴史を失うことだという重い教訓とともに、今回の調査結果を文書管理体制の強化や改善につなげていきたい」と述べました。(NHK)
いつ核密約文書が廃棄されたのかについて私は疑問に思っている。この論点について前に投稿したので転載する。
このような文書(核密約文書)は「公にすることにより、国の安全が害されるおそれ、他国若しくは国際機関との信頼関係が損なわれるおそれ又は他国若しくは国際機関との交渉上不利益を被るおそれがあると行政機関の長が認めることにつき相当の理由がある情報」にあたることは明らかである。従って情報公開法施行前に廃棄されたとは考えにくい。私は内閣官房機密費が総選挙直後に引き出されたのと同じ頃に廃棄されたのだろうと考えている。(転載ここまで)
情報公開法施行前に廃棄を指示した人は自由民主党の外務大臣がかような文書の開示を求める可能性をどのようにとらえていたのだろうか。
このような疑問を岡田外務大臣が持っていないことは大変遺憾である。これが普天間基地移設問題での大失態に繋がったのではないか。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK87掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。