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スポンサー疑惑:現職検察官20人の関与を確認
記事入力 : 2010/06/04 13:54:22
建設会社の元代表J氏(51)が暴露した「検事スポンサー疑惑」について捜査を進めている「真相究明委員会」(委員長:成楽寅〈ソン・ナクイン〉ソウル大教授)は、現職の検察官約20人がJ氏から接待を受けていたことを確認し、関係者に対し一斉に懲戒処分を行うよう、金o圭(キム・ジュンギュ)検事総長に要請したことが分かった。
真相究明委員会の傘下の真相調査団(団長:蔡東旭〈チェ・ドンウク〉大田高検検事長)は3日、同委員会に対し、捜査に関する中間報告を行った。調査団はまず、釜山地検の朴基俊(パク・ギジュン)検事正が、検察官に対する接待の内訳などが含まれたJ氏の上申書を受理しながら、これを黙殺し、大検察庁(日本の最高検察庁に相当)に報告しなかったことについて、検察官に対する懲戒処分の理由となる「報告漏れ」に該当する、と報告したという。
また、昨年3月から4月にかけ、大検察庁のハン・スンチョル元監察部長(検事長)や、釜山地検の次席検事ら約20人がJ氏から接待を受けていたことが判明し、さらに2003年以降、J氏が「接待した」と主張した検察官(OBを含む)らの多くも、実際に接待を受けていた、と報告したことが分かった。
真相究明委員会は、朴基俊、ハン・スンチョル両氏を含め、懲戒処分の時効(3年間)が成立していない、昨年接待を受けた検察官らについて、「検察官の品位を傷つけた」などの理由で懲戒処分を行うことが可能だとみている。
同委員会の関係者は、「懲戒処分の時効が成立した検察官らの場合、法的な懲戒処分は行えないが、時効が成立していない場合には、懲戒処分を要請せざるを得ない」と語った。
これにより、今回の事件で、数十人の検察官に対し、懲戒処分や配転など、責任を問う措置が一斉に講じられる見通しだ。
同委員会は今月9日に最終会議を開き、関係者らに対する具体的な処分について決めた後、最終報告を行う方針だ。
一方、調査団は、J氏が暴露した疑惑について報じた、MBCの報道番組『PD手帳』の内容について、「飲食店の女性従業員の証言の一部を編集し、実際とは異なる内容を報じた部分もある」との結論を下したことが分かった。
調査団は現在、J氏が「タクシー代として100万ウォン(約7万7000円)を渡した」と証言した、大検察庁のハン・スンチョル元監察部長が、金品の授受を否定したのを受け、資金の流れを追跡する詰めの捜査を行っている。また、昨年に接待を受けた検察官らのうち、一人は性的な接待を受けた可能性があるとして、最終的な確認作業を進めている。
また、調査団は、J氏の接待対象者リストに掲載されている現職の検察官68人と、OB29人、捜査官8人、接待の場所となった店の店主を含む参考人25人など、計130人に対する事情聴取を終えた、と発表した。
李明振(イ・ミョンジン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/news/20100604000053
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