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2010.6.4(その2) 森田実の言わねばならぬ【487】
平和・自立・調和の日本をつくるために[487]
《新・森田実の政治日誌》鳩山辞任に一言もの申す「どうして日米共同声明の前に辞めなかったのか?! 日本の国益を害してからの辞任には問題あり」/衆参同日選挙で出直すべし
「始めあるものは終わりあり」(『揚子法言』)
鳩山首相は辞任の理由として二つあげた。一つは普天間問題と社民党の離脱、二つは「政治とカネ」の問題である。
ただ、これはきわめて身勝手な理屈である。辞職するなら、どうして日米共同声明を決める前に辞職しなかったのか。大いに疑問である。日本の国益を害してからの辞任には大いに問題がある。これはかなりひどいことである。ルース駐日米大使は1日午後、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設に関する日米合意について「政府間の合意であり、日米両国は協力しながら前に進めていく。日本の首相は日本国を代表している」と述べた。これは、首相が代わっても、日米合意を誠実に履行するよう求めたものと受け取られている。これによって社民党を政権に引き戻すための日米合意見直しによる三党連立再結集の計画がつぶれた、との見方がある。
鳩山政治は、明確な理念なき政治だった。鳩山首相は行き当たりばったり主義、自分さえよければ主義の政治を行ってきたことについて反省の言葉がなかった。鳩山首相は日本の政治をゆがめたことについて国民に謝罪すべきであった。鳩山政治は定見なき「風にそよぐ葦」のような政治だった。この根本問題についての反省がなければ民主党には日本の政治を担う資格はない。民主党が、民主党のすべての欠点にフタをすることは許されない。
鳩山首相が辞任し、新しい代表・首相を選んだ以上、衆院を解散して、衆参同日選挙を行うのが、民主政治の常道である。民主党の新政権は日本政治の出直しを断行すべきである。
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