http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/695.html
Tweet |
2010年6月4日(金) 鈴 木 宗 男
http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html
民主党代表に菅直人代議士が選出され、菅新代表は14時に開会された衆議院本会議で、第94代内閣総理大臣に就任した。
民主党の中で、存在感、経験、発信力からしてベストの選択であった。
橋本龍太郎首相から鳩山首相まで、この15年間世襲政治家であった(森首相については、お父さんは町長さんで国会議員ではなかったが、政治家一家という広い意味で使わせて戴く)。
菅さんは叩き上げであり、生活感のある、国民・市民目線での政治を展開してくれるものと期待したい。何よりも菅さんのセールスポイントである突破力を活かし、元気の出る、希望の持てる日本へと引っ張っていってほしい。
今日の東京新聞の「こちら特報部」に、佐藤優さんの「本音のコラム 官邸 機密費の闇」が掲載され、みんなの党の江田憲司議員のことについて書かれている。
とても興味深いので、全文掲載させて戴く。
筆者は情報業務についていた関係で、機密費(正確には報償費)を用いて仕事をしたことが何度もある。機密費は領収書や伝票などの証拠書類がいらないので、要人の買収、いかがわしい接待で相手の弱味を握るなどどのようなことにでも使うことができる。
筆者が初めて内閣官房機密費をもらったのは1997年、江田憲司首相秘書官(当時、現衆議院議員・みんなの党)からだった。江田氏から「モスクワに出張する前に(首相)官邸に顔を出しなさい」と言われていたので、挨拶に行った。1階の会議室に案内された。江田氏はポケットから白い封筒を出し、「これを使って」と言って差し出した。筆者は「ありがとうございます」と礼を言い、封筒を鞄に入れた。封筒には30万円が入っていた。
このとき江田氏が「官邸にきて初めて知ったけれど、外務省は裏のカネをたっぷりもっている」と言っていたことを鮮明に記憶している。今になって思うと外務省から官邸に秘密裏に上納されていた機密費のことを江田氏は示唆していたのだ。
江田氏は機密費の闇について知る生き証人だ。普天間問題で窮地に陥った現官邸が沖縄の分断工作に機密費を用いることを牽制するために、江田氏が機密費について知る真実を国民の前に明らかにすることがみんなのためになると思う。
(6月4日付東京新聞朝刊25面)
総理秘書官、しかも政務秘書官は、機密費に触ることができる立場にいる。是非とも江田さんには、国民の税金を何に、どの様に使ったのか、知り得る情報を国民に公開する責任を果たしてほしい。きれいごとを言う前に、正直に事実を国民に示すことが、みんなの党のためにもなるのではないか。
佐藤優さんは今や当代一の人気作家であり、社会的に影響力をもつ人である。ここは江田さんの出番である。
佐藤さんとの直接対話を公開の場でしたら、大変な話題になることだろう。国会議員である江田さんには、公人としての立場から、是非とも説明責任を果たして戴きたいものである。
◎ 本日提出した質問主意書2件
・ bP86 外務省によるNGO・NPOへの支援に関する質問主意書
・ bP87 在ウズベキスタン大使館に配置され所在がわからなくなった日本画に係る外務省の調査に関する質問主意書
○ 本日受領した政府答弁書6件
・ bP70 鳩山由紀夫内閣における外務省在外職員の健康管理休暇制度に係る改革に関する再質問主意書
・ bP71 鳩山由紀夫内閣における外務省在外公館派遣員制度に係る改革に関する再質問主意書
・ bP72 元内閣官房長官が内閣官房機密費の具体的使途に言及した件に係る平野博文内閣官房長官の見解に関する第3回質問主意書
・ bP73 2010年5月16日の日韓外相会談に関する再質問主意
・ bP74 日本駐留米兵の裁判権に係る日米密約についての外務省の説明等に関する質問主意書
・ bP75 検察審査会に関する第3回質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_shitsumon.htm
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK87掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。