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2010/6/3 21:58 (2010/6/4 0:10更新) 日本経済新聞
民主党は4日午前、鳩山由紀夫首相(党代表)の後継代表を選出する。午後に衆参両院本会議の首相指名選挙で新首相が選出され、組閣を経て同日中に新内閣が発足する見通し。新首相には3日、菅直人副総理・財務相の就任が有力となった。菅氏と樽床伸二衆院環境委員長は3日、党本部でそれぞれ出馬会見した。菅氏は沖縄県の米軍普天間基地移設問題について、日米で合意した同県名護市辺野古への移設案を踏襲する考えを示した。
代表選は4日午前、党大会に代わる両院議員総会を国会内で開いて党所属国会議員が投票、その場で開票される。昼過ぎには新代表が決まる。菅氏は3日までに前原誠司国土交通相に近いグループのほか、野田佳彦財務副大臣を支持するグループ、社会党系グループ、どのグループにも属さない岡田克也外相らの支持を幅広く取り付けた。
党内最大勢力の小沢一郎幹事長のグループは自主投票の方向だ。
菅氏は会見で「鳩山首相の思いをしっかり受け止め、若いエネルギーを大いに発揮してもらい、20年の閉塞(へいそく)状態を打ち破る先頭に立たせてもらいたい」と決意を表明した。
外交政策では「日本外交の基軸が日米関係にあるのが大原則だ。米国との信頼関係をしっかり維持しながら、中国との関係も同様に重要視する」と強調した。経済政策については「新成長戦略と財政運営戦略を6月中にまとめ、強い経済、強い財政、強い社会保障を一体的に実現する」との考えを示した。
一方、樽床氏には小沢氏に近い三井辨雄国会対策委員長代理や松本剛明衆院議院運営委員長のほか、小沢グループの一部が支持を表明。ただグループの中堅・若手は3日夜の会合で樽床氏支持で一本化できず、自主投票でのぞむ方針を決めた。
樽床氏は会見で「世代交代」を前面に掲げ、経済政策では「次の衆院選まで消費税を上げないという約束は守る」と表明。米軍普天間基地移設問題でも「鳩山政権の日米合意は守る」と名護市辺野古への移設案を進める考えを示した。
代表選は菅、樽床両氏の一騎打ちの構図となる公算が大きいが、沈黙を守っている小沢氏の動向が焦点となる。
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