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http://mewrun7.exblog.jp/12744151/
これは今日2つめの記事です。(長い!^^;)
前のデザインは、色が反射して画面やリンクが見にくい
ので、デザインを変更しました。
昨日、鳩山首相が、辞任を発表した。また、首相=民主党代表と
共に、同党の小沢幹事長も辞任することが発表された。(・・)
ふぅ・・・。_(。。)_
この何日かの報道を見ていて、鳩山首相は、もう辞任せざるを
得ないだろうな〜と思っていたし。そうなると小沢幹事長も、
少なくとも幹事長として残るのは難しいかも知れないな〜とも
思ってはいたのだけど・・・。
ここ何年か、民主党の政権交代実現を願って、また新政権
による新たな形の民主政に期待して、この小沢ー鳩山タッグを
応援して来たmewとしては、正直なところ、「がく〜ん、
脱力〜」という感じになったとこもあるのだけど。_(_ _)_
小沢一郎氏や鳩山由紀夫氏については、これまでもさんざん
書いて来たし、また昨日に至るまでの様々なことについては、
また追々書く機会もあるとは思うが。
<思えば、このブログは、05年9月から始めたので、ちょうど、
06年4月に、小沢氏が代表になって、この2人のタッグによる
政権交代への道がスタートしたところから、その道程がず〜っと
記されているのよね。(・・)>
ともかく、この2人が、mewにとっても悲願だった政権交代
の実現のために果たしてくれた功績は、まさに歴史に残るような、
本当に大きなものだったと思うし。
野党時代から、何度も大きな壁や逆風に直面しながらも、2人
でタッグになって、本当によく頑張ってくれたと思っているし。
今は、心から「おつかれさま&有難う」と言いたい気持ちで
いっぱいだ。m(__)m
* * * * *
ただ、ホンネを言えば、もしどうせ、こんなすぐに辞めるの
であれば、先週、『鳩山は首相を辞任せよor鳩山内閣を改造すべし、
と言いたい気分にも』(http://mewrun7.exblog.jp/12712263/)
にも書いたように、普天間移設に関する日米
共同声明を出す前に辞めて欲しかった。(**)
<私は、首相として沖縄県民の民意を無視して、「辺野古」と
明記はできない。ここままじゃ公約が守れない&5月末までに結論
が出せないので、責任をとって辞任すると言って。>
もし鳩山首相が。以前、自分で公言したように、まさに「職を
賭して」、沖縄の基地問題に取り組もうとしたなら、mewは、
めっちゃ彼を評価したのではないかと思うし。
沖縄県民はもちろん、沖縄の負担軽減や日米対等外交を願う国民
たちからも、かなり大きな支持を得られたのではないだろうか?(・・)
でも、結果的には、日本の国民や沖縄県民の意思、自分の公約
を軽視して、米国の言いなりになるような形で、しっかりと日米
合意だけは作って。しかも、そのあとで、ある意味では、その
責任をとるような形で、辞任をすることになったわけで。
ある意味では、彼は、「職を賭して」、米国に従い、日米合意
の方を守ろうとしたとも言えるわけで、何だか割り切れないような
感じがするし、とても残念に思ってしまう。(-"-)
<米国は、鳩山首相に不信感を持って、首相を代えるように
圧力(脅し?)をかけていたという話もあって。鳩山氏は、その
こともあって、米国に従おうとしたのかも知れないのだけど。
何だか、すべてが米国主導になっているように思えて、尚更に
ムカついてしまうところが・・・。(ーー゛)>
* * * * *
また、結局、鳩山首相&小沢幹事長が辞めざるを得なくなった
のは、東京地検特捜部が、小沢氏の政治団体や秘書に対して、
恣意的な&強引な捜査を行なったことが大きなきっかけになって
いるわけで。
結局は、民主党(政権)や小沢氏のことをジャマに感じていた
検察や官僚(&自民党)の思うツボになってしまったのかと思うと、
尚更に、悔しさが募るところがある。(`´)
ところで、今となっては、鳩山首相が辞任に至った経緯や、小沢
幹事長とどちらが引導をわたしたのかなどについては、どうでも
いいかも知れないのだけど・・・。^^;
小沢氏も、記者にきかれて「お互いに期するところが一致した
っちゅうことです」と、あえて経緯を語らずに済まそうとして
いたし。小沢氏の側近は「首相がああいう説明をしている以上、
そうだというしかない。小沢さんは鳩山さんのメンツをたてた」
と語っているそうなのだが。(側近発言・読売新聞3日より)
ただ、正直なところ、鳩山氏が、昨日の挨拶や会見の中で、自分
が先に辞任を決意し、党をクリーンに再生するために、小沢幹事長
にも辞任を促したと説明していたことには、「え〜〜〜っ?(・o・)」
と大きな疑問を覚えた。
ちなみに鳩山氏は会見では、こう説明している。
『月曜のときには私の方から身を引きたいと。辞したいということ
を申しました。そして、その翌日、3人でお会いしたときに私も
辞めますが、やはり先ほどこれは両院(議員)総会で申しました
ように、一番求められているのは政治に対する、政治とカネに
おけるクリーンさだと。やはり、クリーンな民主党に戻さなきゃ
いかんと。そのために幹事長にも身を引いていただきたいという
ことは申し上げ、分かったということでありました。』
(注・月曜=5月31日)
* * * * *
でも、実際は、小沢氏の方が、粘る鳩山氏に辞任を迫ったと
いう報道の方が多い。
それこそ、東京新聞は既に昨日の朝刊(鳩山首相が辞任発表する
前)に、「『同時辞任』小沢氏が前日提案 拒んだ首相と距離感」
というタイトルの記事を載せていたほどだ。(・・)
『小沢氏は31日午後に首相と会談した際には、一度は同時に
辞めるよう持ちかけたが、首相は首を縦には振らなかったとされる。
首相が拒否する以上、小沢氏といえども「上司をクビにはできない」
(党幹部)のが実情で、これが進退問題の決着が遅れている原因だ。』
この話が本当ならば、小沢氏の方が、自分も辞めるから首相も
辞めて欲しいと、いわば「道連れ辞任」をしようとしたのである。
* * * * *
小沢幹事長が、鳩山首相の辞任させるしかないと決意したのは、
首相が、社民党が連立を離脱した場合に、参院選や国会運営に
どれだけ支障が出るか理解できておらず、小沢氏の要請にも配慮
しなかったことが大きかったようだ。(・・)
以前も書いたように、小沢幹事長は、もともと普天間基地の
辺野古への移設は反対だったのだが。
もし日米共同声明に「辺野古」と明記して、社民党が連立を
離脱した場合、参院選で選挙協力が得られないばかりか、国会
運営が立ち行かなくなるのだ。^^;
会期末まであと2週間。政府は、郵政民営化法案などの重要法案
を早く通さなければいけないのだが。
社民党が連立を離脱したら、参院では、郵政法案を審議する総務
委員会をはじめ、いくつかの委員会で過半数をとれないため、審議
日程や採決を思うように進めることができないし。参院で首相の
問責決議案を可決されるおそれさえある。(-"-)
そこで、小沢氏は27日の夜に、首相公邸を訪問。
『小沢は大詰めを迎えていた沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題
で「沖縄県内移設」に反対する福島に配慮するよう、「円満解決」
を求めた。「福島は続投。社民党も連立政権に残る」という小沢
の主張に、鳩山は反論しなかった。
ところが鳩山は翌28日朝にオバマ米大統領と電話で会談した
ことを境に、 豹変 ( ひょうへん ) する。移設先を「同県名護市
辺野古」と明記した対処方針に踏み切り、福島を閣議での署名拒否
に追い込み、罷免した。鳩山から小沢への事前の連絡はなかった。
「どうして鳩山が変わったのか。分からない」
小沢は衝撃を受けた。<読売新聞2日より>』
結局、鳩山首相は、28日に「辺野古」明記の共同声明や内閣の
対処方針を発表。社民党の福島代表(少子化大臣)を罷免。それが
社民党の連立離脱につながってしまう。(-"-)
<しかも、このことで、内閣支持率もさらに低下した。^^;>
鳩山首相は、29、30日には、日中韓の首脳会談のために、
韓国を訪問していたため、日本にはおらず。
帰国後、31日に小沢幹事長と輿石参院会長が、参院選や国会
の状況について説明するために会談を行なったものの、鳩山首相
は、「え?そうなんですか?」という感じで、事情がわかって
いない様子だったという。<しかも、中国の恩家宝首相が来日して
いたこともあって、この日は8分しか、話をする時間がなかった。>
1日には30分ほど会談。そのほとんどの時間、輿石氏が
様々な問題についてまくし立てていたと言われるが。鳩山首相は、
ここでも、辞任を決意するには至らず。しかも、何か条件をつけて
抵抗したという話もある。
おまけに、会談後、カメラにも映るように、親指を立てるポーズ
をしたために、鳩山首相の言動で四苦八苦させられている民主党
議員たちの怒りを買ってしまった。^^;
<一部には、幸夫人が首相辞任に反対の意向を示していたという
話もあるのだが。(サミットも楽しみにしていたとか。パーティ
や夫人外交用の洋服とかも、作っちゃったかも知れないしね〜。^^;)
mew周辺では、カメラを通して、幸夫人か側近向けに「小沢に言う
べきことを、言ってやったよ」という合図だったのではないかという
推測も出ていたりして?(@@)>
* * * * *
そこで、業を煮やした小沢幹事長が、1日の夜にもう一度、
電話を入れたという。
『1日午後10時ごろ。民主党の小沢一郎幹事長は首相公邸にいた
鳩山由紀夫首相に電話した。
鳩山、小沢、そして輿石東参院議員会長との2度目の3者会談
から3時間余りが過ぎていた。
「参院が止まれば、法案が1本も通らなくなる。政権運営なんて、
できないんだよ」
小沢は、社民党の連立政権離脱の影響を、丁寧に説明した。小沢
からの事実上の最後 通牒だった。<読売新聞2日より>』
もちろん、その時に、鳩山首相が、「じゃあ、私も引くから、
小沢さんも引いてください」と言った可能性はあるのだが。
鳩山首相が、最後に、いい子ぶって&カッコつけて、いかにも
自分が民主党をクリーンにするために、ダーティな小沢氏を道連れ
にするかのような体裁をとったことには、かなり引っかかって
しまうところがあった。(-"-)
<鳩山氏が総会で挨拶に行なったあと、渡部ご老公が寄って行った
のを見て、もしかして、ダブル辞任を主張していた渡部氏が、この
言い方を考えたのかと思っちゃったりもしたのだけど。^^;幸夫人or
鳩山氏の側近が考えた可能性もあるかな?(・・)>
* * * * *
でも、その鳩山首相の言葉を、じっと目をつぶってきいていた
小沢氏は、少し涙を浮かべながら、挨拶を終えた鳩山氏と言葉を
交わしたあと、ひとりでさっと静かに会場から立ち去った。
その後も、何も反論もせず、本当のことはぐっと胸にしまった
まま「どの段階でどうこうということではない。お互いに期する
ところが一致したっちゅうことです」と説明するだけだった。
その姿を見ていて、「プロ&オトコだね〜」とつぶやきたく
なったmewなのだった。(@@)
THANKS
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