http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/630.html
Tweet |
6月3日 19時23分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100603/t10014888911000.html
鳩山総理大臣の辞任表明を受けて、4日に行われる民主党代表選挙をめぐって、菅副総理兼財務大臣は記者会見して立候補を正式に表明することにしています。一方、樽床伸二衆議院環境委員長は、記者会見し、代表選挙への立候補を表明しました。
民主党は、4日、両院議員総会を開いて、鳩山総理大臣の後継を決める代表選挙を行うことにしています。代表選挙には、菅副総理兼財務大臣が2日、立候補の意向を示しており、3日午前、横路衆議院議長や岡田外務大臣らと会談し、協力を求めました。会談のあと岡田外務大臣は。記者団に対し、「総理大臣は最高権力者であり、二重構造は好ましくない。『政治とカネの問題を含め、民主党らしさを取り戻す必要がある』という鳩山総理大臣の思いを満たすと理解して菅副総理を支持する」と述べました。また、前原国土交通大臣に近い議員グループの幹部が会合を開き、菅副総理を支持することで一致しました。このあと前原大臣は、記者団に対し、「去年の衆議院選挙で民主党に託された国民の思いを菅副総理は肝に銘じている。菅さんを応援したい」と述べました。さらに、野田財務副大臣に近い議員グループも会合を開き、菅副総理を支持することを決めました。野田副大臣は、記者団に対し、「菅副総理が総理大臣にふさわしいということで、仲間と合意ができた。政治とカネの問題でうしろめたさを感じず活動できるようにする、その一点で判断した」と述べました。菅副総理は、記者会見して立候補を正式に表明することにしています。一方、三井国会対策委員長代理や松本衆議院議院運営委員長ら、衆参の国会議員およそ40人が会合を開き、樽床伸二衆議院環境委員長を推すことで一致しました。そして、樽床氏は、3日夜6時すぎに記者会見し、「去年8月の政権交代で、自民党的な政治にノーが突きつけられ、民主党に対して新しい政治が期待されている。わたしが代表に就任した際には、最初に衆議院の定数を80議席減らすことに取り組みたい。世代交代を進め、過去のしがらみと慣習にとらわれない社会をつくっていきたい」と述べ、代表選挙への立候補を表明しました。また、樽床氏は、普天間基地の移設問題に関連して「日米合意の内容は守っていかなければならないが、同時に、着実に沖縄の負担を減らす方向で究極の理想に向けて根気強く、のみとトンカチで穴を開けていきたい」と述べました。さらに樽床氏は、小沢幹事長との関係について「親小沢か反小沢かという二極に分ける考え方には立たず、それを乗り越えていかなければならない。どういうグループに居ようと仲間だ」と述べました。こうした中で、小沢幹事長に近い議員グループでは「民主党が変わったことを国民に示すことが必要だ」として、鳩山内閣で副総理を務めている菅氏ではなく、樽床氏を支援すべきだという意見が強くなっています。ただ、別の候補者の擁立を目指すべきだという意見も一部に残っており、幹部が3日夜、最終的な判断を協議することにしています。菅直人氏は、衆議院東京18区選出の当選10回で、63歳。昭和55年の衆議院選挙で、当時の社民連=社会民主連合から立候補して初当選しました。平成6年、当時の新党さきがけに移り、平成8年には、自民党、社会党との「自社さ連立政権」で、厚生大臣として入閣し、薬害エイズ問題の原因究明に取り組み、一躍、注目を浴びました。この年、鳩山総理大臣とともに、旧民主党を結成して、2人代表制の一方の代表を務めたほか、平成10年には、現在の民主党を結成し、初代の代表に就任しました。また、平成15年には、小沢幹事長が率いた当時の自由党との合併を実現しました。去年、夏の衆議院選挙で政権交代が実現し、鳩山内閣が発足すると、副総理兼国家戦略担当大臣として入閣し、政権公約の実現に向けて、予算編成の基本方針の取りまとめなどに当たりました。また、ことし1月に、当時の藤井財務大臣が体調を理由に辞任すると、後任の財務大臣に就任し、政権ナンバー2の副総理兼財務大臣として鳩山総理大臣を支えてきました。樽床伸二氏は、大阪12区選出の当選5回、50歳。松下政経塾の出身で、平成5年の衆議院選挙で旧大阪7区に、当時の日本新党から立候補して初当選しました。民主党では、国会対策委員長代理や民主党「次の内閣」の国土交通大臣を歴任し、現在は、衆議院環境委員長を務めています。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK87掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。