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2010年06月03日
鳩山が唯一 代表・総理として権力を行使したのが、小沢一郎の首を取った事とは何とも見事である。(笑)
どれほど辞任の弁で美辞麗句を並べたてようと、やった事は米国に頭を垂れ、沖縄県民を愚弄したこと。連立の社民党を切ったこと、そして政権交代を成し遂げた原動力の小沢一郎を切ったと自慢している事である。
この男が唯一戦略を画し実行したのは、小沢に一緒に辞めて貰うと云う事だけだった。
『先般、いろいろ幹事長ともご相談申し上げながら、私も引きます、しかし幹事長も恐縮ですが幹事長の職を引いていただきたい。そのことによって新しい民主党を、よりクリーンな民主党を作り上げることができる。そのように申し上げました。幹事長も分かった、とそのように申されていたのでございます。決して受動的という話ではありません。』
と僕は辞めさせられたのではなく、自分の考えで辞めるのです。でも小沢幹事長の首は僕が取ったのです。つまり、小沢一郎は僕の部下だった事が判ったでしょう。そのように語っている。
しかし、冷静に考えると、首相が辞すれば幹事長も辞するのが政権の常道、わざわざ公の場で「ぼくちゃんがクビ取ったぞ〜!」と自慢する話とは思えない。まして小林議員の辞職勧告にまで言及するのは、与党の代表の辞任の弁として不自然なものであった。
鳩山の組閣や官邸の顔ぶれを見たら、小沢が「俺を遠ざけようとしているな」と気づかぬ筈もない。小沢一郎は検察審査会の一回目の起訴相当が出た時点で、二度目の起訴相当も出ると想定していた。つまり辞め時のタイミングを狙っていたわけだが、鳩山が性根尽きたと見て動いたに過ぎない。
鳩山は自らの辞任に小沢を道連れにしたつもりだが、小沢にしてみれば鳩山を道連れにしただけの事である。小沢一郎にとって、ヘタレな代表を支えるのはこれまで と云う考えは今年前半から出来ていた。
そもそも、己の政治資金規正法違反は歴然たる事実であり、母親の尋問云々で検察に脅かされ「米つきバッタ」したわけだが、小沢一郎の秘書等の政治資金規正法違反捜査起訴は嫌疑不十分の不起訴であり、クリーンとかダーティーの判断を鳩山が勝手に裁判長代理を行うと云う愚挙に出たことになる。
冷静に読むと、鳩山の辞任会見要旨は「自己陶酔と小沢批判辞任会見」だと云う事が明確に示されている。しかし小沢にすれば想定内の話、既に次の一手、選挙後に照準は向かっている。
検察の暴挙により、急遽小沢に替って代表を務め、小沢のエンジンで政権交代がなされ、気がついたら代理人が首相になってしまったのが事実だ。首相になっていなければ、母親からの資金提供が捜査立件される事もなかった。
不承不承公邸に引っ越した幸夫人の小言は日増しに激しさを増していただろう。公の場に幸夫人が出なくなったのは、彼女のストライキだったのだろう。その上新聞を読み、テレビを観れば愛する夫の悪口のパレード。
「もう我慢できない!私を取るか政治を取るか決めて頂戴!由紀夫さん!」そんな会話があったとしても何ら不思議のない、愛にあふれた鳩山夫婦なのである。その上、これ以上母親に心労を掛けさせるのも長男として如何か?
田園調布の居酒屋で酒を飲んでいた日々が懐かしい。そうだ、ぼくちゃんにはそれが似合うのだ。これからは鳩山家の為に生きよう、幸の為に生きよう。お母さん、幸ゴメンね、もう選挙には出ないから許して。
こんな代表・首相を抱えた小沢一郎に何が出来ると云うのだ。だったら丁度潮時、参議院選は按配も悪い、しばらく休んで選挙後のことでも考えておくか〜(笑)
小沢が記者に向かい「もう会う事もないだろう」には一言抜けている。「しばらくは」である。
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