http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/570.html
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私も先ほどまでは植草一秀氏のBLOG記事「鳩山総理辞意表明と政治とカネ問題への誤対応」http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-0c21.html
みたいな視点で見ていた。確かに昨日、会見で親指を立ててニヤリと笑ったのはふてぶてしく見えたし、今回の辞任会見を読売や毎日で読んだ時、かなり腹を立てた。自己の政治的な失敗に検察の横暴と戦っている最中の小沢幹事長まで巻き込みとはどういう了見なのか。道理で検察取調べの可視化に不熱心で検察人事にも手をつけず、石川議員の党籍を奪ったわけだ。だが、その後の続報記事を読む中で考えが少し変わった。民主党鳩山氏が辞意の意思を伝えたのは日中韓の会談が成されていた31日だったという。それならばこの3日間の空白はなんだったのか考えてみる必要がある。
少なくと今回の辞任劇はしぶしぶというより用意周到な計画だとも考えられる。幹事長と首相両者の辞任は小沢幹事長が1日の時点で提案したことだというし、マスメディアは相変わらず、「政治とカネの問題」がとか「軽すぎる首相発言が」とか言っているが、福島社民党党首の首切りから始まって、今回の党役員まで含めた辞任劇が全て用意周到な計画だとするとどうだろう?今回の辞任はアメリカのオバマ政権の視点から見るとかなりの圧力効果がある。なにせ、辺野古案の強行が日本の首相の首を奪ったのだ。
しかも東京新聞の記事のように鳩山は議員を辞職する、小沢は代表職を全て辞する。これをやることで院政批判を避け、自民党との違いを見せ付けることができる。小鳩が散ってもこの八ヶ月のメディア、検察、官僚との戦いで得た失敗の経験と、今回の時点での辞職から来るより強固な民主党の理念とが次世代政権に受け継がれれば辞任劇も悪いことばかりではない。
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