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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1503848085&owner_id=6445842
鳩山首相の在任中、印象的だった事は、彼が、しばしば、「命を賭ける」と言ふ言葉を口にした事です。
私が、彼のこの言葉に印象ずけられて来たのには理由が有ります。
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今から30年くらい前の事です。
当時、NHKで、不定期に放送されて居た番組に、『この人と語ろう』と言ふ題名だと記憶する番組が有りました。
それは、当時のNHKの顔とも言ふべき鈴木健二アナウンサーが司会と成って、著名な人をスタジオに招き、更には、複数の視聴者を招いて、その人のそれまでの人生や仕事について語り合ふと言ふ番組でした。例を挙げれば、作家の松本清張氏が招かれた事が有りました。その際は、鈴木アナウンサーと視聴者が、松本清張氏を囲んで、松本清張氏のそれまでの人生と作品について長時間語り合ふと言った具合の内容でした。
なかなか面白い番組でした。時々見て居たのですが、或る時、その番組に、合化労連の代表であった太田薫氏(1912−1998)が招かれた事が有りました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E8%96%AB
(太田薫氏について)
いつもの様に、太田薫氏のそれまでの人生について、鈴木アナウンサーと視聴者が太田氏に色々な質問をし、番組は進行して居ました。その内容は、殆ど覚えて居ないのですが、その中で、ただ一つ、今も忘れられない会話が有ります。−−今も良く思ひ出します。−−番組の終はりに近ずいた頃と記憶します。司会の鈴木アナウンサーが、太田氏に、こんな質問をしたのです。
鈴木「太田さん、今までの御自分の人生を振り返って、あの時は、命を
賭けて居たな、と思ふのはいつでしたか?」
記憶で書いて居るので、一語一句正確に再現は出来ませんが、確かにこんな質問を、鈴木アナウンサーは、大田薫氏に投げ掛けたのでした。その時、太田薫氏が言った言葉を、私は、忘れる事が出来ません。
太田氏は、こう答えたのです。
太田「昔は、集会が有ると、自分も、その場の演説で、『命を賭けて』
なんて言ふ事が良く有った。でも、60年安保と三井闘争の時、
右翼に執拗に命を狙はれて、命と言ふ物がいかに惜しいかを知
った。以来、そんな言葉は口にしなく成った。だから、今では、
『命を賭けて』なんて言ってる奴を見ると、軽蔑しますよ。」
これも記憶から再現して居るので、一語一句正確ではないと思ひますが、この言葉は忘れられません。この一言の故に、私は、「右」とか「左」とか言ふ下らない区分を超えて、太田薫氏を尊敬し続けて居ます。
今日、鳩山由紀夫首相に、太田薫氏の上の言葉を贈ります。
平成22年(西暦2010年)6月2日(水)
鳩山由紀夫首相が辞任した日に
西岡昌紀(内科医)
http://twitter.com/nishiokamasanor
http://nishiokamasanori.cocolog-nifty.com/blog/
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次の総選挙には出馬せず、日ロ問題進展できず無念=首相
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1229573&media_id=52
次の総選挙には出馬せず、日ロ問題進展できず無念=首相
(ロイター - 06月02日 19:55)
6月2日、辞任を表明した鳩山首相は「次の総選挙には出馬しない」と言明。写真は、昨年9月に代表撮影(2010年 ロイター)
[東京 2日 ロイター] 辞任を表明した鳩山由紀夫首相は2日夕、記者団に対し「次の総選挙には出馬しない」と言明した。「首相を終えた者は政界に残ってはいけない」とかつて自ら発言したことに絡んで議員辞職の意向を問われ、答えた。
辞任の意向を固めたのはこの1週間から10日の間だと説明。任期中にやり遂げられず、心残りだった案件として、日ロの北方領土問題を挙げた。
いつ辞任を決意したのか、また政権投げ出しではないかとの問いかけに、首相は「本来総理たるもの、任期を全うすべきだ。そのことによって国益が守られると信じていた。今でもそれはそうだと思う。日米・日中・日韓のこと考えれば、あまり途中で投げ出すのはよろしくないと思っていた。ただ、国民が鳩山政権に対して聞く耳を持たなくなったと言われた」とし、「その言葉をかみしめながら、やはり政治主導は国民主導、すなわち国民と一体になって歩むのが新政権でなくてはならないのに、新政権が国民の声から遠くなり、国民が聞く耳を持たなくなったとすれば立ち行かなくなるとの判断で、自分が身を引くことが結果として国益につながると判断した。そんな遠い話ではない。10日から1週間ぐらい前から自問自答していた」と語った。
辞任は選挙目当てであり、衆院を解散すべきとの意見が野党から出ていることに対しては「その選択肢はなかった。国民に(衆院選挙で)信をを問わずとも、国民が聞く耳を持つようになれると信じたからだ」と述べた。
去年7月、「総理を終えた後、政界に残ってはいけない」と発言したことに絡み、議員辞職する考えはあるかとの質問には「国会議員のバッジを与えていただき、有権者に選挙で選んでいただいた。それを途中で投げ出すものではない。しかし総理たるもの、その影響力を辞任後に行使し過ぎてはいけないと思っている。したがって、私は次の総選挙に出馬しない」と語った。
民主党の代表選への出馬を表明した菅直人副総理兼財務・経済財政担当相を支持するかとの問いには「影響力をあまり行使してはいけないと言ったとおりで、誰かを指名する意図はない。菅副総理は今まで一番近くで行動してくれたので、『がんばってください』と言った」と明らかにした。
小沢一郎民主党幹事長らとの今週の協議の経緯については「月曜、火曜と会った。月曜に私の方から『身を引きたい、辞したい』と言った。翌日3人で会ったときに『やはり一番求められているのは、政治とカネにおけるクリーンさ。クリーンな民主党に戻さないといけない。そのため小沢幹事長にも身を引いていただきたい』と言い、(小沢幹事長が)『わかった』ということだった」と説明。
「なぜ国民が聞く耳を持たなくなったのか」との質問には「政治とカネ、そして普天間基地の移設問題で『県外と言ったじゃないか』と連日けん伝され、約束と違うということから、国民が聞く耳を持たなくなった」との認識を示した。
やり残したことは何かとの質問に首相は「日ロ関係だ。領土問題。今年3回ロシアのメドベージェフ大統領と会い、必ず進展があると心から確信するものがあった。残念だ」と振り返った。
(ロイターニュース 竹本能文記者)
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