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http://www.asahi.com/politics/update/0602/TKY201006020286.html?ref=goo
2010年6月2日13時32分
辞任表明のあいさつの前に、民主党の小沢一郎幹事長と握手する鳩山由紀夫首相(左)=2日午前9時58分、国会内、川村直子撮影
2日昼の民主党役員会終了後の、小沢幹事長と記者団のやりとりは次の通り。
――役員会では?
「役員会、常任幹事会、総理の決断を受けて、野党と違って政権与党ですから、政治の空白を長くつくるわけにはいかない。会期末終盤、しかも参院選なので、できるだけ早く、次のリーダーと党の再生を果たさねばならない。そういう意見で一致し、今週中で代表選をして来週からは新しい政権で動き出せるように、という結論だった」
――首相辞任の受け止めは。
「幹事長は、総理・代表を補佐する役割。特に、党務を通じて、役目を果たしていかなくてはいけないが、任期半ばでこのような事態になり、大変残念。自分も補佐の役目を果たし得なかったと思って、反省している」
――首相とのやりとりは。
「総理とは折に触れて話し合いをしている。今回の会談でも、選挙の状況やら、国会運営の厳しさを意見交換した。参議院は、総務委員会と、どこかな、社民党が協力してもらわないと委員会が成立しない状況だ。衆議院で考えている以上に非常に厳しい。そうなると何も法律も通せない。参議院の状態というのは、現実にはそうである。そんな話をお互いに意見交換した」
――国会会期と7月11日の選挙日程に変更はあるか。
「私は、もう、残務の仕事をするだけ。あとは新体制になって、その立場の人が判断する。一般論で言えば、政権与党としては、会期の中で一生懸命努力するということ」
――次の代表に求める人材は。
「私は、代表選やらの残りの仕事をしている立場。そういう質問に答える立場にない」
――野党時代、1年ごとに首相が代わる事態に、「解散・総選挙(で民意)を問え」と言っていたが。
「私はもう幹事長じゃない。代表が辞任すれば役職はない。新しい体制への引き継ぎをするだけです。新しい体制になってから聞いてください」
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――参院選への展望は。
「私はもう、みなさんと会うのは最後でございますので、私が答える立場ではない。新しい人に聞いてください」
――どの段階で鳩山首相の辞意を聞き、幹事長の辞任を促されたのか。
「どの段階でどうこうということではない。お互いに期するところ一致したということだ」
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