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2010年06月02日
以下に日本の大新聞・朝日新聞の白々しい社説をまたまた紹介させていただく。先ずは目を通して頂こう。
―ここから転載―
≪ 首相退陣論―これで逆風はかわせない
目前の参院選を何とか乗り切るために、鳩山由紀夫首相に辞めてもらう。そういう狙いが見え見えである。考え違いというほかない。
首相が米軍普天間飛行場の移設問題で大きくつまずき、社民党は政権を離脱した。それをきっかけに、民主党内で首相退陣論が噴き出している。
確かに深刻な失政である。外交・安全保障分野に限らず、首相の言葉の軽さと判断のぶれは目に余る。国の指導者としての資質に疑問符がつき、内閣支持率の危機的な水準は世論が首相を見放しつつあることを示している。
自民党政権時代なら間違いなく引きずり下ろされているだろう。2001年の森喜朗首相から小泉純一郎首相への交代が典型だ。目先を変え、逆風をかわそう という発想である。
しかし、時代は決定的に変わったはずではなかったのか。
昨年の政権交代の大義は、永久与党の地位に甘え、有権者を差し置いて自分たちの都合だけで首相の座を「たらい回し」してきた自民党政治との決別ではなかったか。
その動きの先頭に立って有権者を引っ張り、巨大な支持票を集めたのが、ほかならぬ鳩山民主党だった。
トップリーダーの力量、理念政策の方向性、政治手法や体質といった政党の持つ統治能力そのものを有権者が見比べ、直接選ぶ。それが「政権選択」時代の政治の姿であるはずだ。
鳩山政権の迷走でかすんだ感があるとはいえ、政治の質を根本的に変える試みの意義は大きい。
そうした政治の流れから誕生した首相を退陣させようというのなら、早期に衆院解散・総選挙を実施し、有権者に再び政権選択を求めるべきではないか。それなしに「たらい回し」に走るのは、民主党の自己否定に等しい。
いま民主党がなすべきは、政権8カ月の失敗から何を学び、どこを改めるのか、猛省することである。
政権への期待はなぜしぼんだのか。
政治とカネの問題はもちろんだが、政権与党としての統治能力のほころびが限界に達しつつある。
とりわけ政権公約(マニフェスト)という有権者との約束の取り扱いを誤った。予算の見直しにせよ普天間にせよ、「やるやる」というだけで実現に結びつかない。財源の裏付けを欠いたままのもの、理念に逆行する利益誘導的な施策も目立つ。努力の上での挫折ならまだしも、最初から約束を守る気があったのかという疑問すら浮かぶ。
本来の理念や方向性は生かしつつ、公約を少しでも実現可能なものに書き改め、参院選で有権者に投げかける。
それしか失われた政権への信頼を取り戻す道はない。そのための議論の時間が退陣騒ぎで奪われるのは、民主党自身にとっても愚かしいことである。(朝日新聞:6月2日付社説) ≫
―転載終わりー
*「鳩山由紀夫首相に辞めてもらう。そういう狙いが見え見えである。考え違いというほかない。」
おいおい、鳩山の退陣を煽って報道しているのはマスメディアだろう?新聞もテレビも醜聞政局をつくり出し、政権の揚足を取って、政治の混乱をつくり出し、国民の興味を盛り上げ、購読や視聴率アップを画策しているだけじゃないのか?
*「首相が米軍普天間飛行場の移設問題で大きくつまずき、…確かに深刻な失政である。」
そうかね?官僚が寄ってたかって辺野古に戻らせたわけで、鳩山が躓いたわけではなく、躓かされたのだ。米国が望んでいた辺野古に戻ったのだから、深刻な失政ではない。迷走はしたろうが、失政はしていないぞ!米国は鳩山を褒めていたぞ。(笑)勝手に失政などと簡単に語るな!
心ある国民に日米安保、抑止力の曖昧な位置づけに疑念を持たせただけでも、迷走の置き土産はあった。時事通信の田崎の毒饅頭野郎が「寝た子を起こした罪は重い」的発言したようだが、このようなジャーナリストが我が国を代表している。何と云う事はない、報道ブローカーって奴だろう。
*「内閣支持率の危機的な水準は世論が首相を見放しつつあることを示している。」
てめえ達で、鳩山の気弱さを際立たせ、迷走だブレだと報道し、世論を煽っておきながら、支持率がどうのこうの、マッチポンプそのものじゃないか!
朝日がクリーンな報道機関であり、毒饅頭一つ口にしていないのなら、起訴もされていない小沢幹事長の政治とカネの説明責任と騒ぐ前に、野中元官房長官の機密費毒饅頭は政治部記者連中に配った発言を報道せよ!
そして、現在、過去の政治部長ら幹部の聞き取り調査を行え。
*「 鳩山政権の迷走でかすんだ感があるとはいえ、政治の質を根本的に変える試みの意義は大きい。 そうした政治の流れから誕生した首相を退陣させようというのなら、早期に衆院解散・総選挙を実施し、有権者に再び政権選択を求めるべきではないか。」
そうかそうか、グタグタ言っているが、鳩山退陣なら解散総選挙をしろ。何だこれが言いたいだけだったのか?バカバカしい、ならさっさと言えよ!
*「政治とカネの問題はもちろんだが、政権与党としての統治能力のほころびが限界に達しつつある。 とりわけ政権公約(マニフェスト)という有権者との約束の取り扱いを誤った。予算の見直しにせよ普天間にせよ、「やるやる」というだけで実現に結びつかない。財源の裏付けを欠いたままのもの、理念に逆行する利益誘導的な施策も目立つ。努力の上での挫折ならまだしも、最初から約束を守る気があったのかという疑問すら浮かぶ。」
ここでは暗に小沢幹事長を責めている。小沢を切れば民主党鳩山政権は良くなると暗示している。これは朝日の民主党の分裂仕掛けだろう。朝日に限らず全マスメディアの方向性なのかもしれない。
結局、朝日新聞は鳩山の退陣に関しては、退陣なら解散総選挙をしろ。そうでなければ、鳩山は小沢から距離を一段と取り、反省して首相を続けろと言っている。
このまま鳩山の退陣はイコール反小沢閣僚の再任はあり得ない。ここが困るのだろう。鳩山と反小沢閣僚を残した内閣と「小沢さようなら」「自民こんにちは」政権を望んでいるようにさえ邪推する社説だ。
如何にも、このような混乱を起こしたのが、民主党のなせるワザのように語るが、そもそも自民党のバカが普天間の辺野古移設を飲んだことが間違いの元だ!そして、地検特捜部が無理筋の捜査逮捕起訴を仕掛けたことに、すべてが発している。それを大袈裟に報道しまくった、マスメディアこそが、現政局の混乱の元凶だ!
朝日と云うか米国支配の日本のマスメディアの腹が明確に見える。日本のマスメディアは完璧に隷米ジャーナリスト魂に徹している。それはそれで見事だが、毒饅頭を食べた時点でジャーナリストではなくなっている。
おそらく官房機密費の毒饅頭だけではなく、その何倍ものカネが、自民清和会政治家や関連企業から講演とか寄稿を通じてロンダリングされたカネが流れているのだろう。
こう云う下衆な奴等を相手に孤軍奮闘する小沢一郎は、好き嫌いの次元を離れ稀有の政治家であることは間違いない。
この朝日の社説の主張に反する決定が、おそらく正しい民主党の選択なのではないか?鳩山が限りなく小沢に接近する。内閣から反小沢をありとあらゆる理屈をつけて排除する。序に外務防衛国土交通の官僚を更迭する。これが現時点で取れる、鳩山の政権内で行える権力なのではないだろうか。
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