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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100602/t10014839161000.html
鳩山首相 党幹部に辞意伝える
6月2日 9時37分
鳩山総理大臣は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐって、社民党が連立政権を離脱した事態を踏まえ、政権に対する国民の信頼を損ねた責任を取りたいとして、総理大臣を辞任する意向を民主党の幹部に伝えました。鳩山総理大臣は、民主党の両院議員総会で対応を協議することにしています。
普天間基地の移設問題で、鳩山総理大臣は、移設先とアメリカ、それに連立与党3党の合意を得て、5月末までに決着させたいと繰り返し発言し、新たな移設先の模索を続けてきましたが、最終的には「最低でも県外へ」という、みずからの発言とは異なる形で、沖縄県名護市辺野古に滑走路を建設することなどで日米間で合意しました。これに対し、社民党は、辺野古への移設は断じて認められないとして、鳩山総理大臣の説得には応じず、政権を離脱する結果となりました。これを受けて、民主党では夏の選挙を控える参議院側を中心に進退も含めた鳩山総理大臣の責任を問うべきだという意見が強くなり、鳩山総理大臣は、先月31日に続いて1日も、民主党の小沢幹事長、輿石参議院議員会長と進退問題をめぐって意見を交わしました。その結果、鳩山総理大臣は、政権に対する国民の信頼を損ねた責任を取りたいとして、総理大臣を辞任する意向を民主党の幹部に伝えました。鳩山政権をめぐっては、鳩山総理大臣みずからの政治資金をめぐる事件や、民主党の小沢幹事長の政治資金をめぐる事件なども影響して支持率の下落が続いており、政権発足当初70%前後あった内閣支持率は下落を続けてきました。また、社民党が政権離脱したことで、民主党内からは、これまで積み上げてきた参議院選挙に向けた与党間の選挙協力の体制が崩れ、選挙を戦えないとして自発的な辞任を求める声が公然と上がっていました。鳩山総理大臣としては、こうした民主党内の情勢も踏まえ、党への信頼回復を図るため、総理大臣を辞任して新たな態勢で参議院選挙に臨む必要があるという判断があったものとみられます。
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