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前回の私の投稿を読んだ方は、手持ちの現金がマイナスになるという、現実ではあり得ない事象を起訴理由や起訴相当の議決理由としているということを解かってもらえたものと思います。
小沢さんの側近、石川議員とその側近、安田弁護士、小沢擁護派と言っている評論家の方々にしても、この『無い袖はふれぬ』という、他愛もないことにすら気付いていないのであります。
これは、皆様と同様に、彼等もまた、知らず知らずの内に、検察ストーリーとマスコミによって洗脳されていたと思わざるを得ません。
小沢さんにしてみれば、強制起訴とか好きな事を言っているが、もともと虚偽記載自体が無いのだから、
『共謀もヘッタクレもあったものじゃないだろ』
と、さぞ、はらわたが煮えくりかえる思いであろうと察します。
石川議員事務所、小沢一郎HP、首相官邸等にメールや投稿をしましたが、何の反応もありません。おそらく、洗脳されている、誰かがジャマをしているのでしょう。
前回の投稿を読めば、『期ズレ』だの、『法四条の解釈』だの、『推定無罪』だの、今迄の論説や本に書かれていたことが、全て、洗脳された上での、何の意味もない、不毛の論争であったことに気付くことでしょう。
そこで、1人でも多くの方に、この真実を知ってもらいたいとの思いで、続けられるかどうか約束はできませんが、公判が終わるまで、ときどき、投稿しようかなと思っています。だって、このインターネットの世界は3日で忘れ去られてしまうのですもの。
前回の投稿『虚偽記載報道の議論に、決着をつけます。!!!』を読んでない方には、何が何だか解からないと思いますので、キモの部分を、ちょっと視点を変えて、ここに述べることとします。
◆【起訴理由が崩壊している根拠】
起訴理由の全部を収支報告書に記載した場合の現金の翌年繰越額を考えてみましょう。
【起訴理由による現金の修正事項】
(1)2004年に4億円の収入計上モレ→400,000,000円加算
(2)2004年に3億4264万円の支出計上モレ→342,640,000円減算
(3)2005年に3億4264万円の支出架空計上→342,640,000円加算
(4)2007年に4億円の返済分支出計上モレ→400,000,000円減算
このように起訴理由は、年をまたいでいますが、加算と減算が同額であり、2007年の年末の現金・普通預金繰越額に影響することなく、全て何事も無かったこととなります。
ここで、既に、この起訴理由は、『おかしいぞ』と気が付きましょう。
だって、現金主義会計下で作成される収支報告書は、「不記載」にしろ、「架空計上」にしろ、それが発生したならば、即、その年の、年末の現金残高の過不足に影響が生じることと成りますよね。
従って、毎年末に行われる現金実査(金種表を作って、お金を数えること)により、「不記載」や「架空計上」があれば、その場で、発覚することとなります。
そうなのです。起訴理由の世界は、『アベコベ』の世界なのです。
【正常な世界のお話】
収入計上モレの場合は、先に、家宅捜索等で発見・押収された陸山会の所有する入手先不明の現金が収支報告書に記載されていない場合に、「不記載」と成ります。
従って、過去に収入計上モレが実際にあった場合は、今日、現在においても、検察が証拠品として押収した現金4億円が存在するハズです。
従って、検察は、法廷の場で、当該現金4億円を証拠品として提示しなければなりません。
一方、支出計上モレの場合は、と言うと、こんなものは論外です。
年末の現金実査で確認されている現金しか実際に無かったのですから、『342,640,000円』にしろ、『400,000,000円』にしろ、支払うことが出来る訳が無いということです。
正常な世の中ならば、こんな起訴理由など、
『無い袖はふれないだろ!バカ』
で終わる話なのですよ。
お解かり頂けたでしょうか?
そうです、本件は、「不記載」、「架空計上」が先に“ありき”という論法であり、現物の証拠品である現金の札束が後回し、というより、忘れ去られているという、『アベコベ』の世界なのです。
こんな、漫才にもならないような、バカバカしい検察ストーリーが、大手を振って、まかり通る世の中に、今、私達は現実に生きているのだということを認識しましょう。
【2004年と2005年の現金繰越額について考察します】
2005年の現金・普通預金繰越額『12,686,826円』は、現金実査と銀行残高証明書により確認されております。
起訴理由が事実であれば、2005年の年末には、現金4億円(2004年の加算項目)が行方不明だったことになります。
これは、虚偽記載どころの騒ぎではありません。
さすがの小沢さんも『4億円を、誰が横領したのだ』と大騒ぎに成っていた事でしょう。
そんな騒動は無かったということは、4億円の収入の計上モレなど無かったという、なによりの証拠です。
【2007年の現金繰越額について考察します】
2007年の現金・普通預金繰越額『10,676,032円』は、現金実査と銀行残高証明書により確認されております。
故に、4億円の返済が出来るようなお金は、陸山会にはありませんでした。
これは、
『検察とマスコミがデッチアゲた冤罪だ』
と言う決定的証拠です。
【現金と普通預金の年末残高の計算式】
前年繰越額+本年収入額−支出総額=次年度繰越額
次年度繰越額−預金等(定期預金を意味する)=現金・普通預金繰越額
【2004年の収支報告書より】
151,229,466+580,024,645−121,202,731=610,051,380
610,051,380−471,500,000=138,551,380
【2005年の収支報告書より】
610,051,380+339,099,635−679,964,189=269,186,826
269,186,826−256,500,000=12,686,826
【2006年の収支報告書より】
269,186,826+134,586,054−325,390,217=78,382,663
78,382,663−56,500,000=21,882,663
【2007年の収支報告書より】
78,382,663+103,854,350−115,060,981=67,176,032
67,176,032−56,500,000=10,676,032
◆お願い
皆さんも、一刻も早く洗脳から解き放たれることを祈ります。
そして、1人でも多くの人に、この真実を伝えて下さい。
前回の投稿『虚偽記載報道の議論に、決着をつけます。!!!』
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