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首相、包囲網にも強気 小沢氏の威光通じず (日経新聞)
http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/513.html
投稿者 ダイナモ 日時 2010 年 6 月 02 日 07:29:45: mY9T/8MdR98ug
 

 鳩山由紀夫首相が1日、民主党の小沢一郎幹事長と再会談した。首相退陣論の震源地である参院民主党は小沢氏と歩調を合わせるとともに、連立離脱で先鋭化する参院の社民党とも呼応して「鳩山包囲網」を築きつつある。それでも首相は続投に意欲を見せ、強気の姿勢を崩していない。

 「みんなの思いをくんで対応する。任せてほしい」。小沢氏と首相との再会談に臨む前、輿石東参院議員会長は参院役員会で約束した。


苦しい国会運営

 選挙が近づき、危機感を募らせる参院を代表する輿石氏は、小沢氏の「威光」を借りつつ、決断を迫る戦術をとる。1日の再会談も「国会情勢」が話題に上った。それは政権運営の行き詰まりを首相に悟らせるための材料でもある。

 参院で民主党が国民新党などと組む統一会派の議席は122。社民党の連立離脱に伴い、採決に加わらない議長と欠員1を加味した過半数(121)をわずかに1議席上回るだけになった。社民党の委員がいる各委員会レベルでは定足数を満たさず、委員会開会もできなくなる可能性がある。

 1日には民主と国民新両党だけでは過半数に届かない参院総務委員会で出席を拒む自民党などに社民党委員の又市征治副党首が同調。結局、放送法改正案の審議は見送られた。参院民主党の高嶋良充筆頭副幹事長は記者会見で「民主党だけで委員会の定足数を満たしていない委員会が多々ある。苦しい国会運営を強いられる」と訴えた。


参院社民「共闘」

 首相の問責決議案に社民党が賛成し、思わぬ欠席や造反者も出れば可決の可能性も否定できない。又市氏は記者団に「法案に賛成でも国会運営にはものを言う。首相問責決議案には賛成する」と言明する。

 ただ社民党の先鋭化は参院の現象で、衆院はなお協力関係が続いている。又市氏は高嶋氏と同じ自治労出身だ。参院の民主、社民両党が連携し、国会運営の厳しさを演出し「鳩山降ろし」に動いているとの見方も強い。

 しかし、たとえ問責決議案が可決しても衆院の内閣不信任案とは違って拘束力はない。首相の続投の意志が固ければ無意味だ。


黙り込む小沢氏

 小沢氏は2回にわたる首相との会談とも黙っていたという。自らは口を開かず、相手を威圧する。それが通じず、国会の脅威も感じないとすれば、両院議員総会の開催が最後の対抗手段になる。1日の参院役員会では桜井充参院政審会長が「現場で戦っている候補者の声を首相に届ける場所をつくってほしい」と訴えた。前日の正副幹事長会議でも生方幸夫副幹事長が両院議員総会か懇談会の開催を提案し、小沢氏も「分かった」と応じた。

 民主党規約の解釈によっては、両院議員総会で任期満了前の代表選の提起があり、過半数が賛成すれば選挙に持ち込むことができるという。総会ではなく懇談会の形をとったとしても、わき起こった退陣要求で収拾が付かなくなった場合は首相が辞任を決断せざるをえなくなる可能性もある。

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E2E3E2E09F8DE2E3E2E4E0E2E3E29C9CEAE2E2E2
 

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コメント
 
01. 2010年6月02日 08:49:34: DdtiKCB0yy
元をただせば、国内に多数の米軍基地を抱えていて、この国が半ば占領状態にあり続けているのがおかしいというところに問題の原点があるのじゃないだろうか。 その米軍の基地の70パーセントが、広くもない沖縄に集中しているから、それをなんとかしたいということだろう。 冷戦という時代には米軍の基地の存在も意味があった事は認めるとしても、ソ連という北方からの脅威が消滅した時点で米軍の基地を減らして欲しいというのは当然の望みだった筈である。 かつての細川政権が有事駐留という要求をアメリカにしたことは、その当然の国民の希望に沿ったものだった。 現在の日本はどんな情況にあるのだろうか。 ソ連が消滅して北方から攻撃される危険は殆どなくなっている。 代わりに中国が経済的に大発展しているから、その軍備が冷戦時代よりも近代化され強化されているのは事実であろう。 しかしその中国の軍事力が、日本を攻撃し侵略してくる可能性があるかといえば、その可能性はそれほど大きなものとは考え難い。 確かに中国軍は、特にその陸軍において巨大な戦力を持っている。 もし日本を軍事的に攻撃しようとするのであれば、その陸軍が海を渡って上陸作戦を展開しなければならないが、その為の海軍力について考えてみれば、まだそれを可能にする戦力になっているとは思えない。 まして日本と中国は、経済関係においては密接に連携していて、互いに相手を必要とする関係にあることは確かである。 対立する点があるとしても、それが戦争という方法に訴えねばならないものだとは到底思えない。 中国とアメリカとの関係だって、全く同じことであろう。 沖縄の米軍の存在は、この情況において必要なものではないことは、誰にも解っていることである。 アメリカが台湾を防衛したいという意欲を持っていたとしても、直接軍事行動を起こすことはありえないだろうし、中国も直ちに台湾に軍を送る意図は示していない。 このことを考えれば、アメリカ軍の日本、特に沖縄に駐留し続けている理由が、日本を中国からの攻撃から守るということではなく、日本を占領していたいという理由以外には見当たらないことを示している。 日本を占領しているのは軍隊だけではなく、アメリカの情報組織も自由に活動していて、日本の官僚や大企業・マスコミ、それに自民党を始めとする日本の政党を手先として組織していて協力させているが、その目的は主にアメリカの経済的利益、それもアメリカ人の一部の人たちの権益を守るためということになる。 去年の八月の選挙で民主党が勝利を収めたということは、このアメリカによる日本支配に対して、日本人が始めて見せた反抗である。 特に小沢幹事長(当時は民主党代表だった)が、ゲーツ国防長官やクリントン国務長官、それにキッシンジャー氏に対して、日本の安全保障は一義的に日本人自身が自国を守るのが先決であり、アメリカがどうしても必要であるというのであれば、第七艦隊だけいればよいと主張したことは、まさに正論であったと思う。 この小沢発言をきっかけにして、日本のマスコミと検察による猛烈な小沢攻撃が行われたことは明白である。 衆議院選挙を前にして小沢氏は党の代表を鳩山氏譲らざるを得なかったが、結果として八月の選挙で民主党が地すべり的な処理を得たことは、国民が小沢氏の主張をよしとしたことを示している。 国民は鳩山氏が首相となり、小沢氏の同志としてアメリカ追従から脱却を目指すと信じた。 残念ながら、鳩山氏はこの国民の期待に反して沖縄の基地問題でアメリカの要求に屈してしまった。 このことが現在の情況である。 

長くなったかもしれないが、元からのことを確認しておかなければ、なぜ鳩山首相が退陣しなければならないのかが、いささか不明瞭になっているような気がするからである。 沖縄の基地問題だけが政治ではないことは当たり前のことで、過去の自民党政治よりはましであるという主張も当然である。 しかし沖縄問題での首相の言動が、国民が期待したことに対する裏切りであることは、ほかの事はさておいても許されるものではない。 官僚に牛耳られた前原・岡田・北沢大臣達の行動が国民の期待に背いたといってみても、それらの閣僚を自ら選んだ鳩山首相の責任がなくなるわけではない。 今回与党として協力関係にあった社民党を切り捨ててしまったことは、まさに致命的なエラーであって、取り返しのつかないものであろう。 小沢幹事長が辞任を勧告したのは、ある意味では自ら窮地にたった鳩山首相に対する好意的な配慮だろう。 それをも排除して拒否したというのなら、議員総会において辞任勧告することになるのも止むを得ない。 議員総会での辞任要求をも拒絶するというのであれば、鳩山首相に残される道は無謀な解散総選挙しかあるまい。 それでは民主党の分裂という結果を招くことになり、政治的には大混乱を引き起こすことにしかならない。 冷静な判断を求めるなら、自発的な辞任表明という以外に道はないと思う。 N.T


02. 2010年6月02日 09:23:49: csvMbkioJM
>冷静な判断を求めるなら、自発的な辞任表明という以外に道はないと思う。 N.T

N.T様に同意同感。

鳩山総理は総理なりに努力をされてきたと思うが、結果的に官僚と米国に負けた。
やはり辞任したほうがいいだろう。理由は2つ。
一つは国民への約束を果たせなかった。
もう一つは、官僚・米国に負けた以上、今後の交渉は甘く見られてしまい、タフな交渉はもうできないだろう。
これは国民の不幸だ。
http://twitter.com/asamimasasi/status/15085542746

辞任しないと必ず参議院選に負ける。
選挙後、それでも総理が辞任しなければどうなるか。民主党党首選で負ける。
そうなったとき、鳩山総理に残るものは何であろうか。
不名誉、無念、後悔だけであろう。そして国民に残るものは不幸の二文字。
http://twitter.com/asamimasasi/status/15177696945


03. Samurai 2010年6月02日 09:58:32: wokmPW08.LJiQ: lkSeoLU1Rs
N.T様のお話はごもっともだと思います。

N.T様、あるいは阿修羅住人様の様な認識に、日本国民の多くが触れているとすれば、鳩山総理の致命的なエラーも、その背後関係も知り得、主権者の権利を行使できると思います。

しかし、連日連夜のネガティブキャンペーンにドブ漬けにされている国民には、総理の進退・閣僚人事と、民主党・連立与党の評価を切り離して考える事は不可能と思われます。

おそらく、政治主導を一人で背をっている様に見える亀井静香氏が率いる国民新党の評価も然程高まる事は無いと思います。

執行部以外の民主党議員のブログを見ても、保身ともとれる文言が多くみられ、果たして、無血革命を成し遂げた大きな意義を理解しているのかと疑問に思います。

残念ながら、民主党議員でさえです。

両院議員総会で鳩山総理が辞意を表明するとの事ですが、今後民主党内は国民世論に大きく揺さぶられる者と国を動かす者とに大きく分かれる事になると思います。


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