http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/478.html
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本日(6月1日)の参議院・外交防衛委員会で喜納昌吉議員が質問に立ちました。
岡田大臣には「閣僚の辞任によって危機を乗り越える必要がある」と迫り、平野官房長官には官房機密費の公開を迫り(平野官房長官、名護市長選での疑惑質問を「わが党の議員とは思われない質問」と切り捨て、官房機密費(官房褒賞費)の公開は相手様のあることと逃げる(←警察の裏金と同じ逃げ口上))さらに岡田大臣に日米地位協定について迫りました。
最後に「総理大臣と外務大臣と平野官房長官と、大臣がどちらが偉いのか分からなくなる。今後も総理が輝くように持っていくためには、党と政府をしっかりまとめて、コミュニケーションを一つにしてやっていけば。今のままでは自公政権よりも低下のようにみえて、どうしようもないんですね。ですから一つ自公政権に勝るような光を、輝きを出して欲しいと思いますので、よろしくお願いします」と締めました。
冷たい拍手でしたが、PCの前で喝采を送ってしまいました。
動画は参議院インターネット審議中継(http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php)で、会議名:外交防衛委員会、開会日:2010年6月1日、発言者:喜納昌吉で検索されるとごらんになれます(該当箇所は9:40〜29:25あたり)。
これだけだと唐突に感じるところがあるのですが、丁度5月26日に行われた喜納昌吉氏のトークライブがザ・ジャーナルにアップされました。
【録画放送中】川村昌代×横田由美子×喜納昌吉:沖縄基地移設問題と官邸の裏側
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/05/post_579.html
より。
喜納昌吉トークライブ2010@六本木
http://www.youtube.com/watch?v=mTf5Q9dyCIw&feature=player_embedded#at=93
ぜひご覧ください(長くなりますが、最後の挨拶を除く、9:05まで書き起こしました)。
おまけ:最近の阿修羅で、喜納昌吉氏関連の投稿は誹謗がひどく荒れるなあと思っているのですが、まさか機密費が使われてたりしないですよね???
《以下書き起こし》
(横田)今晩は、ルポライターの横田由美子と申します。
(川村)今晩は週刊朝日の記者の川村と申します。世の中で鳩山総理のことを最後まで信じていたのは週刊朝日だったんじゃないかと。今週の編集会議で編集長が言いました。「まずいと言うより、これはきついよなー」。編集部員全員で言葉を失い、30秒ぐらい沈黙が続いたという・・・。
(喜納)あの時丁度沖縄が島津にね、まあ薩摩によって侵略された400年と言う節目に鳩山政権が出来上がったんですよね。だからその、歴史的政権交代といわれてるんですけど、その歴史の中に沖縄の歴史は含まれているか、ということ。我々は含まれていることを期待している。従って、鳩山政権、まあ鳩山さんがね、「最低でも県外」ということを言ってくれて、実現するものと思っていましたよね。まあそこに朝日さんも同じ思いだったと思うんですけど、沈黙の30秒間だったわけですけども・・・。
<基地移設問題迷走の原因>
(喜納)そこに来るまでには、鳩山総理と平野官房長官とお会いしてですよね、官邸でね。まあ彼らの悩んでいるみたいですね。秘書官である佐野さんがいるでしょ、佐野さんとか北澤防衛大臣もね。この原因を作ったあの岡田というんだよね。元々というのは、クリントンと岡田が沖縄基地問題を検証しましょうと出発したわけだよね。そこにキャンベルがきて、国務省のね、キャンベルが来て検証委員会を立ち上げましょうと言ったんですよね。それで鳩山さんは「これはいける」と思ったんでしょうね。そして調子に乗った岡田さんがね、5千億のお金を出しちゃったわけね。そして、アフガン、パキスタン、普天間をパッケージで解決すると言ったんだよ。
(横田)もうなんか遠い昔のことのようですよね。
(喜納)それがゲーツが来て、そんなパッケージじゃいけんよ(?)ブラホフが来たのみんな覚えてますでしょ?そうしたら、これを逃げて、自分の立場がなくなっちゃうから。そこでキャンベルと岡田と下地幹郎が電話をしてね、嘉手納統合案にしないと言う形で、嘉手納統合案に彼が引き込まれていく。それから基地のたらいまわしが起きてきて、今日のね。あの、まあ辺野古案に戻ってしまったという経緯があるんですよね。だから要は岡田のね・・・まあ僕の秘書も岡田なんですけどもね。
<米国の思惑>
(川村)アメリカの外交問題評議会の研究員の方なんかの方がかえって、今こそもう一度日本に米軍が駐留する意味を、理由を説明すべきなんじゃないか、みたいなお話をされる方が、アメリカ人の方が
割れてきてるんだ。
(川村)ええ、みたいなんですが、その辺どういう誰の本音なのか?
(喜納)ここはね、だからよくさめなくちゃいけないと思うんですが、特に日本全体がさめなくちゃいけないと思うんですが、あのー、僕たまにね、このことを追いかけていくとね、普天間基地を沖縄から一番出したいのは、沖縄県民よりも、アメリカじゃないと思うときがあるんだよね。
(横田)それはなんかね、なんとなく分かります。
(喜納)だから今のようなお話が出てくるんですよね。この時期は減っちゃったけどね。ということは、急に辺野古を自衛隊と米軍が共同使用するという方法が顔に出てきたでしょ?だって自衛隊の顔が出てきた。この与那国から鹿児島までね、この安全保障地帯全部埋めて、自衛隊にシフトしたいんではないか
(川村)だから駐留する意味をもう一回考えたいと言う。
アメリカは逃げたいんだよね、沖縄から。
(横田)でも自衛隊の位置づけと言うのはまだまだ曖昧なわけじゃないですか。じゃあ憲法改正するのかとか、日本は自主憲法もう一回持つのかとか、そんなところまで話が行っちゃうと思うんですよね。
(喜納)まあ、なるべくアメリカとしてはね、自主憲法、まあ憲法改正させて、自衛隊が軍隊としてなってね、自分から率先してね、戦争のできるような、あれは防衛と言う言葉を使うんだけどもね、戦争ができるような方向に持って行きたいんじゃないでしょうかね。そういう意味じゃあ改憲があると見ている、アメリカ側ではね。それじゃあ、どこが抑止力のね、(?)ということを考えるわけでしょ?
<名護市長選と官邸の関係>
(川村)官邸機密費って、いくらくらい、どうやって使ったんですかね、この問題。
(喜納)まあ官邸機密費がどのように使われたか分からないんですけども、ただ言えることは、許せないことが一つあるんですよね。これは(?)の例じゃないんですけども、この前の名護の市長選挙があったでしょ、まあ僅差で勝って、(?5:00)。結局私は民主党でしょ。民主党が彼を支持して、彼が勝てば、基地が鳩山総理が仰るとおり最低でも県外と言うことが実現させようとして、彼は、私たちは選挙をした訳ね。そのなんと、この民主党の官邸が、いわば平野官房長官の流れなんでしょうけどもね、沖縄の総合事務局というのがあるんですけどもね、そこを通じて実際は業界を締め付けた。締め付けたと言うよりも、お金を出さなかった、官房機密費をね、官房機密費から。
なんとそのお金は、自民党を応援するために使ったって言う。
(一同)えーっ!!
(喜納)信じられないでしょ?
(横田)でもすごく納得できますね。あの時に負けて欲しかったみたいですね、官邸としては。
(川村)そうなんですか?そうなんですか?
(喜納)まあそういう噂が未だかつて消えないと言うことはかなりリアリティーがあるんでしょ。だから官房長官は斟酌に値しない、と言う言葉を使っちゃったんでしょう。実際は官邸に島袋元市長呼んで叱ったらしい、何で負けたのかと叱ったらしい。だから前は、(?)大臣とかね、(?)だってね、現市長の頭越しに会って、何の予算だった?感謝の予算を出すと言ってるでしょ。考えられる?現市長を無視して。こんな、ある意味、沖縄は日本ではないと言う、正に植民地扱いをね、今の閣僚はやっているという。そこに官房機密費が使われているとしたら大変なことでしょ、皆さん。
民主党政権に変わったんだから、鳩山さんが官邸から出てきて目覚めると言うことが大事ではないでしょうかね。
(川村)でも有権者は目覚めさせていただいてるって感じがすごくしますよね。この鳩山政権に変わったことで。
<検察の暴走とメディア>
(喜納)それはマスコミのせいもあるよ。虚偽記載でね、あんだけいじめて弱くなってね。それは悪魔が潜りこむよ。はりきってね。そう思いません?僕はそこに全て決着すると思うよ。日本は民主主義といわれてるけど、実際は民主主義ではない。三権分立が確立されていると言うけどね、三権分立なんてない。日本には。なぜならば一番法律を預けられた検察と言う組織が、執行権もらってるでしょ。じゃあこの検察が暴走したときに、誰がそこに歯止め止めるんですか?誰も止める機関がないじゃないですか。そこに民主主義の欠陥があるんだよ、ね。今回の小沢さんに対する猛烈なマスコミの叩き、ね、それから鳩山さん叩くということは、この辺のねえ、既得権というのかな、そのアメリカに侵略された後に、アメリカに侵略された旧軍閥・財閥・閨閥があるでしょ、その中で一つうまく巧妙にね、日米同盟の中に隠れてそういうシステムを温存させた可能性がありますね。だからそれを変えることができるかできないかをやってるはずなんだよね、今はね。
<喜納昌吉の沖縄独立論>
(川村)喜納さんが大統領になる。
(喜納)いやいや大統領になるってそういう発想。その独立って言うものは、過去に独立しちゃだめですよ、はっきり言ってね。未来に対して独立しちゃいけないと。もう国そのものが利権を集めるための装置になっていますから、それが地球を破壊しているでしょ。だから国境主義から独立していくという考え方。ね。あのグローバリストが考えているような独立ではなくてね。本当に地球とともに生きるという。ね。そういう独立がありますね。だから沖縄をそこへ使えばいいじゃないですか、日本がね。正に日本が沖縄をうまくしたててね、世界にプレゼントするのよ。日本が持っている知性なり、技術なりをね、沖縄を雛形にして投げるべきですよね。
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