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マドモアゼル・愛
2010年05月23日(SUN)
■ 多忙と過労
オークスのショックでもあるまいが、なんだかお疲れモード。本当に大したことなどしてないのに時間が足りない。まずはこうした意識を変えないとだめだと思う。自己改革が不得手な固定星座が多い生まれなので自分を変えることが難しい。いきなり固定星座といわれてもなんのことかわからないと思うが、生まれたときの星の配置に固定星座にある星が多かった、、、ということです。固定星座が多いとぶれない、、、という面は強いかもしれないが、イノベーションが苦手かも。考えてみれば、数十年前から考えていた世界観も、人生観も、生活感も確かにほとんど変わっていないことに気付く。
多忙や過労というのは、自分を売り物にするためである。本当に利口な人は決してそうしない。自分を売り物にするというのは、どんなに給料をもらってたとしても一種の奴隷と同じことになる。自分の価値に気付くためには、実は、何もできない、、何も役にたたない、、という生き方をすると、かえって自分の価値がわかってくる。自己実現はそこから始まると言ってもいいと思う。
ちょっとお風呂などに入って自分が一番したいことを気楽に考えるといいと思う。その際に、何かのためとか、だれかのためとか、そういう一切の目的意識を捨てて考えるのがポイントだ。何の役にもたたないかもしれないし、だれのためにもならないかもしれないけど、、、そうだ、こういうことがやりたいな、、、、というものが、実は自己実現である。
地球人のほとんどがこうした、だれの役にも立たず、何の役にもたたないかもしれないが、やりたいことをやったとしたら、本当のユートピアが来る。無理のない人の群れは自分の幸福のために他者を犠牲にすることなど考えもつかないのでそうなる。これまでの時代は自分を売り物にし、高く売りつけようとして、つまらぬ競争を繰り広げ、そのためにはずるいほうが有利となり、結局はだれのためにもならない社会を形成した。なので、多忙と過労は罪に対する罰と同じことなのだ。私もまずはその部分の自己改革を始めねばならない。
しかし、世の中の動きが変わってきている。一見何も変わってないように思う人もいるかもしれないが、嘘がだんだんと通用しなくなっている。
口蹄疫の事件の流れや全体像を見て、府に落ちない人が多いと思う。何かおかしい、事実がわからない、、、という気持ちが、だれにでもあると思う。また、天安の魚雷事件の犯人が北であるという合同結果が出て、はっきりした証拠があると発表。そしてそのはっきりした証拠が何だったと思ったが、なんと手書きのマジックみたいものでかかれたハングル文字。そんなのありなの、、、どっかの子供がいたずらしたかもしれないよ。そんなことで本当に戦争を始めて、やっぱり近所の子供のいたずらでした、、、なんてことになったらどうするの。その間にすでに何百万人も死んじゃうんでしょう。そんなことはもう許される時代じゃないはず。
検察の裏金問題もはっきりしたにも関わらずマスコミは語ろうとしないし、追及はおろか知らん顔。
あんなに民主党のことは批判するのに、なぜ、、とだれもが思う。内閣官房費がマスコミに流れていた問題も大問題ではないのかしら。マスコミが騒がないから大問題ではないのかな。
面白いのは、後藤組の組長の怒りの発言で、自分を証人喚問してもいいぞとの出来事もあったが、マスコミはあまり取り上げない。
マスコミはどういう記事を取り上げて、どういう記事を取り上げないかが、だんだんとわかってきてしまう。ここに来て急にそういう問題が出てきている。おそらく参議院選挙を睨んだ民主党の反撃という側面もあるとは思うものの、反撃して当然でしょう。これまでさんざんあることないこと書かれてきたのだから。
これでテレビが同時に南極もみられるパソコンが登場したりしたら、というか、必ずそうなるのですが、だれもマスコミなど見なくなる日ももしかしたら近い。
情報拡散はこれまでと異なる歩みを見せることになるので、国民総薄知化によるマスコミ主導の時代リードはできなくなる。国民をマスコミで馬鹿にしておけば、あとは少数の者だけで国を乗っ取ることができるわけで、実際にこの国は少数の利権集団に乗っ取られてきた。だからこれだけ働いても生活は厳しくなった。
スペインの民衆の多くは、何が本当の敵だったかをすでに理解する段階に至っているし、アメリカで数多くの強制収容所が作られているのも、アメリカ人が本当の敵がなにであったかを理解しはじめている動きに即応してのものだろう。
事実は小説より奇なりで、事実を知らせないというやり方がマスコミの仕事だった。
先の報道番組では三井環氏を取り上げたが、きちんと話しを聞くと、罪などない。住んでいないマンションに住民票を移していた、、、という罪だか何だかわからないが、それで懲役1年以上の刑になった。腰縄をつけられて出廷する姿を見せられたら、なんだか重大犯罪人だとだれでも思ってしまうが、住んでいないところに住民票があたっということ。引っ越しなどで住民票が先に先方の新しい家のものになるというのは、よくある話しで、なんで懲役刑になり、腰縄で縛られるのか、よくわからない。
裁判官はどういうつもりだったのだろう。
当時の森山法務大臣はかつてない重大な犯罪で、、、と発言して後押ししたが、どこがかつてない重大な犯罪なのか、よくわからない。
もう一度きちんと尋ねてみたほうがいいと思う。
司法の自殺。それをやると実は非常に高くつく。だれも警察や裁判を信じなくなるためだ。
しかし何度も言うように、検察にも警察にも裁判官にも、まともな人は多くいる。
マスコミにももちろんいる。この十年、比較的にそういう人たちは冷や飯を食わされていたことだろうが、ここは奮起してもらいたい。
結局、最後はまともな人間の義憤が世の中を変えるのだ。
最後までずるがしこい歯車の中で動かされ、捨てられるよりも、人間として生きてやろう、、、と思うまともな人が検察に、マスコミに、自民党議員にも、公団にも、官僚にもいる。みなさんの義憤の思いが日本を変える大きな力になるときが来ている。
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