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辻元副大臣泣く泣く辞表 前原大臣引き留め工作失敗の顛末
【政治・経済】
2010年5月31日 掲載
何をやっても中途半端
またしても前原国交相のもくろみは大ハズレ。姑息な小細工は通用しなかった。
連立離脱に伴って、社民党の辻元清美議員が国交副大臣を辞任。30日に電話で辞意を伝え、前原国交相も了承したという。31日正式に辞表を提出した。
だが、ここに至るまでは、ひと悶着あったようだ。前原は、鳩山首相が福島大臣を罷免した直後から、「辻元副大臣には残って欲しい」と発言してはばからなかった。辻元に対しても“残留”を説得していたという。
「関西人同士でウマが合うらしく、関係は良好。辻元氏も本音では民主党に合流したかったし、前原大臣にしてみれば、マスコミ受けして発信力がある辻元氏を自分のグループに引き入れたい。両者の利害が一致していたのです。辻元氏が無所属議員として副大臣にとどまり、頃合いを見て民主党入りという絵を描いていたようです」(永田町事情通)
辻元は、昨年の総選挙直後に社民党国対委員長に就任することが決まっていたが、これを蹴って政府入りした経緯がある。
国交省の副大臣は2人。辻元が旧運輸省、馬淵澄夫副大臣が旧建設省の事案を分担していた。辻元が関わってきたのは、JAL再建や祝日分散化などだ。
「重要案件を途中で放り出せないことを大義名分にできるので、社民党を離党するには絶好の機会でした。そこで前原大臣は、辻元氏が党の政権離脱問題に巻き込まれないように、26日からの海外出張を命じ、日本を離れさせた。けれども2人の動きはミエミエで、社民党側が機先を制して、辻元氏の辞任を既成事実化。辻元氏はマスコミからも逃げ回っていましたが、外堀を埋められ、動きを封じ込められて観念したようです」(前出の永田町事情通)
辞意を表明した辻元は心底、残念そうだった。今後は党務に専心せざるを得ないだろう。
「こうなると、離党は難しい。『裏切り者』とか『政権にしがみついた』と中傷されて、評判を落とすだけですから。ただ、辻元氏に限らず、民主党に合流したいと考えている社民党議員は少なくない。参院選後には動きがあるかもしれませんよ」(政治評論家・有馬晴海氏)
しかし、参院選が終わり、小鳩体制が固まれば、前原大臣の方が閑職に追いやられているかもしれない。
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