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テレビカメラあるところに進次郎あり
小沢追求「政倫審」にも投入だってさ
自民党は、弱冠29歳の“ヒヨッコ議員”のパフォーマンスに党の命運を託したようだ。小泉進次郎が、郵政見直し法案の審議でモメている衆院総務委員会の委員に急きょ、起用された。
郵政法案を巡っては、民主党の小沢幹事長が全国特定郵便局長会に今国会での成立を約束。与党はきょう(28日)にも委員会を通過させ、強行採決も辞さない構えだ。進次郎の父親は言うまでもなく、郵政民営化をひたすら進めた張本人。自民党は「因縁の対決」を演出し、国民に採決時の混乱を印象づける魂胆で、「(進次郎が)郵政法案の審議にいればテレビ映えする」(自民党幹部)と言うからロコツだ。
「進次郎は、12日の衆院内閣委での国家公務員法改正案の採決時にも『なぜ今なのか』『委員長、絶対おかしい!』と、猛抗議。なぜか、最前列のド真ん中に居座った進次郎氏の様子を、メディアは大きく取り上げ、有権者の評判も上々でした。これに味をしめた党執行部はことあるごとに、進次郎氏を前面に出し、党勢回復の“客寄せパンダ”にしようと躍起です」(自民党関係者)
オヤジ譲りのパフォーマンスで、進次郎も執行部の期待に応える。現在、総務委を含め、5つの委員会(内閣、安全保障、議員運営、政治倫理審査会)の委員を兼務。きょうも安保委で質問に立ち、普天間問題で政府を追及、その足で総務委に出席と大忙し、強行採決になれば、再びテレビ映りを意識しながら、抗議の声を荒げるハラだ。「開催が微妙な小沢幹事長の政倫審でも、進次郎が質問に立つ予定です。“総理にしたい男”だった舛添前厚労相の離党後、自民党には全国区の人気者が彼しかいません。国会閉会後もフル回転し、参院選の応援演説で全国各地に駆り出して、メディアの露出度アップを図ります」(前出の関係者)
軽薄な進次郎を追いかけるほど、自民党の思うツボ。ますますミーハーな有権者を増やすだけだ。小泉家が代替わりしても、メディアは“狂乱政治”の頃から少しも変わらない。
(日刊ゲンダイ 2010/05/28 掲載)
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◆郵政改革法案:与党、衆院委で強行採決 (⇒2010/05/28 毎日新聞)
【小泉改革】
<ひとことで言えば、強者に優しい政治。強者をますます強くさせ、国力を高めようとした改革だった。>
<地方の郵便局を無駄だと廃止し、社会保障の伸び率に天井をかけ、弱者へのケアをないがしろにしたまま、競争原理を煽った。道路公団を民営化し、生活関連の社会資本にも競争原理を導入した。弱者は打ちのめされ、地方は疲弊し、一部の大企業の財務状況が好転しただけで改革は終わった。>(05/28の記事より)
進次郎よ。民主党批判も結構だが、オヤジの政策は正しかったかどうか、考えたことはあるか!
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